僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

最後は「上野洋食 遠山」のディナーで締めてみた【Mさんとの新宿デート最終回】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんとランチ、アロマキャンドル作り、ゴッホ展、そして「LA COCOLICO」でコーヒーを飲みました。飲み終わった後、一緒に「上野洋食 遠山」で夕食を食べたのでした。

「LA COCOLICO」でMさんと、次のデート場所についての話をしました。「バンクシー好き?」と聞かれ、「え!好き!」と答えました。現在、品川の寺田倉庫で「バンクシーって誰?」展が開催されているようです。

「したら、行こう。品川で良さそうなところわかる?」「いや、全く。周りはなにもなさそうだけどね。」私はそう答え、「他に行く場所ないなら東洋文庫ミュージアム行きたい」と付け加えました。実は上野に向かう途中、「こんな凄そうな図書館見つけたんだ」とMさんが画像を見せてくれたのです。

東洋文庫ミュージアムはこんな感じの場所です。インスタ映えする図書館のようです。


そしてバンクシー東洋文庫ミュージアムの両方に行くことに決まり、そろそろ夕食の予約時間になるので店を出ました。

そして同じさくらテラスにある「上野洋食 遠山」へ向かいました。

ueno-tooyama.jp


いつもお店はMさんが予約を入れてくれていたのですが、今回は私が予約してみました。上野公園内にあるので美術館からアクセスが良さそうだったのと、店名からして凄そうだったのでここに決めました。

テーブルとテーブルの間隔が広く取られ、コロナ対策として透明な仕切りが置いてありました。仕切りはテーブルの真ん中でなく、他のお客さんがいる右手に置かれていました。おかげで仕切りで話が遮られてしまうことはありません。荷物置きも1人1つあり、快適です。周りも騒がしくなく、ゆっくり話せました。

中に入り、早速席に座ってメニューを広げました。Mさんが、「3,000円ならコースにしようかな」と言ったので、私もコースで頼むことにしました。コースだとサラダ、スープ、パンとメイン1品が選べます。私はメイン料理はハンバーグ、Mさんはカツを頼みました。

待っている間Mさんが「良いところ選んだね。美術館から近いし、雰囲気良いし」と言ってくれました。本心であってほしい。

頼むと、早速サラダが出てきました。

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にんじんのマリネと、サーモンと、あとレタス、見ての通りタマゴと生ハムが乗ったサラダが出てきました。出してくれるとき、お姉さんがサラダの説明をしてくれました。高級レストランっぽいよね。味はもちろん美味しいです。ひとつひとつ丁寧に作られている感じがしました。マリネも、普通のサラダも両方少しずつ食べれて良かったです。

「やばい。美味しいね。」と言っている間に、あっという間にサラダを完食しました。

すると次にスープが出てきました。今度は持ってきてくれたお兄さんが「コンソメスープの下に茶碗蒸しが入ってます」と説明してくれました。

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見た目は普通のコンソメスープです。でもスプーンですくってみると確かに茶碗蒸しが入っていました。コンソメスープは濃いめに味付けされているので茶碗蒸しが入っていても全然スープとして物足りないとは思いませんでした。変わってますよね。

そして、「パンのお客様」と言われ、パンが運ばれてきました。Mさんにはその後ライスが運ばれてきました。

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このパン、めっちゃ美味しかったです。味わって食べていると、Mさんに笑いながら「随分美味しそうに食べるね」と言われました。Mさんは、ばかだなあ、でも好きだから仕方ないか、と言いたげな笑みを浮かべていました。

その表情を見て、実家にいたときのことを思い出しました。母と弟に、「美味しいっていったときの顔がバカ」と言われ3人で笑いながら食事をしていたのです。
きっと、家族といるときの抜けた表情をしていたのでしょう。
いけない、いけない。ももこ、しっかり。最後まで気を抜いちゃだめ。
私は自分に言い聞かせました。

そしてパンを食べているとメインのハンバーグが来ました。

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「凄く丁寧にこねられたハンバーグ」って感じの味がします。全体的に上品な味なんですよね。ちなみに上のマッシュポテトは普通のジャガイモの味がしました。アメリカのマッシュポテトのようなバターがたっぷり入ったタイプではありません。恐らく、主役のハンバーグを邪魔しない付け合わせとして載せられているのでしょう。

食べながら、Mさんと世間話をしました。Mさんの昔西荻窪岩盤浴を済ませた後男6人で飲み明かした話、錦糸町のお風呂屋さんの話などをしてくれました。

前回のMさんは、男性としてかなりアピールしてきた感じがしました。でも今回は友人のような距離感で接してくれました。なのでとても話しやすかったし、今回は前回のデートほど思い悩むことはありませんでした。距離感を調整してくれたのか、自然とそうなったのかは分かりません。でも私はそっちの方が自然体でいられたので助かりました。

食べ終わった後、トイレに行っている間にいつの間にか会計が済まされていました。

スタスタと店を出ようとするMさんに驚きを隠せないでいると、「いいから、いいから」と言ってくれました。「えっと…でも…本当にだすつもりだったんだけど…」と財布を手に持ったまま言ってみましたが、「したら次出してくれればいいから」と言われてしまいました。

そこまで言って私は諦め、「ごちそうさまです!」と言いました。

そして上野駅の改札までMさんが送ってくれました。

別れ際、「ももさん。俺、頑張るから」と言われました。頑張るって、男性として見てもらえるように頑張るってことかな?そう思い、「うん!」とだけ言いました(笑)。

Mさんは、これって脈アリだよねっていう行動を順番にこなしていくんですよね。
これがずっと続くなら、いいのだけど。


そう思いながら、Mさんに背を向け駅の改札を通ったのでした。

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見えないものを見ようとして、私は彼の顔を覗き込んだ【Mさんとの新宿デート④】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと新宿デートをしてきました。ランチ、アロマキャンドル作り、ゴッホ展を見に行きました。その後、上野のアメ横を少しぶらぶらして、カフェで休憩することにしました。

