僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

レトロなカフェで思い出した、昔のおもひで【秋めく日の銀座デート⑤】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと銀座デートをしてきました。ランチを食べ、プラネタリウムを鑑賞し、蔦屋書店を見て回りました。そして次に、カフェへコーヒーを飲みに行きました。

Mさんはオーバカナル銀座店へ連れて行ってくれました。

www.auxbacchanales.com

 

到着すると、見覚えのあるお店でした。入ったことはありませんでしたが、以前高校時代からの友人と遊んだ際、目の前を通ったことがありました。調べてみるとここは他にも系列のお店が何店舗かあるようです。都内だと他に紀尾井町、高輪、原宿、東山など。そしてなんと、横浜の新しくできたCIALにも店舗があるみたいです(゚Д゚;)
横浜で座る場所に困ったらぜひ使いたい。


店内は混んでおり、少し並んでから入りました。店内はレトロな雰囲気。とはいえ銀座ですからね。体感ですがオシャレな感じしかしません。
そこでコーヒー2つと、桃のタルトを1つ頼んで半分ずつに分けることにしました。

ケーキを待っている間、Mさんが「こういう、レトロな雰囲気好きなんですよね」と言っていました。私も好き。と心の中で呟きました。でも口に出すのは恥ずかしかったので「そうなんですね!」と他人行儀な返事をしました。

今思うと新宿御苑の近くにある「カフェ・ラ・ボエム」も好きそうです。ここは映画「君の名は。」の主人公瀧くんがバイトしていたレストランのモデルになった場所です。結構レトロな雰囲気でした。でも都内に住んでいるならもう行ってるかもしれません。しかも、結構夕ご飯だと良い値段するんですよね。

私は、2回カフェ・ラ・ボエムに来たことがあります。1回はマッチングアプリで出会った男性と夕食を食べに来ました。もう1回は会社の研修のお昼に奢って頂きました。

2年前のことです。私は3年前振られた元カレSさんを今と同様に引きずり、苦しみながら恋人を探していました。ある男性とマッチし、メッセージを始めたものの他の男性のことなど考えられませんでした。最初はしっかりメッセージを返していました。でも次第にやりとりが億劫になり、返信のペースは落ちていきました。その男性はとても良い方で、それでも是非会いましょうと言ってくれました。しかし今思えば新しく出会った男性と交際できる状態ではありませんでした。会いに行くほうが失礼に決まっています。でも当時の私は幼く、断るべきだという判断ができなかったのです。結局私は約束をしてしまい、その男性は新宿御苑近くのカフェ・ラ・ボエムを予約してくれたのでした。

当日、なんとかして約束通り夕食を食べに行きました。その男性は当時から流行り始めたYouTuber「フィッシャーズ」が好きな人でした。当時は東海オンエアよりもフィッシャーズの動画をよく見ていた私は、その男性と動画の話をして少し盛り上がったのです。

店に着き、まずその男性から会社の名刺を貰いました。商談みたい、と思う反面、そういえば、Sさんも名刺くれたな。と今思い出すべきでない過去を振り返ってしまいました。

当時の私は、とても病んでいました。自分ではない誰かになろうと躍起になっていたのです。そんなことをしていたのは、私の性格を変えて、Sさんとやり直したいと思ったからです。なので自分自身の考え、行動を全て否定する毎日を送っていました。さらに、メンタルクリニックで貰った薬を服用しながら会社に通っていました。

そんな状態で行ったので、いくらフィッシャーズの動画を見ているという共通点があっても盛り上がるわけがありません、


それでもその男性は怒ることなく自分の仕事の話や、このカフェ・ラ・ボエムで学生時代バイトしていた話、フィッシャーズ以外に見ている動画を教えてくれました。

その男性は「フェルミ研究所」という都市伝説などを扱うYouTubeチャンネルをよく見るとのことでした。私はフェルミ研究所を一応見たことがありました。でも事実か分からないものをあたかも事実のように話すそのチャンネルが、好きにはなれませんでした。どうしてそんなの好きなんだろう、と疑問に思いながらその話を聞いていました。今思えばなんて失礼なのでしょう。

それを差し引いても、こんなに良い人なのに。気持ちに応えられない自分に嫌気が差していました。そんなことをしていると、もう食事は終わり、店を出る時間になっていました。

そして帰り際、相手の男性から、「俺、最近一人暮らし始めたんです。だから、彼女欲しくて。」と言われました。そのときは、なんだ、体目的か、と失望しました。でも今は、その男性が言っていた「寂しい」の意味が分かります。当時は、その言葉の意味が分からないくらい幼く、社会経験に乏しかったのです。そう思えるくらいには私も年を重ねたのかもしれません。

すみません、話が逸れました。

そして待っていると、コーヒーとケーキが揃いました。こんな感じです。
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Mさんが半分に分けてくれました。タルトの上に載っているのは全部桃です。思っていたよりしっかり桃が載っていて美味しかったです。

ケーキを食べながら、「次、どこに行きたいですか?」と聞かれました。

私は少し考えて、「『SONPO美術館』へひまわりを見に行きたいです」と言いました。以前、ロンドンナショナルギャラリー展でゴッホのひまわりを見たことがありました。それに加えて原田マハさん著「リボルバー」を読んで、ひまわりについては勉強済み(?)でした。その話をすると、「おお。思ったよりちゃんとした理由があるんだね。そしたら行きましょう!」と言ってくれました。

Mさんはさらに、「したら新宿の辺りを回る感じだね。新宿で、アロマキャンドル作れる場所があるみたいで。俺、そこ行ってみたいけど、どう?」と提案してくれました。

2回目のデートで物が残るのって、どうなんだろう。でも、アロマキャンドル欲しい。気づけば私は「そんなのあるんだね!やってみたい!」と言っていました。
「良かった。したら、他にカフェとか調べておくね。」と言ってくれました。そうしているうちにケーキを食べ終わり、夕食を食べに向かったのでした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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Mさんとのランチ~本屋散策の話はこちらからどうぞ。

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Mさんとマッチ~デートまでの話はこちらからどうぞ。

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