いつも通りに。ペペロンチーノを食べて、ゲーム実況の話で盛り上がった日
マッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんとオンラインデートをしたのでした。
前にやりとりしていた男性の話をした際、少し顔が引きつっていたことに、引っかかりました。でも最初の通話で深追いはしづらかったのでスルーすることにしました。
そして勢いに流され、Mさんとデートの約束を取り付けてしまったのでした。
そして、オンラインデートの最後、「ももさん的には、まだ会うのは早い、って感じなんですか？」と聞かれました。
私的には顔が無理だったら会うのを辞めなければ、と思っていました。でも、やはり本人を目の前にすると伝えるのは気が引けてしまいました。
しかしとどめに「俺、他の人ともやりとりしていたこともあったけれど、つまらなくて続かなくて。でも、ももさんはすごくおもしろいから。メッセージの時点で絶対会おう、と思っていたんです」とのことでした。うん、断りづらい。私は失恋のダメージも相まって、断る勇気と元気が残っていませんでした。
気づけば「したら、会いましょうか」と答えていました。今思うと、基本的に1回目の通話、もしくはオンラインデートはうまくいきやすいものです。知り合ったばかりですからお互いの興味は尽きないし、持ちネタもたくさん持っているからです。一番重要なのは、その先なのです。Mさんは今回オンラインデートを初めてしたとのことだったので、そのことに気が付いていないのかもしれません。
そんなことを考えていると、「何か好きなものありますか？」と聞かれました。私はいつも通り「イタリアンが好きです。ペペロンチーノが特に好きで」と答えると「したら美味しいペペロンチーノを食べに行きましょう！」と決めてくれました。
そして最後に会う日にちを決め、オンラインデートは終了したのでした。
こうして私は、過去を清算できていない状態で、デートに行くことになってしまったのです。
その後も変わらずメッセージのやり取りは続きました。
Mさんは美味しいペペロンチーノを探しに出かけたりしている、と送ってきました。うーん、結構、私のことで頭一杯な状態なんだろうか…。基本私の今までの恋愛は、追われるより追いかけることが多かったので、なんだか少し違和感を感じてしまう。でも疲れていたのでその違和感はスルーしてしまったのです。
その後、さらにMさんは休日私が何をしているのか聞いてきました。素直に「YouTubeでキヨのゲーム実況を見ていました」「見ていたのは『ワタシヲ赦サナイ』『キヨと一緒に楽しいホラーゲームがしたい』です」と送りました。
キヨは謎解き要素を含むホラーゲームをメインでYouTubeチャンネルに投稿しているゲーム実況者です。「最終兵器俺達」というグループにも所属しており、そのグループで複数人でのゲーム実況をアップすることもあります。
とにかくゲームの内容よりも、「キヨ」自体がおもしろいのです。
ホラーゲームの恐怖を煽るような演出の最中にくだらない話をしてくるのであまり恐怖を感じずにホラーゲームを楽しむことができます。また、ゲームオーバーになったときのリアクションがおもしろいです。自他ともに認めるリアクション実況者で、マリオの実況をしたときにまるで「急ブレーキ」のような奇声を発したこともあります。一時期キヨの奇声と、本物の急ブレーキの音が見分けがつかないなどといじられていました。キヨの動画を全てチェックしている訳ではないのですが、大学生の頃から大好きなゲーム実況者さんです。
動画を2つ勧めると、やはり最終的にどちらも見てくれ、感想を送ってくれました。少し驚きながらも、ありがたいと思うことにしました。
ちなみに、Mさんは西武新宿駅近くにある「景虎」というお店でペペロンチーノを食べてきたとのことでした。気軽な気持ちで、「新宿だったら近いので明日にでも食べに行こうかな」と返信したのでした。
そしてまた話はゲーム実況に戻り、「ももさんのおすすめ動画、色々教えてください」とさらに聞かれました。どう考えても見てくれるやつだよね。もう見られる前提で答えて良いよね？と思いながら「キヨのas usualがおすすめです」と送りました。
これもホラーゲームの実況動画です。題名の「as usual」は日本語訳すると「いつも通りに」です。一見いつも通りの日常を送っているように見える主人公の話なのですが、次第にその日常が崩れていきます。ネタバレしたくないのでこれ以上のあらすじの説明は省きますね。何が良いって、主人公のセリフを始めとする文章が、最高に良いのです。私たちの想像するホラーゲームとは思えないくらい詩的で素敵な表現が詰め込まれています。
おもしろく、深い内容なので、ぜひ見てください。グロテスクな表現が苦手な方はスルーしてください。
www.youtube.com
そんな熱い思いは胸に秘め、Mさんにおすすめしてみました。
Mさんは早速見てくれたようで、やはり長文の感想をメッセージで送って来てくれました。「世界観めっちゃ好きで、ホラー要素ないかと思いきや、日に日に変化していく光景と明かされていく謎に目が離せなくなりました！」とのことでした。気に入ってくれたようで、嬉しかったです。
そしてそんなやり取りをしている間、私は勧められたとおり、西武新宿駅付近の景虎へ夕食にペペロンチーノを食べに向かったのでした。
本当に、西武新宿のすぐ近くのビルの、地下にお店がありました。立地が良いにもかかわらず、ペペロンチーノ（少なめ）と、ミニサラダを注文しても850円でした。
パスタがもちもちで、とても美味しかったです。また行きたいかも。
Mさんは、大学生の頃神奈川に住んでいましたが、生まれも育ちも東京とのことでした。東京の出身の方って、素敵なお店を知っているイメージがあります。偏見かもしれませんが。こんなにたくさんお店がある中で、どうやって取捨選択しているんだろう、と疑問に思いながら、Mさん、やるじゃん！と上から目線で思っていました。
ちなみに、景虎の帰りに通ったのがラブホテル「ジロー」です。Mさん、凄い、と思ったのも束の間、私はやはり過去の恋愛のことを考えていました。
そのとき思っていたことを記事にしています。
そして家に帰り、メッセージでMさんに「早速景虎行ってきました！安くて美味しいお店教えてくれてありがとうございます！」と送りました。写真ももちろん送りました。そして「行ってくれたんですね！めっちゃ嬉しいです！」と返信が来ました。
そしてその話の後、Mさんは、デートの日の集合時間と、プランについて今考えているのだけど、と送ってきました。時間はすぐに決まりましたが、やはりどこに行くか迷っていたようです。
話は次第に、デートプランの話に移っていきました。
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— ももこ (@hjkt0402) 2021年9月14日
Mさんとマッチ～オンラインデートまでの話はこちらからどうぞ。
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