閉館時間が迫り、駆け足で「ゴッホ展」を見ました。
出たところにあるショップもかなり人がごった返しています。おそらく今からでは閉館時間までには買い終わらないでしょう。でもせっかくだから見るだけ見ようか。黙って見ていると、Mさんが「なにか買う?」と聞いてくれました。でも「すごい人だし、閉まっちゃうみたいだからいいや」と伝え、そのまま美術館を出ました。

出てからエスカレーターで上がる途中、Mさんに「めっちゃよかったよね。最後のプロヴァンスの田舎道、違ったよね」と聞いてみました。Mさんは「そうだね。俺水彩画しか見たことなかったけれど、油絵ってあんなに凄いんだね」と感想を教えてくれました。

しばらく歩き、「夕食の予約時間までまだあるけれど、これからどうする?」と聞かれました。「どうしよっかー…」と言い、考えてみましたが全く思いつきません。考えようとしていない、が正解です。


Mさんが、「昔アメ横に行ったときのケバブ屋さんがまだいるか確認したいんだよね」と言いました。

デートの前LINEでMさんはそのケバブ屋の話をしていました。アメ横にはキャッチのおもしろいケバブ屋さんがいるとのことでした。「ケバブを買ったことはなかったけれど、あの上野に毒されたケバブ屋さんが潰れてしまっていると思うと悲しいかも。」そう言っていました。

それを思い出した私は「それは行くしかないね!」と言い、アメ横へ向かいました。

アメ横を少し歩き、無事にケバブ屋さんを2件見つけることができました。そのうちの1件の近くに、キャッチの外国人の男性が立っていました。Mさんと一緒に近づくと「ケバブ食べて行かない?」と声を掛けられました。目的達成。クエストクリアです。


Mさんは「いや、これからご飯なので大丈夫です」と断っていました。キャッチの男性は、私の方にちらりと目線を向けた後「頑張ってね」と言いながらMさんの肩に手を置きました。

Mさんは恥ずかしそうにしていました。あまりこういうことを言われ慣れていないようです。私も、心の中で「Mさん、頑張れ」と応援しておきました。こんな上から目線で大丈夫かな。

エストクリアしたので上野公園の方に戻ることにしました。夕食を食べることになっていた上野テラスに向かいました。Mさんが、「予約時間まであと30分くらいあるからコーヒーでも飲もうか」と言ってくれました。Mさんは何の理由もなくデートにはオシャレなカフェに行くべきだと思っている男性なのだと思っていました。でも今思えば私が途中で疲れたときに入れるようにいろいろ調べていてくれたのだと思います。

さくらテラスの中に、「LA COCOLICO」というイタリアンのお店がありました。

 

www.la-cocorico.jp


今回の夕食のお店を探す際に見たお店でした。少しレトロな雰囲気だったので、Mさんが好きそうだと思っていました。でも最終的に今回予約した店と迷い、結局辞めてしまったのです。

それを言うと、「せっかくだから入ってみる?雰囲気だけでも味わおう」と言ってくれました。

中は、サイトの写真通りレトロな雰囲気です。でも、テーブルとイスが結構大きいので、少しファミレスに近い雰囲気かもしれません。4人掛けのテーブルに通され、2人で座りました。「ロティサリーチキン」が有名みたいです。店内の赤いシートも相まって、クリスマスにチキンを食べにきたくなるようなお店でした。

今回はカフェ利用なので、2人でアイスコーヒーを注文しました。

カフェ利用の時間が終わってしまっていたのでしょう、お通しでパンが出されました。

パンとコーヒーを飲みながら、Mさんに「今回一番好きだった絵ある?」と来てみました。

デート前、もう少しMさんのことを知る必要があると思っていました。さすがに1回会っただけで交際したいと思えるかまでは判断できなかったからです。

悩んだ末に、自分のプロフィール文章に書かれた「こんな異性と出会いたい」という項目を見返しました。読んで少し考えて、

感じたことをきちんと言葉にできる男性と出会いたい。前回出会った男性のように「されて嫌なこと」を伝えてくれない男性は嫌だ。と思いました。なので今回のデートでMさんが私の理想とする、「感じていることをしっかり言葉にできる男性」なのか確かめようと思っていました。

そう思って、Mさんが考えていることを聞いてみました。この人は、どんな風に自分の考えを表現するんだろう。そんなことを考えながらMさんの返答を待ちました。

Mさんはゴッホの「ムーランド・ギャレットというパリの風車を描いた絵と、「サント=マリ=ド=ラ=メールの海景」という海の風景画が良かったと教えてくれました。
サント=マリ=ド=ラ=メールの海景は確かに綺麗だったなあ。でも、どうして風車の絵が良いと思ったんだろう?風車といえばオランダなのに。

どうして良いと思ったのか聞こうと思いましたが、Mさんはなんともいえない表情を浮かべて黙ってしまいました。

考え込んでいるようにも見えたので、「どうしたの?」と言いながら顔を覗き込みました。Mさんの表情から、何を考えているのか必死に想像しようとしました。普段はしないような表情です。頑張って考えてみましたが、全く分かりません。

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気分は天体観測

Mさんは横にずらしていた視線を戻し、「いや…たった一枚なのになんであんなに胸を打たれるんだろうって思って」と言いました。

単純に、どうしてゴッホの絵があんなに素晴らしいのか考えていたみたいです。本当かな?それにしては深刻そうな顔をしていたけれど。


たまに、真剣に悩んでそうな顔をするんですよね。深い意味がないことを祈ります。
聞いてみたはいいものの、なぜその絵を良いと思ったのかまでは雰囲気に押されて聞けませんでした。

今思えば、Mさんの感じていること全てを知る日は永遠にくるはずがありません。だって、私も、きっとMさん自身も「Mさんが感じていること全て」がなんなのか、正確に把握できていないからです。なので、おそらくどこまで言語化されているもなんてわかるはずがないのです。それに、本人が「これは伝えないでおこう」と本心を隠してしまえば、いくらでも隠せてしまいます。

どこまで嫌な部分を直そうと話し合ったとしても、言語化するには限界があるのでしょう。最終的な相性の良し悪しなんて、結局は神のみぞ知ることなのかもしれません。

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「ゴッホ展 響きあう魂 へレーネとフィンセント」が最高である3つの理由【絵の知識ありません】

せっかく涼しくなってきたから、どこかへお出かけしたい。芸術の秋を楽しみたい。

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秋といえば、芸術の秋

そんなあなたにおすすめしたい場所があります。

この秋、東京都美術館で開催されている「ゴッホ展」へ行くのはいかがですか?

