僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【4年間辛い恋愛ばかりしてきた私が考える】好きな人から連絡が来ない、恋愛自体に疲れた人に考えてほしい3つのこと

私は、マッチングアプリ「with」で出会ったラーメン大好き26歳男性、Rさんと先日電話、オンラインデートを済ませ、これからRさんとの関係をどうしていくか、考えていました。

電話、オンラインデートの詳しい話はこちらからどうぞ。 

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

 
オンラインデートの最後、最後にRさんは「この後用事があるのでそろそろ通話を終えたいです。また僕から連絡しますから」と話し、私は「分かりました!」と伝えて通話を終えたのでした。

Rさんは「いきなりLINEを交換するのは順番が違うと思うので、withのメッセージ機能でやり取りしましょう」と言っていたので、特に連絡先の交換はしておらず、マッチしてから今に至るまでアプリのメッセージ機能のみでやり取りをしています。

オンラインデートは1時間半くらいお互いのことを話したのでした。私は結構長い時間話したし、その中でRさんのことをもう少し良く知りたい、けど引っ掛かることもあるからやり取りを続けるか迷う、と思いつつも言われた通りに連絡を待つことにしました。

しかし、その日中にRさんから連絡が来ることはなく、連絡が来たのは次の日の夜でした。Rさんから「昨日はありがとうございました。またゆっくり話しましょう」というメッセージが来ました。私は連絡が来るまでの間、Rさんと関係を築く上で引っ掛かっていることについて考えていました。
考えていたのは、前回の記事でも書いた通り、

・新形コロナウイルスワクチンデマに振り回されるくらい、私は信じられる情報と信じてはいけない情報を見分けることができない人間だが、大丈夫なのか。

・私はRさんと、その元カノほど頭が良いと思えないのだが、馬鹿でも付き合ってもらえるのだろうか。

・将来子どもをつくって家庭中心に生きていくお母さんになれないかもしれない(働きたい)が、その点は尊重してもらえるのだろうか。


という点です。
答えが出ないためネットでいろいろ検索してしまっていました。ネットにはそんなに悩んでしまう時点で相手とは縁がないため別れましょう、と書いてあったためRさんと関係を続けていくべきではないと判断した私は短く「ぜひぜひー!」と返したのでした。

そしてやり取りはそこで途絶えたのでした。
私は、Rさんとこのまま関係を終わらせてしまって良いのだろうか、昨日かなり短くRさんと知ろうとする気が無さそうなメッセージを送ってしまって良かったのだろうか、とやり取りを終えた後でも考えていました。

悩みすぎた私は、Sさんに振られたときに勢いで買った恋愛指南本を手に取り、深夜から朝方にかけて一気読みしたのでした。
AV監督である二村 ヒトシさん著、「なぜあなたは『愛してくれない人』を好きになるのか」という本です。

 
以前「LOVE理論」を読み、書いてある通りに行動して後悔した私はこの手の本に書いてあることを鵜呑みにしてはいけない、と考えながらも、やはりなぜ私は自分を好きになってくれない人ばかり好きになってしまうのか知りたい気持ちに打ち勝てず、購入してしまったのでした。
過去「LOVE理論」「スパルタ婚活塾」の通りに行動することに決めた話はこちらからどうぞ。

momokoara0402.hatenablog.com


しかし、今回買った本は上記のようなモテるためのテクニックを紹介する本ではなく、辛い恋愛している自分を内省するために必要な思考法について書かれた本でした。
この本の要点を完結に書いてしまうと、

①あなたの恋愛が辛い理由
現在の自分を受け入れる(自己受容する)気持ちより理想の彼の隣にいる未来の自分の憧れる気持ち(=その自分に近づこうとする向上心)が強くなってしまっているから。
②自己受容ができていない状態とは?
自分の満たされない気持ち(心の穴)を他の人で埋めようとしてしまう。だから、自分の心の穴が自身を苦しめているのに気づかず、無意識に相手のせいだと思い込み、相手を憎んだりしてしまう。
③心の穴とは?
大人になるまでに親に開けられた穴であり、分かりやすい言葉に置き換えると「親の望み通りにできなかった劣等感」「十分に親に愛してもらえなかったさみしさ」「親に否定された怒り」「自分の行動が親を悲しませた罪悪感」などの気持ちである。

とのことでした。


私はこの本に書いてあることを活かしてRさんに対してなぜ引っ掛かっている点があるのか、どうしていったらよいか自分なりに考えてみることにしたのでした。

  • まず、①から、私は自己受容できているか?という点について考えました。

私はRさんに対して先ほど挙げた3点に加え、Rさんから連絡が来なかったためすごくもやもやしていました。
まず、Rさんに対して感じた上記3つの劣等感について考えてみました。
Rさんは普通の会社員である私より断然年収、学歴が高く、スペックが高いところに私はかなり劣等感を感じていました。さらに、オンラインデートで元カノが多額の借金を負っており、返済の予定が全く立っていないことに対して「普通に(自分が)考えたら利息が多くて返済できないと分かるはずなのに、なぜ分からないんだ」と言っていたことも引っ掛かっていました。Rさんは金銭的な知識についても豊富なようにも感じたのです。私は、そんな知的なRさんに引け目を感じていました。
そして、引け目を感じた私は恐らく賢い人が好きであろうRさんが今のところ私を好きになる可能性は限りなく低く、私がもっともっと頑張って勉強し、努力しなければ好意を抱いてくれないのではないか、と思っていたことに気づきました。
さらに、その気持ちから常に頑張って連絡を取っていないと私なんて忘れられてしまうのではないか、とも思っていたのです。

