僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

失恋と、ワクチンの副作用でボロボロになっても、婚活し続けた日

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんとマッチングアプリ「with」でメッセージのやり取りを始めました。失恋したばかりの私にとっては、Mさんの、なんでも相手に合わせる姿勢を重たく感じてしまっていました。でも、私は迷いながらもMさんとやりとりを進め、オンラインデートをする約束をしたのでした。

でも、やり取りをしていた間、私はとても疲弊していました。ワクチンのせいか、ずっと頭が痛く、家に帰っても寝てばかりいました。ワクチンの副作用と、失恋の痛手が一緒に私に襲い掛かっているようでした。Mさんとやりとりをするべき夜の時間もいつの間にか寝落ちし、慌てて朝起きてお風呂に入り、会社に向かう日々を過ごしていました。

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私の心は、この廃墟みたいにボロボロになっていた

Mさんが私の好きなIUを聴いてくれたので、今度はMさんの好きな曲を聞いてみました。聞くと、「YOASOBIが好きで、最近のお気に入りは、三原色という曲です」とのことでした。Apple Musicに加入していたので、早速聴いてみました。でも、良さがよくわからず、「フーン」と思っただけでした。とりあえず当たり障りないように「やっぱりYOASOBIは歌詞は良いな、と思いました」と感想を送りました。

すると、「ぜひ『あの夢をなぞって』も聴いてみてください」と返信が来ました。私に合わせてバチェラーシーズン1も見てもらっていますし、それくらいなら聴いてみようと思いました。聴いてみると、個人的に三原色より好きでした。というか、一度聴いたことがある曲でした。
なので素直に「早速聴きました!前聞いたことがあって、確かにいいな、とは思っていたんですけれど、改めてきくとめっちゃいいな!と思いました」と送りました。

すると私の反応が良いのが伝わったのか、「分かって貰えてうれしいです」という返信と、流れで「YouTubeでMVも見ると歌のストーリーが分かりやすいんです」とのことでした。
この歌がストーリー形式になっていたのには全然気が付きませんでした。それは盲点だったわ、と思いながらYouTubeを開き、MVを再生しました。Mさんの言うとおり、好きな男性に告白される夢が、正夢になるというストーリーのようでした。

正直、恋愛に凄く夢見がちな男性なのかな、と思う反面、良いもの知ってるな、とも思いました。あまりネガティブに受け取るのもよくないと思ったので、後者を取ることにしました。

確かに言う通りだったので、「MV、歌詞の内容がめっちゃ入ってきて超最高でした!最後の花火のシーン、ドキドキでした!というか、最初の『音のない2人だけの世界で聞こえた言葉は 好きだよ』がロマンチック過ぎます~!」とテンション高めに送りました。今思うととても文章を書く人間が送ったとは思えないくらいひどい感想です。

すると「歌詞分かっててくれててめっちゃテンション上がります!ほんとに歌詞が良すぎる曲なんですよ!分かってくれて嬉しいです」と返ってきました。Mさんは私のひどい日本語にも目を瞑ってくれたみたいです。

その後は、今後行きたいところについて話しました。MさんはYOASOBIが紅白歌合戦のときに歌っていたラノベ専門の図書館、角川武蔵野ミュージアムに行ってみたいとのことでした。流れで「ラノベとか読みますか?」と聞かれましたが素直に「あまり読まないかもです」と返信しました。
Mさんは私に合わせるけれど、私は全くMさんに合わせないというなんとも自分勝手な構図が出来上がり始めていました。

そして私は「いつか韓国行きたいんです」と送ると、Mさんは韓国の観光名所にはあまり詳しくないのか韓国料理の話を振ってきました。そして話題はいつしか新大久保のポポホットクの話になっていました。私はハチミツ味、Mさんはチーズ味しか試したことが無く、結局どの味が一番おいしいのかは迷宮入りしました。

そんな話をしていると、やり取りを始めてから4日が経っていました。Mさんから、「実際に会いたいです」とメッセージが来ました。
ちょっと、早いかな。でも会わなきゃわからないこともあるし。少し迷った後、最終的にまだ東京都内はコロナ感染者1,000人以上いたため、一度オンラインデートを挟むことに決めました。

Mさんに「一度オンラインデートしませんか?」と送りました。もちろん、快く了承してくれました。「明日、21時からオンラインデートにしましょう!」と誘うと、「了解です」とのことでした。

それまでは、引き続きバチェラーシーズン1の感想を話しながら、オンラインデートの日を迎えました。

Mさんとやりとりしている間、私の気持ちはTさん、Sさんに向いていました。
それが失礼なことだと分かっていました。でも私はなんとしても前に進まなければいけないのです。このまま過去を振り返ってばかりいたら、あっという間に数年が過ぎ去ってしまうかもしれません。
まるで、昔、好きな人がいるのにその人との話題を探すため、マッチングアプリで他の男性と会っていたときのような気分でした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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Mさんとマッチしたときの話はこちらからどうぞ。

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