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私は、デート場所を提案するため「ゴッホ展」にマッチングアプリで出会った男性を誘いました。しかし、デートそっちのけでゴッホ作品に見入ってしまいました。それくらい良かったです。(いいのか?)

今回のゴッホ展、凄いんですよ。なんといってもゴッホ作品がかなりの数展示してあります。さらに、何が書いてあるか全くわからない絵が無かったので、美術の知識が全くない人でも楽しめる展覧会だと感じました。言うまでもなく、かの有名な「プロヴァンスの田舎道」は絶対に見るべきです。

ゴッホ展が素晴らしいと思った理由を詳しく3つご紹介していきたいと思います。
ちなみに、私はまったく美術に詳しい人間ではありません。なので、一般的な26歳OLから見て凄いと思った理由になります。


館内は撮影禁止なのでもちろん写真は撮っていません。頑張って文章で良さを伝えて行こうと思います。
以下にゴッホ展の展示構成のURLを載せておきますね。少しですがネットで展示作品の写真が見れます。

gogh-2021.jp


ゴッホ作品が、多くて凄いから

かなりの数のゴッホ作品が展示されています。これは、ゴッホ展で配布されていた展示リストです。一部をピックアップしてみました。左の番号が作品番号です。

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(ほぼ)ぜ~んぶ、ゴッホね、ゴッホだらけでしょ?そう、全68作品中48作品がゴッホの作品です。前半の20点の中に、人物画で有名なルノワールの作品が1点、ステンドグラスの絵みたいなモンドリアンの作品1点などがありました。

さすが、「ゴッホ展」と名付けるだけあります。なぜこんなに多いかというと、この「ゴッホ展」は、世界一のゴッホ収集家、へレーネ・クレラー=ミュラーが集めた「クレラーミュラー美術館」から借りてきている作品たちだからです(一部ゴッホ美術館から借りてきているものもあります)。美術に明るい方ではありませんが、それでもゴッホ作品が余すことなくずらりと並んでいるのを見て圧巻されました。

美術展って、目玉の絵を描いた画家の生きた時代、流行っていた作風の紹介が大半を占めることが多い印象を抱いていました。美術展の種類によるのかもしれませんが。なので、目玉の画家の作品がこんなにずらりと並んでいるとは思わず、驚きました。

こんなたくさんのゴッホ作品に囲まれる機会なんて、もうないと思っています(笑)。
コロナで海外なんて行けたもんじゃないですし。もうこれだけで、行く価値があると思います。


②素描が上手すぎるので、ゴッホの絵に苦手意識がある人でも楽しめるから

とはいえ、「ゴッホの絵、落書きっぽくてあんま好きじゃない」と思っている方もいるでしょう。何を隠そう、私がそうでした。ロンドンナショナルギャラリー展で「ひまわり」をみたけれど、「なんか黄色い絵だなあ」という感想しか出てこなかったくらいです。正直に言ってしまうと「行っても、あんまり好きな絵が見つからないかもしれない」と不安に思っていた部分もありました。しかし、全くそんなことはありませんでした。

ゴッホ展」では、ゴッホの油絵の展示に行く前に、素描の展示が20作品くらいあります。

ゴッホが書いた白黒の素描は、光の当たり具合がかなり研究されており、かの有名な風景画たちより写真に近いと感じました。写真に近くはありますが、確かに人が描いたような温かみを感じさせるような絵です。でも何が書いてあるか分からないような絵ではないので、美術が苦手な人や、絵に詳しくない人でも楽しめると思いました。

素描は、風景画もありました。でも意外なことに人物画が多かったです。ゴッホは風景画の方が有名なイメージがあったので、「まあ、風景画には勝らないでしょ」と思って舐めてかかっていました。でも、人物画の素描も最高でした。

そこには、漁業や、農作を営む人々がたくさん描かれていました。裕福ではないけれど、日々懸命に働く姿。結局、世の中お金じゃないのかもしれません。「お金持ちでも、貧乏でも、どんな性格の人でも。懸命に、一心不乱に頑張っている姿って綺麗じゃない?」と左にゴッホが仁王立ちしながら言っているような気がしました。仁王立ちは冗談ですが、平凡な日々の中をこんなに美しく切り取れるゴッホの感性の素晴らしさには本当に感動しました。

その中でも、「祈り」という40代女性が座って祈っている素描が好きです。女性の顔には深い皺が刻み込まれていました。目の前で、静かな教会で、真剣に祈りを捧げている女性を目にしたような気持ちになりました。何かにすがりつきたくなるときって、あるよね。

プロヴァンスの田舎道が異彩を放っているから
私だって、こんなみんなが知っているようなこと書きたくないですよ。でも書かなきゃいけないと思ってしまうくらい、あの絵は凄い。

