僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

マッチングアプリで出会った相手に心を開くことの、恐ろしさを感じた日

私はマッチングアプリで出会った27歳男性、Tさんと2回横浜でデートをし、毎日LINEのやりとりをしていました。そのやりとりの中で、Tさんが現在5人の女性とやりとりをしていることが発覚し、口論になったのです。私はTさんに、「もう連絡をとるのをやめよう」、つまり関係を終わらせようと伝えたのでした。その後、マッチングアプリで出会った相手に心を開くことの恐ろしさに、ようやく気が付いたのでした。

「わかった!今までありがとう」と返信がきました。今後、やりとりをすることはないだろうな。そう思いながら静かにLINEを閉じました。そして休憩を終え、仕事に戻りました。涙は、全く出ませんでした。今思うとTさんから言われたことを受け止めるのでいっぱいいっぱいで、混乱のあまり自分がどう感じているのか分からなかったのです。

仕事中、手を動かしながらもずっとTさんから来たメッセージを思い出していました。感じたままに行動してしまったけれど、これでよかったんだろうか。突然関係を終わらせたこと。関係を終わらせようと思った理由を伝えなかったこと。それは、正しい決断だったのだろうか。考えていると、ふと涙がこみ上げてきました。私はトイレに駆け込みました。

会社のトイレの一室に入り、ここなら泣いても大丈夫だと安心した瞬間、涙が溢れていました。なんで、私は泣いているんだろう。しばらく、理由も分からないまま、泣き続けました。トイレはエアコンが効いておらず、窓を開けていても蒸し暑い中、声を殺して泣きました。湿気が、腕に纏わりつく煩わしい感覚にも構わず、泣きました。

しばらくすると、泣いている理由が分かりました。私は、怖かったのです。
こわかった。心を許していた相手に、隠し持っていたナイフを突きつけられたみたいだった。油断した隙を狙って、傷つけられたみたいだった。だから、どうして関係を終わらせたいのか、言えなかった。
Tさんからの言葉が、強力な磁力を放つ磁石のように感じました。その磁力は、私の人生観や、判断力を悪い意味で狂わせてしまうような、ものすごい力を放っているように感じました。今まで隠していたけれど、もう我慢できないんだと言わんばかりの強い怒りと、私への敵意、そして自分をこれ以上傷つけないでくれという悲痛な叫び声が聞こえたような気がしました。今もう一度見返してみるとただの文章なので、私が混乱していただけかもしれません。
理由が分かり、自然に涙が引いてきました。鏡を見ると、ひどい顔をした自分が映っていました。泣きやむと、更衣室へ行き、赤くなった目に目薬を差しました。目薬は、いつだって泣き虫の味方です。泣いたのがばれない状態にして、仕事に戻りました。そして定時で帰宅したのでした。

帰宅しても、トイレで感じた恐怖は消えないままでした。

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踏切の向こう側にいたのは誰だったのか、怖くて考えたくなかった

生温かい腕の感触、踏切の向こうにいる、実態のない幽霊のようなTさんが、頭から離れませんでした。今まで、Tさんだと思っていたのは、一体誰だったんだろう。いるはずがないのに、なぜかTさんの気配を感じました。Tさんは、今私のことを考えているかもしれない。そんな気がしました。
withを開くと、Tさんとのトークルームが表示されなくなっていました。ブロックされたようでした。
こういうとき、連絡先を先に消した方が感情的になっているような気がします。Tさんの方が、関係を断たれたことにショックを感じたのかもしれません。ちなみに、なぜかLINEはブロックされていませんでした。

そして2日後、ようやくTさんの気配を感じなくなり、少し冷静になりました。その状態で、Tさんの好きだったところ、そして嫌だったところを自分専用のLINEのトークルームに書き出しました。すると、好きなところは3個しか浮かばず、嫌なところは26個すらすらと出てきました。そんな自分に嫌気が差しました。恋は盲目、とはこのことを言うのでしょう。ふと思い立ち、withの自分のプロフィール文章をもう一度読みました。『基本的に、一目惚れや、第一印象で好意を抱くことが多いです。裏表がなく、責任感のある人が好きです。自分の考えを、言葉で表現できる人に魅力を感じます。』
Tさんは、私のプロフィールを、きちんと読んでいいね!してくれたんだろうか。身長が170㎝以上あるところしか、当てはまっていないんじゃないか。私のことを好きでいてくれれば、それでいい、と見て見ぬふりをしていたんじゃないか。そもそも、ミスマッチだったかもしれない。だから、あのとき折れていたら、完全に妥協だったのです。そうしたミスマッチを防ぐために、何か対策を取らなければいけないことにも気が付きました。


さらに、Tさんに別れを告げたとき、私の中にいる、Sさんを捨てられない。そう感じた自分を思い出しました。Sさんへの思いは、完全に断ち切れていなかったのです。私は、改めて気持ちの整理が必要だと感じたのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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Tさんとのマッチ後~これまでの経緯はこちらからどうぞ。

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