この2つの気持ちを抱いてしまっている時点で、私は現在の自分を受け入れるどころか完全に否定してしまっていたのです。つまり、自己受容はできていない状態であることに気が付いたのでした。

  • 次に、③の観点から、私にはどんな「心の穴」が開いているのかを考えてみました。

心の穴は幼少期に親に開けられたものであるとのことなので、自分の子ども時代を振り返ってみました。
父と母が一緒に暮らしていた13歳のときまでは私は勉強ができなくても、運動ができなくても、今ほど劣等感を感じず、自分の大好きなことについてどんな友達にも語ることのできる自由奔放な子どもでした。とにかく「学校、勉強重視であった母」と、「子どもに対して関心がなく、自由にさせなさい派であった父」は、2人一緒に存在することでバランスが取れており、私は学歴に対してコンプレックスを抱くことはなかったのです。
しかし、14歳の頃から父と母が別居し、私は母と暮らすことになってからは「子どもの自由にさせなさい派の父」が去り、このバランスが崩れ「とにかくいい学校に行きなさい」という母だけになってしまったのです。そこから私は一変していい学校に行けない自分、勉強に集中できない自分は駄目な子どもなんだ、と劣等感を抱くようになりました。母は私にとって到底達成不可能である「市で一番の高校、そしてMARCH以上の大学に行かないと認めない」「いい学校にいって沢山稼ぎなさい」というばかりでした。
私は勉強をしたくないと思うのはなぜなのか、自分が本当は何をしたいのか考えるべきであることに気づかず、「唯一の育ての親である母の夢を叶えられない自分」に対して劣等感を抱きながら勉強をした結果、やはり母の望む学校に入学できず、私は自分に対して「学歴コンプレックス」を抱くようになってしまったのです。
母は母で、「自分も父と同じように自由に生きていたいのに、子どものせいでそれができない、でも捨てるわけにもいかない」という葛藤があったのでしょう。だから、私に「母が実現させたかったけれど、諦めるしかなかった未来」を押し付けてしまったのだと思います。

  • 最後に、②の観点から、私は相手の存在によって自分の「心の穴」を埋めようとしているのか?という疑問について考えてみました。

私は好意を抱く人に対しては「自分」と「相手」の境界線が曖昧になってしまいます。これは言い方を変えれば「相手」が持っているものは、「自分」が持っているかのように錯覚してしまう面がある、とも考えられます。

つまり、私は母がかつて私にしていたのと全く同じ、近しい相手に高いスペックを求めることで、自分の自尊心を満たそうとしていたようです。

ですが、相手に高いスペックを求めたところでお金も、社会的地位も自分のものになるとは限りません。それに、相手が仕事を辞めたら収入も社会的地位も何も残らない可能性もあります。
どうせ高いスペックを求めても、自分のものにはならない。つまり、相手にスペックの高さを求めることは無駄であることにやっと気が付いたのです。

そして、どうせスペックの高さなんてどうでも良いんだから、

①相手を選定する際自分に好意を抱いてくれる相手を選ぶ
②自分を想ってくれている相手であれば、連絡するくらいで気分を損ねたりしない
はずなので、もっと気軽に連絡すれば良いし、楽しみながら相手を知っていけばいい

という2つの考えにたどり着いたのでした。


この経験を通して、最も大事な考えに気が付きました。
この「なぜあなたは『愛してくれない人』を好きになるのか」という本には「恋愛で苦しい思いをしている人は、自分の感情、心の穴を感じるべき」と記載がありました。
その点と、この本に記載されている点、今回感じたこと全てを総括した上で恋愛が辛いときに考えてみてほしいポイントをまとめてみました。

恋愛が辛いとき考えるべき3つのこと

自分の抱く興味、関心が相手に向きすぎていないか。一番重要です!
●向上心が高まるあまり、自分自身を否定する気持ちが強すぎていないか。

  ぴんとこなければ、50:50になっているか今一度見直してください。
●興味・関心が相手に向きすぎているのであれば、自分の心のでこぼこ

(本で記載されていた心の穴)を感じ取り、自分の過去の経験を踏まえて自分が
  なぜこんなにも苦しく感じるのかを考えてみてほしいと思います。

一番重要なのは、自分の抱く興味、関心が相手に向きすぎている自分を認知することです。そこに気が付けば自ずと何をすべきか分かるはずですし、何も行動を起こさなくても自然と「自分自身」に関心が向いてくるはずなので、気持ちが楽になると思います。


この考えにたどり着いた私は、Rさんに勇気を振り絞って連絡してみることにしたのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

はてなブログのアカウントをお持ちの方で、もしこの記事が面白いと思ってくださった方は、下記のボタンをクリックして読者になって頂けると嬉しいです。

アカウントをお持ちでない方は、私のTwitterのアカウントをフォローして頂けると記事が更新される度通知が届きます。

 

以下の記事もおすすめです。

 

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com