プロヴァンスの田舎道は、最後から二番目の位置に展示してありました。でも展示室に入ったときから、遠目に見てもこの絵だけ異彩を放っているように感じました。

もちろん絵の周りには人が固まっていました。必死に人と人の間から見てみると…

プロヴァンスの田舎道」には、真ん中に糸杉、左に満月のような丸い明かり、右に三日月が描かれていました。

糸杉の向こうに広がる夜空は、私が26年間見てきたどの夜空よりも澄んでいるように感じました。ネット、ポスターでみたプロヴァンスの田舎道より、断然美しく感じました。

ゴッホには、こんなに夜空が澄んで見えてたんだ。じゃあ、きたない物は、もっときたなく見えただろうな。お金に執着する人。生きている人間との離別。損得主義。ゴッホにとってのきたないものは、今の世にも、きっと昔の世の中にも溢れていたに違いない。どんなに目を逸らしても、逸らしきれなかっただろうな。だから、さぞかし生きるのが辛かっただろうな。

でも、どうして満月みたいな明かりと、三日月が一緒に描かれているんだろう。私はこの絵を見てからずっと考えていました。今思えば、あの満月は、「手に入れたかったけれど、手にいれられなかった未来」を表しているように感じました。満月が出てればよいのに、と思っていたけれど、三日月しか出ていなかった。実際に出ていた三日月と、出ていてほしかった満月を一緒に描くことで、「手に入らなかった明るい未来、どうやってももう手にすることのない未来」を表現しようとしたのかな、と思いました。

私にとっての「手に入れたかったけれど、もう手にすることのない儚い未来」。
それは、3年前別れた元カレSさんとの未来でした。私はゴッホの絵を通して、今を生きるSさんに思いを馳せたのでした。

という具合に、感傷に浸ることもできます。


これから「ゴッホ展」に行ってみようと思っている方は、事前にチケットを必ず購入してください。ちなみに入場時間別にチケットを購入する必要があります。期間は12月12日まで開催しています。しかし、来場日の21日前の日時でしか予約が取れないようになっているのでその点もご注意ください。

 

おまけ:「プロヴァンスの田舎道」以外の好きなゴッホの油絵

「レストランの内部」
開店前の華やかなレストランの様子が当時流行っていた点描で描かれています。可愛い絵です。
きっと開店したら綺麗なドレスを着た女性と、素敵な男性が一緒にゆっくり食事をとるのでしょう。夕食時には、賑わう店内に、楽しそうな人の笑い声がきっと、聞こえてくるんだろうな。そういう綺麗なお店に来た時って、自然と気分が上がりますよね。開店前の絵なのに、なぜか胸が弾むような浮かれた気分に浸れました。

「種まく人」
まず前半20点のところでゴッホの「種まく人」を模したパート・ファン・デル・レック作の「種まく人」の絵が見れます。かなり簡略化された人の絵で「変なポーズをした人の絵」としか思いませんでした。

でも、後半ゴッホの油絵「種まく人」を見たときに「あ、そういうことね」と分かりました。ゴッホの「種まく人」は、絵の真ん中に後ろ向きに片手で種をまく農家らしき男性が描かれています。パート・ファン・デル・レックが描いた「種まく人」と農家の男性は、同じポーズをしていました。さらに、その男性の後ろには太陽が差し込み、神様のように見えました。以前コニカミノルタプラネタリウムで聞いた、「生命は、みなひとしく輝いている」という言葉をふいに思い出しました。

青い花瓶の花」
花や花瓶は印象派の手法を参考に描かれ、背景は当時流行っていた点描で描かれています。よく見ると分かります。この絵、以前見たモネの絵にそっくりな気がしましたが、偶然でしょうか?でもかわいくて好きです。

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マッチングアプリで出会ったMさんとゴッホ展に行ったときの話。

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Mさんとの新宿デートについてはこちらからどうぞ。

 

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さあ、芸術の秋を満喫しに行こうか【Mさんとの新宿デート③】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性Mさんとランチを食べ、アロマキャンドル作り体験を終えた後、「ゴッホ展」を見に、上野へ向かいました。

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新宿駅から山手線で上野へ向かいました。Mさんは、「持とうか?」と言ってくれ、私のキャンドルを持ってくれました。おおー。気が利くじゃん。なぜか、実家にいたとき荷物持ち係りだった、弟を思い出しました。いじめてる、なんて言わないでください。姉と弟なんてそんなものなのです。

新大久保、池袋、巣鴨と順番に停車しました。日暮里に着いたとき、Mさんが「日暮里って、降りたことある?」と聞きました。「ない」と答えると「そっか。日暮里はいろんな種類の布が売ってるんだよね。俺も全然降りたことなかったんだけど、たまたま用があってさ。裁縫とかしないけど、おもしろかったよ」と教えてくれました。ずっと東京で育っていれば、この話題が身近に感じるのかもしれません。でも私は、ほぼ東京で生まれ育ってきたMさんを、遠く感じました。

26年間横浜で生きてきた過去しかないからでしょうか。26年間の私の人生を、横浜に全て置いて。身一つで東京に飛び出したから、こんな気持ちになるのでしょうか。

そう思ったからか、裁縫にまつわる私の昔話をしました。

私の昔話は、基本恋バナか、高校時代の話です。
高校1年生の文化祭、私のクラスはお化け屋敷をやることになりました。

私は、同じ部活の友人2人と小道具係になりました。普通のクマのぬいぐるみを、眼帯付きのクマに変える作業をすることになりました。

裁縫が得意な友人は、クマのぬいぐるみの目の辺りの布をきれいに取りました。「じゃあももこ、布をとった部分にこの黒い布を縫ってね」と言って渡してくれました。

私は、裁縫が大の苦手でした。なぜか布と針を持っている間、居ても立っても居られず、走り出したくなるのです。今思うと、全く小道具係に向いていません。

そのときも、布と針を持った瞬間、駄目でした。どんなにちくちく縫っても、全く進みません。なぜだ。早く終わりたいのに。とにかくこれ以上裁縫をしたら死ぬだろう。そう思った私は、とにかく高速で針を動かしました。そして、なんとか布がクマの目についたので、友人に「できたよ」と言って渡しました。

