僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

デート必勝法と、なぜか見て見ぬふりをした気持ち

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと銀座デートを済ませ、次は新宿でデートする約束をしていました。

表面上は順調に進んでいるように見えましたが、私は悩んでいました。
プレゼントされたマカロンボーロをぼりぼり食べながら、考えました。

 

Mさんのこと、男性として良いと思えるのだろうか。

何もしていないのに、プレゼントも貰ってしまったし。この前の男性じゃないけれど、私はまだMさんのことを友人だとしか思えないのに。これをくれる、ということは早く彼女になってくれ、と急かされているんだろうか。

そうこうしていると、Mさんから「次のデートで行きたいカフェありますか?」とLINEが来ていました。候補が既に3つに絞られていて、その中から選んでほしいとのことでした。コトカフェは、3年前別れたSさんが付き合ってたとき一緒に行こうって言ってたからNGだな。あとは、ムジカフェと、スコップカフェか。ムジカフェは行ったことあるから、スコップカフェが良いって送ろう。

ささっと返信をしてから、また考え始めました。

今は男性として見れないけれど、行く場所とかめっちゃ考えてくれるんだよなあ。東京を詳しく知らない私としては、ありがたいよね。

Mさんを男性として見れるようになるにはどうしたら良いんだろう。

いくら考えても、分かりませんでした。あまりにもやもやするのでノートにMさんの嫌なところ、良いところを書き出してみました。嫌なところ、13個、良いと思っているところ、11個でした。ほぼ同率でした。つまり、特別好きでも、嫌いでもない、ということです。紙に書き出したら少しすっきりしました。よく考えたら、Mさんと出会って2週間くらいしか経っていないのです。いろいろ考えた末、出会って2週間、デート1回では男性として良いかどうか判断できないという結論に至りました。そんなの分からないんだから、もう少し気楽に楽しんだ方が良いのでは、とも思いました。そして私は、大事なことを思い出しましたデートなんて、楽しんだもん勝ち。こんなふうに悩んでいる方が、損だということを。

マッチングアプリで40人の男性と会っているのに、なぜこんな大事なことを忘れてしまうのでしょう。悩みすぎるあまり、視野が狭くなっていたのかもしれません。

Mさんから、「キャンドル作り体験を予約しました」とさらにLINEが来ていました。
LINEに貼られた画像を見てみると、透明なろうの中に、かわいい貝殻が入ったアロマキャンドルが映っていました。こんなかわいいの作れるんだ( ゚Д゚)
ちょっと、楽しみかも。

そして後日、私は改めてSONPO美術館の開館日を調べてみました。よく見ると、約束している日は、閉館日になっていましたΣ(゚д゚lll)

ど、ど、どうしよう。Mさんは、新宿を回るつもりで計画を立ててくれています。その計画を変えさせるのだから代案を考えないと申し訳ない。スマホでいろいろ探していると、上野の東京都美術館で、「ゴッホ展」が開かれているようでした。ゴッホのひまわりを、ゴッホの展覧会で穴埋めする。私にとってはこれ以上ない代案でした。でも、美術館は上野にあるのです。新宿から上野へ移動が必要になってしまいます。でもそれ以外思いつきませんでした。ゴッホ展めっちゃ行きたい。「ごめん!SONPO美術館閉館してるみたい。代わりに上野のゴッホ展に行きたいのだけど…。どうかな?」と送ってみました。

しばらくしてMさんから「したら上野で調べ直します、」と送られてきました。「、」は、どんな感情を表しているのだろう。きっと、呆れているに違いない。もしかしたら、怒られるかも。ドキドキしながら「せっかく考えてくれたから新宿で遊んで、夕方から上野に行くのはどうかな?夕方ならまだチケットとれそうだよ!」と送りました。

すると「調べてくれてありがとう!したらまた仕事終わってから連絡するね!」と返信が来ました。そして夕方、「ゴッホ展、予約したよ~」と送られてきました。え、もう予約してくれたの?!?( ゚Д゚)対応が早すぎて驚きました。でも怒っていないようで少しほっとしました。
流石に申し訳なかったので、夕食のお店は私が候補を出して、予約を入れました。予約後、Mさんから追加で「上野の周辺のカフェ、調べとくね」と送られてきました。

今までの男性だったら、「場所を変えるなら代案を考えてよ」とか、「どうして事前にきちんと調べないの?」と言ってきそうな場面でした。でも、言われませんでした。しかも、念には念を入れて休めるようにカフェまで調べ直してくれるんだ。これまでの人だったら、時間が余ったときのことなんて考えてくれなかったのに。

ふうん。ちょっと、優しいじゃん。

それだけ心の中でつぶやき、私は気を紛らわすように電車の中釣り広告をじっと見つめたのでした。

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あのときどうして、気を紛らわそうと思ったんだろう

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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Mさんとマッチ~1回目の銀座デートまでの話はこちらからどうぞ。

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