僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

さあ、芸術の秋を満喫しに行こうか【Mさんとの新宿デート③】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性Mさんとランチを食べ、アロマキャンドル作り体験を終えた後、「ゴッホ展」を見に、上野へ向かいました。

gogh-2021.jp


新宿駅から山手線で上野へ向かいました。Mさんは、「持とうか?」と言ってくれ、私のキャンドルを持ってくれました。おおー。気が利くじゃん。なぜか、実家にいたとき荷物持ち係りだった、弟を思い出しました。いじめてる、なんて言わないでください。姉と弟なんてそんなものなのです。

新大久保、池袋、巣鴨と順番に停車しました。日暮里に着いたとき、Mさんが「日暮里って、降りたことある?」と聞きました。「ない」と答えると「そっか。日暮里はいろんな種類の布が売ってるんだよね。俺も全然降りたことなかったんだけど、たまたま用があってさ。裁縫とかしないけど、おもしろかったよ」と教えてくれました。ずっと東京で育っていれば、この話題が身近に感じるのかもしれません。でも私は、ほぼ東京で生まれ育ってきたMさんを、遠く感じました。

26年間横浜で生きてきた過去しかないからでしょうか。26年間の私の人生を、横浜に全て置いて。身一つで東京に飛び出したから、こんな気持ちになるのでしょうか。

そう思ったからか、裁縫にまつわる私の昔話をしました。

私の昔話は、基本恋バナか、高校時代の話です。
高校1年生の文化祭、私のクラスはお化け屋敷をやることになりました。

私は、同じ部活の友人2人と小道具係になりました。普通のクマのぬいぐるみを、眼帯付きのクマに変える作業をすることになりました。

裁縫が得意な友人は、クマのぬいぐるみの目の辺りの布をきれいに取りました。「じゃあももこ、布をとった部分にこの黒い布を縫ってね」と言って渡してくれました。

私は、裁縫が大の苦手でした。なぜか布と針を持っている間、居ても立っても居られず、走り出したくなるのです。今思うと、全く小道具係に向いていません。

そのときも、布と針を持った瞬間、駄目でした。どんなにちくちく縫っても、全く進みません。なぜだ。早く終わりたいのに。とにかくこれ以上裁縫をしたら死ぬだろう。そう思った私は、とにかく高速で針を動かしました。そして、なんとか布がクマの目についたので、友人に「できたよ」と言って渡しました。

クマを見た友人はあまりの速さにドン引きし、「ねえ、これどうやって縫ったの?(汚すぎてやばいという意味)」と聞かれました。やっぱ駄目か。私は手を抜いたことに少し罪悪感を覚えながら、「覚えてない」と返しました。都合の悪いことは忘れるに限る。
結局、ぬいぐるみは友人が縫い直しました。今思うと最低すぎる。いろいろと申し訳ないです。

その話をすると、Mさんは笑っていました。


そうしているうちに上野へ到着しました。

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秋がきた、秋がきた

上野駅を出ると、右手に知らないカフェらしき建物ができていました。以前母と来たときにはありませんでした。Mさんに、「こんな建物あったっけ?」と聞くと、「たぶんなかったと思う。俺もひさしぶりにきたからなあ。ここ一帯、工事してたよね」と言いました。

以前来たのは、ロンドンナショナルギャラリー展のときでした。1年前くらいです。随分昔のことだと思っていましたが、案外時間は経っていませんでした。

信号を渡り、公園の中に入りました。「ここ、広くて奥に走り出したくなるよね」と言うと、Mさんが「そうだね。走ったはいいけど、転んで泣くのがオチだね」と返し、2人で笑いました。

東京都美術館は、結構奥の方にあるんだよね。確か」と言うと、「待って、一応地図みよ。」と言って一緒に場所を確認してくれました。やっぱり、奥の方にありました。東京都美術館に来たのは、コートールド美術館展を見に来たときです。確か、2019年だったと思います。

コートールド美術館展で見た、ルノワールの桟敷席、良かったなあ。以下の記事に、リンク貼っておきますね。オペラ劇場の、とても華やかな絵です。

www.musey.net

ルノワールの描く女の子は、なんであんなにかわいいんだろう。
ちなみに、美術館展の音声ガイドは、今は亡き三浦春馬さんでした。

そんなことを考えていると、東京都美術館に到着しました。

 

中からたくさん人が出てきます。中は、かなり混んでいそうでした。

Mさんは、16時から入場可能なチケットを予約してくれたみたいです。
謎の銀色のオブジェを通り過ぎ、エスカレーターで下に降りました。

左に曲がり、「ゴッホ展」と書かれた看板を見つけました。あっちが入口みたいです。

入口に向かい、MさんがQRコードを用意してくれました。ささっと入口を通過し、最初の最初は「クレラーミュラー美術館」の創始者、クレラーミュラーが購入した作品の購入金額、購入した年代が表になって壁一面に書いてありました。

何千万、2億円という字を見て、「やばすぎる。いくらなんでも富手に入れすぎ」とMさんに言うと、「お金ってこういうふうに使うんだね~」とふざけた答えが返ってきました。

鑑賞中、Mさんは見やすい場所を見つけては、私を手ねまきして読んでくれました。
確かに「大学のテニス部時代、朝いちで場所とりしてたんだよね。で、先輩たちは後から来る感じだった」と笑って話していました。だから場所取り上手いのか。でも本人もデートで場所取り力が試されるとは思ってもみなかっただろうな。いろいろ考えていると、少し笑みがこぼれそうになりました。見やすい場所に呼ばれるたびに、

ふうん。荷物もって、見やすい場所まで取ってくれるなら、一人で来るよりお得な感じはするけどね。

と心の中で思っていました。

なぜこんなに偉そうなのでしょう。

後半のゴッホ作品のエリアに着いたときに、「17時半に閉館になります」と係員の人が呼びかけ始めました。かなり見入っていたようです。Mさんが場所を取ってくれたのでとてもよく見れました。

駆け足で最後の作品を見て、慌てて上野美術館を後にしました。

ゴッホ展」については別でレビュー記事を出しています。ぜひ、こちらからご覧ください。デートにも使えると思いますよ。

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