クマを見た友人はあまりの速さにドン引きし、「ねえ、これどうやって縫ったの?(汚すぎてやばいという意味)」と聞かれました。やっぱ駄目か。私は手を抜いたことに少し罪悪感を覚えながら、「覚えてない」と返しました。都合の悪いことは忘れるに限る。
結局、ぬいぐるみは友人が縫い直しました。今思うと最低すぎる。いろいろと申し訳ないです。

その話をすると、Mさんは笑っていました。


そうしているうちに上野へ到着しました。

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秋がきた、秋がきた

上野駅を出ると、右手に知らないカフェらしき建物ができていました。以前母と来たときにはありませんでした。Mさんに、「こんな建物あったっけ?」と聞くと、「たぶんなかったと思う。俺もひさしぶりにきたからなあ。ここ一帯、工事してたよね」と言いました。

以前来たのは、ロンドンナショナルギャラリー展のときでした。1年前くらいです。随分昔のことだと思っていましたが、案外時間は経っていませんでした。

信号を渡り、公園の中に入りました。「ここ、広くて奥に走り出したくなるよね」と言うと、Mさんが「そうだね。走ったはいいけど、転んで泣くのがオチだね」と返し、2人で笑いました。

東京都美術館は、結構奥の方にあるんだよね。確か」と言うと、「待って、一応地図みよ。」と言って一緒に場所を確認してくれました。やっぱり、奥の方にありました。東京都美術館に来たのは、コートールド美術館展を見に来たときです。確か、2019年だったと思います。

コートールド美術館展で見た、ルノワールの桟敷席、良かったなあ。以下の記事に、リンク貼っておきますね。オペラ劇場の、とても華やかな絵です。

www.musey.net

ルノワールの描く女の子は、なんであんなにかわいいんだろう。
ちなみに、美術館展の音声ガイドは、今は亡き三浦春馬さんでした。

そんなことを考えていると、東京都美術館に到着しました。

 

中からたくさん人が出てきます。中は、かなり混んでいそうでした。

Mさんは、16時から入場可能なチケットを予約してくれたみたいです。
謎の銀色のオブジェを通り過ぎ、エスカレーターで下に降りました。

左に曲がり、「ゴッホ展」と書かれた看板を見つけました。あっちが入口みたいです。

入口に向かい、MさんがQRコードを用意してくれました。ささっと入口を通過し、最初の最初は「クレラーミュラー美術館」の創始者、クレラーミュラーが購入した作品の購入金額、購入した年代が表になって壁一面に書いてありました。

何千万、2億円という字を見て、「やばすぎる。いくらなんでも富手に入れすぎ」とMさんに言うと、「お金ってこういうふうに使うんだね~」とふざけた答えが返ってきました。

鑑賞中、Mさんは見やすい場所を見つけては、私を手ねまきして読んでくれました。
確かに「大学のテニス部時代、朝いちで場所とりしてたんだよね。で、先輩たちは後から来る感じだった」と笑って話していました。だから場所取り上手いのか。でも本人もデートで場所取り力が試されるとは思ってもみなかっただろうな。いろいろ考えていると、少し笑みがこぼれそうになりました。見やすい場所に呼ばれるたびに、

ふうん。荷物もって、見やすい場所まで取ってくれるなら、一人で来るよりお得な感じはするけどね。

と心の中で思っていました。

なぜこんなに偉そうなのでしょう。

後半のゴッホ作品のエリアに着いたときに、「17時半に閉館になります」と係員の人が呼びかけ始めました。かなり見入っていたようです。Mさんが場所を取ってくれたのでとてもよく見れました。

駆け足で最後の作品を見て、慌てて上野美術館を後にしました。

ゴッホ展」については別でレビュー記事を出しています。ぜひ、こちらからご覧ください。デートにも使えると思いますよ。

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Mさんとの新宿デートはこちらから。

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Mさんとマッチ~銀座でデート、新宿デートのプランを決めるまではこちらから。

 

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以下の記事もおすすめです。

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Studio a-Luアロマキャンドル作り体験を徹底レビュー【Mさんとの新宿デート②】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと前回銀座でデートを済ませ、今回は新宿でデートすることになったのでした。私たちはスコップカフェでランチした後、アロマキャンドル作りへ向かいました。

私たちが行ったのは「Studio a-Lu(スタジオアール)」というフラワークラフト教室です。時間は1時間半、体験料は3,300円です。

www.asoview.com


結論からいうと、アロマキャンドル好きな人は、絶対行くべきです。

スタジオアールは、スコップカフェのすぐ近くでした。

マンションの部屋のような古いビルの1室で行われているようです。ドアに看板がかかっているのを確認してから、中へ入りました。

入ってみるとたくさんのアロマキャンドルや、材料らしきお花が奥に置いてあるのが目に入ってきました。もう2、3歩進むとテーブルが置いてあります。そこに座って体験をするようです。奥から先生らしき女性がMさんに向かって、「奥の機械熱いから気を付けてね~!」と声をかけていました。先生は30~40代くらいの方でした。元気で、お話好きそうな明るい先生です。それなのに人見知りな私は緊張していました。Mさんはこういう状況に慣れているのか、「おお、危なかった~」と和やかに会話を始めました。

今思えばMさんが所属している社会人テニスサークルは年齢層が幅広いようでした。この日、サークルの試合に行った際の写真を見せてくれたのです。そこには今日のようにオシャレしていないMさんと、40~50代くらいの女性2人、30代くらいの男性の4人が映っていました。確かにMさんは中学からずっとテニス部に入っていましたし、かなり礼儀正しい人です。先輩後輩の縦社会に揉まれて生きてきたMさんだから、こういう場に溶け込めるのかもしれません。だから、きっとキャンドル教室の先生に対しても慣れっこなのでしょう。

 

Mさんの適応力に少し驚きながらも、体験が始まりました。

先生が、「まずお花を持ってくるので円に並べて、イメージを膨らませてみましょう」と言いました。

置かれた花は、赤、オレンジ、紫、青の少し大きい花と、赤、ピンク、緑、青などのアジサイの花びらでした。
その中でも種類があるようです。着色されているものと乾燥だけさせたドライフラワーがありました。
着色されているものは時間が経っても色落ちしづらいので、綺麗な見た目を保つのに効果的なようです。ドライフラワーは、火を灯したときに美しい影が映ります。どんな影ができるのか先生が実際に見せてくれました。優しい。

説明を聞きながら、「ドライフラワーといえば優里じゃん」と2人で笑っていました。少し前から流行っている優里という歌手の「ドライフラワー」という曲の話です。5月にAmway勧誘者の男性に失恋した際、ずっと聞いていました。そのときの私の気持ちに寄り添ってくれたのがこの「ドライフラワー」という曲でした。
もちろん、ドライフラワー多めで作ることを決めました。

 

私は真っ先に大きい赤色の花を取りました。私は赤と紫、薄ピンクの花を主に使うことに決めました。Mさんは、青の花を取り、青を基調としてキャンドルを作ることにしたようです。

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こんな感じでまず花を丸に並べました

後から、Mさんが「君が取った赤色の花、いいと思ったんだけど‥」と言いました。え。そうだったの。ごめんよ。いつもMさんの好きなものを横取りしてばかりです。申し訳ない。

先生が、「なんだ、もう一個赤の花出しますよー」と言ってくれました。言えば希望のお花を出してくれるのかもしれません。

でもMさんは、「いや、逆に青で作ることにしたので」と言い、断りました。いや、いいんかい(笑)。

 

そうこうしているうちにイメージを膨らませる段階は終わり、いよいよキャンドルに花をつける工程に進みました。


こんな感じのコップくらいの大きさの型に花を付けていきます。

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透明な円柱の型の側面に花をくっつけます

先生に型を渡して、ろうを入れてもらいました。

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型の1/4にろうを入れてくれます

 

型を渡しながら先生が「ろうがあついうちに花を載せてね。くっつかなくなっちゃうから」と教えてくれました。

ピンセットで花をつかみ、のせていきます。

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最初のせるときは、少し緊張した

先生に言われた通り、のせた後は指で軽く押します。そうすると花がろうにくっつきます。
花をのせてから、全体のバランスを確認します。

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のせた面を上から見上げると、こんな感じ

花を丸型に並べたときは平面で並べていました。でも実際には立体の円柱の側面にデザインしていきます。なので、〇で囲んである上下に空きが生まれます。

体験しに行く人は、イメージの段階で多めに花を用意しておいた方が良いかもしれません。イメージを膨らませる段階で用意する花が少ないと、デザインする段階でのせる花がなくなってしまいます。

私はイメージの段階で用意していた花が少なかったようです。気づけばのせる花がなくなっていました。ガサガサ新しい花を探しているうちに、ろうが冷めてしまいました。

そんな私を見かねて先生が冷めたろうをもう一度温めてくれました。優しい。

作成している間は、こんな感じです。

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作業時はこういう体勢になります

どうしても、上を見ながらの作業になります。キャンドル作りでこんな体勢をすることになるなんて、誰が想像できたことでしょう。でもめっちゃ楽しい。Mさんそっちのけで、無言で黙々と作業を進めました。



私はなかなか出来に納得できず、うんうん唸っている時間が長かったようです。
気づけばMさんはあっという間に型の全ての面に花をのせ終わっていました。早すぎる。横目で見ると、結構綺麗でした。思い切ってのせた方が綺麗にできるのかも。後を追うように私もどんどん花をのせていきました。

のせ終わったら、下に敷き詰める石を選びます。これもいろいろな種類があります。私はピンクの大きな石、ピンクの小さな石、黄色の粒くらいの石をガンガン入れました。そしてとどめに、とても気に入ったミントグリーンの小さな石を入れました。

そこまでしたところで、先生に「あんまりいれると燃えるところがなくなっちゃうから」と止められました(笑)。多分、石は一種類で十分だと思います。私みたいに欲張ると燃えなくなるので要注意です。

最後にアロマの種類を選びます。
Mさんはグリーンアップル、私はラベンダーを選びました。

あとは、キャンドルが固まるのを待つだけです。

待っている間、先生が「ここで作ったアロマキャンドルは、使い切ったらレフィルもオーダーで作れますからね」と教えてくれました。新宿で近いし、無くなったら注文しよ。

そして、最後完成したキャンドルを梱包して袋に入れてくれました。
先生にお礼を言って、スタジオアールを後にしたのでした。

完成したキャンドルは、こちらになります。明るいところで見るとこんな感じ。

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透明で綺麗。アロマキャンドルで透明なのって、変わってますよね。水色の石がいい感じです。

火をつけると、こんな感じです。

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さすがに、そんなにきれいに影までは出ませんでした。スタジオで先生が見せてくれたキャンドルは、影が模様になっていたのですが、きっと達人にしか成せない技なのでしょう。でも綺麗ってことにしておいてください。

1時間くらいつけていると、段々アロマの香りが部屋に充満してきます。

動画を作成してみたので以下から見てみてください。360度全ての方向からキャンドルのデザインを見ることができます。



初心者でも世界に一つだけの自分のキャンドルを作ることができます。

こういう教室にいくと、体験だけではなく先生のさまざまな話を聞くこともできますし、とても刺激になりました。

アロマキャンドル好きのみなさま、この秋、アロマキャンドル作りに行くのはいかかですか?なかなかオツですよ。


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Mさんとの新宿デートはこちらから。

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Mさんとマッチ~銀座でデート、新宿デートのプランを決めるまではこちらから。

 

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スコップカフェでゆったりランチした話【Mさんとの新宿デート①】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと1回目のデートをし、2回目は新宿でデートをする約束をしていました。当日新宿駅東口で集合し、まずスコップカフェで昼食をとることにしました。

その日は12時に待ち合わせでした。今回は家から近かったので、余裕をもって準備を始めました。今度は遅刻しないよう待ち合わせの20分くらい前に着くよう家を出ました。

待ち合わせ場所へ向かう前に、ルミネエストのトイレで化粧直しをしました。でもいざ鏡を見てみると、なんだか化粧に納得がいかないのです。アイシャドウ、口紅を塗り直してみましたが、なんか違う。しかも、前回の美容院から時間が空いてしまっていたので、髪型もイマイチです。ダイエットもしてこなかったので体型も微妙。
それに比べて、ルミネの中にいる女の子たちはとても可愛く、魅力的に見えました。私は珍しく自分に自信を無くしていました。

今回の服装は、いつもの如くNatural Beauty Basicで夏に購入したブラウスとスカートです。 f:id:momokoara0402:20210923155001j:image
太って、スカートがキツい。でも他にデートに来て行ける服がないので、我慢するしかありません。納得いかないまま化粧直しを終え、少し店内を見て回りました。そんなことをしているとあっという間に待ち合わせ10分前になっていました。

新宿駅東口へ向かいました。ここに来て、3年前別れた元カレSさんを思い出さないはずがありません。Sさんと初めて会ったときも、新宿駅東口の交番前集合でした。3年前。確かに、Sさんは東口の交番前に立って私が来るのを待っていた。懐かしいな。そう思いながら交番の方を見つめました。Sさんは、もういないと分かっているのに。

待ち合わせ場所へ到着すると、Mさんから東口改札の行き方についてのLINEが来ました。それに対して「もう着いたよ!交番前いるね~」と返信しました。すると、向かいからMさんらしき男性が歩いてきました。向こうも既に到着していたようです。合流し、スコップカフェへ向かいました。


前日に台風が来ていたので、夏のような気候でした。まず、「暑いね」と話し始めました。

その後、Mさんは現在所属しているテニスの社会人サークルの話をしてくれました。実はデートの前日、「今日テニスの試合で、優勝しました」と突然LINEが来たのです。景品に、自転車を貰ったことも聞いていました。思っていた以上にMさんは運動神経が良い人のようです。そんな話をしていると、あっという間にスコップカフェへ到着しました。

スコップカフェは、ビルの地下にあるお店でした。古いビルの前に、カフェの看板が立っていました。看板を見て、Mさんは「大丈夫かな」と不安そうな顔をしていました。デートに使って大丈夫なのか不安に思ったのでしょう。でももう来てしまったのだから引き返すわけにもいきません。

心配そうなMさんをスルーし、先陣きって階段を下りました。
降りると早速スコップカフェと書かれた黒板がお出迎えしてくれました。

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よく見るとお店のメニューが書いてある紙でスコップカフェと切り抜かれています。

右下にはスコップが置かれていました。

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そして、お店の中に入ると、隠れ家のような雰囲気の素敵なカフェが見えてきました。

店内の様子は、こんな感じです。壁には羽や飾りが配置されています。
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私が座ったのは奥のソファ席です。隣もソファ席になっていました。

以下の写真は隣の席と、奥に広がる店内の様子です。f:id:momokoara0402:20210923154754j:image
ソファ席はふかふかで、とても座り心地が良かったです。こういう、ふかふかのイスがあるお店、個人的に好きです。建物自体は古いし、カフェであるはずなのになぜか友人の家にきたときのようにリラックスできました。

メニューを広げて早速なにを頼むか話し合いました。私はランチメニューの豚肉の梅生姜焼き、Mさんはナスのペペロンチーノを注文しました。

注文している間、東海オンエアの話をしていました。Mさんは東海オンエアのYouTubeショートの話をしていました。ほんと、めちゃくちゃチェックしてるなあ。
私は、「東海オンエアのテチェラー、実は台本なかったらしい」と話題を変えると、「まじか、それやばいね。もう一回見返そうかな」と笑っていました。

さらに、私は「東海オンエアは、動画タイトルとか、サムネイルが下手って言われてるけどさ。むしろかっこいいと思うんだよね。だって、再生回数だけ考えてたら何の動画か分からないタイトルなんて付けないと思うし。それでも自分達のスタイル変えないってことは、視聴者に媚びるというより、自分たちのスタイルを貫いてるってことだと思うから。」と話しました。

ブログでも、同じです。Googleの検索に引っ掛かりそうなキーワードを入れて題名を作るのも良いんですよ。でも、作っている自分自身が全然納得のいっていないタイトルでアクセス数が稼げたって、楽しくないじゃないですか。最近、そんなことばかり考えてしまいます。


そんな話をしていると、さっそく出てきました。お腹が減りすぎて、写真も撮らずに食べようとすると、Mさんが「ほら!写真!」と教えてくれました。おっと、いけないいけない。慌てて撮った写真がこちらです。

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ひさしぶりにまともな食事をした

思ったよりも、梅の味はしませんでした。どちらかというと醤油味です。ちなみにお米はパラパラしています。なぜか実家の母の味を思い出しました。

その後、Mさんが頼んだペペロンチーノも来ました。私がペペロンチーノと豚肉の梅醤油焼きで悩んでいたので、ペペロンチーノの方を注文してくれたのです。出されてすぐ、少し取り分けてくれました。ペペロンチーノの方も美味しかったです。ナスが入っているのが変わってていいよね。

食べ終わると、レモネードが出てきました。ドリンクも、ランチメニューに入っています。

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紫と黄色のグラデーションが綺麗です。味は普通のレモネードだったような気がする。私のなのになぜかMさんも写真を撮っていました。ちなみにMさんはアイスコーヒーを注文していました。

ドリンクを飲み終わると、Mさんが、「ここ、ラテアートがかわいいから頼んでみたいんだよね。まだキャンドル作りまで時間あるから、頼まない?」と言ってくれました。

そして私はキャラメルシナモンラテ、Mさんはカフェラテを注文しました。

Mさんが最初に「キャラメルシナモンラテ美味しそう」と言ったのを聞いて、「私それにしたい!!」と言うと、なぜか譲ってくれました。別に同じの頼んでも気にしないんだけどなあ(笑)。

そして、出てきたのがこちらです。右がキャラメルシナモンラテ、左がカフェラテです。カフェラテの方がインスタ映えするかもしれません。スプーンが、スコップの形になっています。

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敬老の日だから、おじいちゃんとおばあちゃんのラテアートにしました」と店員さんが教えてくれました。かわいい。

飲んでいる途中、盛大にコーヒーをこぼしました。幸い服にかからなかったので良かったのですが、デート中なのに最悪です。

テンションが少し下がりながらも飲み終え、私たちはスコップカフェを後にしたのでした。


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デート必勝法と、なぜか見て見ぬふりをした気持ち

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと銀座デートを済ませ、次は新宿でデートする約束をしていました。

表面上は順調に進んでいるように見えましたが、私は悩んでいました。
プレゼントされたマカロンボーロをぼりぼり食べながら、考えました。

 

Mさんのこと、男性として良いと思えるのだろうか。

何もしていないのに、プレゼントも貰ってしまったし。この前の男性じゃないけれど、私はまだMさんのことを友人だとしか思えないのに。これをくれる、ということは早く彼女になってくれ、と急かされているんだろうか。

そうこうしていると、Mさんから「次のデートで行きたいカフェありますか?」とLINEが来ていました。候補が既に3つに絞られていて、その中から選んでほしいとのことでした。コトカフェは、3年前別れたSさんが付き合ってたとき一緒に行こうって言ってたからNGだな。あとは、ムジカフェと、スコップカフェか。ムジカフェは行ったことあるから、スコップカフェが良いって送ろう。

ささっと返信をしてから、また考え始めました。

今は男性として見れないけれど、行く場所とかめっちゃ考えてくれるんだよなあ。東京を詳しく知らない私としては、ありがたいよね。

Mさんを男性として見れるようになるにはどうしたら良いんだろう。

いくら考えても、分かりませんでした。あまりにもやもやするのでノートにMさんの嫌なところ、良いところを書き出してみました。嫌なところ、13個、良いと思っているところ、11個でした。ほぼ同率でした。つまり、特別好きでも、嫌いでもない、ということです。紙に書き出したら少しすっきりしました。よく考えたら、Mさんと出会って2週間くらいしか経っていないのです。いろいろ考えた末、出会って2週間、デート1回では男性として良いかどうか判断できないという結論に至りました。そんなの分からないんだから、もう少し気楽に楽しんだ方が良いのでは、とも思いました。そして私は、大事なことを思い出しましたデートなんて、楽しんだもん勝ち。こんなふうに悩んでいる方が、損だということを。

マッチングアプリで40人の男性と会っているのに、なぜこんな大事なことを忘れてしまうのでしょう。悩みすぎるあまり、視野が狭くなっていたのかもしれません。

Mさんから、「キャンドル作り体験を予約しました」とさらにLINEが来ていました。
LINEに貼られた画像を見てみると、透明なろうの中に、かわいい貝殻が入ったアロマキャンドルが映っていました。こんなかわいいの作れるんだ( ゚Д゚)
ちょっと、楽しみかも。

そして後日、私は改めてSONPO美術館の開館日を調べてみました。よく見ると、約束している日は、閉館日になっていましたΣ(゚д゚lll)

ど、ど、どうしよう。Mさんは、新宿を回るつもりで計画を立ててくれています。その計画を変えさせるのだから代案を考えないと申し訳ない。スマホでいろいろ探していると、上野の東京都美術館で、「ゴッホ展」が開かれているようでした。ゴッホのひまわりを、ゴッホの展覧会で穴埋めする。私にとってはこれ以上ない代案でした。でも、美術館は上野にあるのです。新宿から上野へ移動が必要になってしまいます。でもそれ以外思いつきませんでした。ゴッホ展めっちゃ行きたい。「ごめん!SONPO美術館閉館してるみたい。代わりに上野のゴッホ展に行きたいのだけど…。どうかな?」と送ってみました。

しばらくしてMさんから「したら上野で調べ直します、」と送られてきました。「、」は、どんな感情を表しているのだろう。きっと、呆れているに違いない。もしかしたら、怒られるかも。ドキドキしながら「せっかく考えてくれたから新宿で遊んで、夕方から上野に行くのはどうかな?夕方ならまだチケットとれそうだよ!」と送りました。

すると「調べてくれてありがとう!したらまた仕事終わってから連絡するね!」と返信が来ました。そして夕方、「ゴッホ展、予約したよ~」と送られてきました。え、もう予約してくれたの?!?( ゚Д゚)対応が早すぎて驚きました。でも怒っていないようで少しほっとしました。
流石に申し訳なかったので、夕食のお店は私が候補を出して、予約を入れました。予約後、Mさんから追加で「上野の周辺のカフェ、調べとくね」と送られてきました。

今までの男性だったら、「場所を変えるなら代案を考えてよ」とか、「どうして事前にきちんと調べないの?」と言ってきそうな場面でした。でも、言われませんでした。しかも、念には念を入れて休めるようにカフェまで調べ直してくれるんだ。これまでの人だったら、時間が余ったときのことなんて考えてくれなかったのに。

ふうん。ちょっと、優しいじゃん。

それだけ心の中でつぶやき、私は気を紛らわすように電車の中釣り広告をじっと見つめたのでした。

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あのときどうして、気を紛らわそうと思ったんだろう

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