僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

現実はドラマのようにはいかなかったけれど

次に会ったのはしゅうたの地元だった。

本当は次は立川にある昭和記念公園で紅葉を見る約束をしていた。

しかし口頭で約束をしたものだから、お互い認識している日が違い、なんだかんだで次に会うのは2週間後になった。

彼は1週間前の日曜日だと思い込んでいたようだ。1週間誤って空けてしまっていたらしい。

なぜか私はそこに引け目を感じていた。きちんと日程を確認してたらそんなことはさせなかったはずだったのだ。

そこで私は「ねえ、今日空いちゃったなら会おうよ!しゅうたの最寄りまで行くから!」そう言った。

向こうは遠いだろうから新宿集合で良いよと言ってくれたけれど、私はいつも新宿まで来させて悪いと思っていたのでその日は頑張ってしゅうたの地元へ向かうことにした。

仕事から家に戻って慌てて化粧をし、財布のレシートを整理し、新しく購入した鞄と靴、上着を羽織って家を出た。

どこからどう見ても、THE彼女のような服装だった。夜からし会わないのに、鞄も上着も変えるなんて、随分な張り切りようだ。

新宿駅に着き、普段は全く乗らない路線に戸惑いながらなんとか電車に乗った。
到着するまでしゅうたの地元はどんなところなのだろう、と想像するとドキドキとワクワクが止まらなかった。

小さな鞄には本などはいるはずもなく、スマホと財布しか入らなかった。
スマホを開き、何か暇潰しにでも見ようかと思ったが、なんだかソワソワしてしまってなにも調べる気になれなかった。
次第に眠気が襲ってきて、少し座って目を閉じていると、あっという間に到着した。

事前に言われた改札まで向かい、合流した。

彼の地元は落ち着いた感じの住宅街だった。
しゅうたは数件夕御飯を食べられそうなお店を教えてくれた。

言われるがまま、雰囲気の良さそうなイタリアンのお店に入った。

その日のしゅうたはこれまで以上に思考が停止しているように見えた。
普段からあまり考えず話している感じだったが、その日はそれまで以上に上の空だった。

それに、会話の節々で意味の分からないことを言ってくる。
「ももちゃんは、一度心を開けばあとはいけるタイプだと思う」

確かに人見知りで、人に心を開くまでには時間がかかる方だ。
いけるって、もしかしてもっと仲良くなるということだろうか。

「今日なんだかぼーっとしてる?もしかして疲れてる?大丈夫?」
「いや。大丈夫」

そのときの私には意味が分からなかった。
今思えば、私を家に誘う算段をたてていたに違いない。

そんなこんなで食事を終え、店を出た。

会計は、彼が出すよといってくれたが、前回夕飯をごちそうになったので遠慮して私が支払った。
クレジットカードを無理矢理彼の財布にしまわせる姿を見て、店員さんたちは穏やかに笑っていた。

前に貯金があるなら割り勘ねと言ったしゅうたが払うと言った理由すら、大方予想がつく。
私を家に誘うから少しカッコつけたかったのだろう。
わかっていても支払ってくれること自体はありがたい。興味のない相手にお金を出したがる男性などこの世にいないことは理解しているつもりだ。


次の日も仕事だったので、そのまま帰るつもりだった。
でも「少し散歩して帰ろうか」と言われた。

まあ少しだったら良いか。「いいよ」とだけ返してしゅうたの地元の商店街に向かった。

とはいえ、夜21時近かったので、閉まっている店も多い。
当たり障りのない会話をしながら、しばらく歩いた。

どう見ても駅から遠ざかっているし、しかも寒い。
「ねえ、寒い」
「そんな寒いのに申し訳ないな。どっか中入る?駅引き返す?」

「…いや、大丈夫」
せっかく連れてきてもらったし、もう少し一緒にいたいな、くらいの気持ちだった。

時折会話の中で「俺の家遊びに来る?」と聞かれた。
私も一応大人だ。小学生のように本当に遊ぶだけでは終わらないことなど分かっている。

その度に「家は行かない。その前に今日は帰る」と返すだけだった

一度断られてもしぶとく誘ってくるのを見ていると、以前メンタルが弱いと言っていたのが嘘のように感じてしまう。
大分鋼のメンタルをしていると思う。


もう少し歩いて、「うちでお茶しない?新しく買っておいた食器があるから、紅茶でも飲もう」と言われた。

絶対にお茶で終わるわけがない。
でも、付き合ってから手をつなぐ
くらいしかしておらず、少し寂しく思っていた。
冷静に考えてみればまだ付き合って2回目のデートだったし、そこまで焦る必要などなかったのに。

まあ、キスくらいで終わるだろう。それくらいなら別に困ることもあるまい。
それにしゅうたがどんな家に住んでいるのか興味があった。


だから「いいよ。しゅうたの家気になるし!」と返した。

「じゃあ、俺の家この先だから行こうか。」と言われた。

先なんかい。
私、家に誘導されてたのか。大分策士じゃない?

今思うと脚本家が書いたのではないかと疑うくらいの出来だ。

予め食器も紅茶も用意されているなんておかしい。しゅうたの家に向かう途中の商店街を散歩していたのだっておかしい。
その場の流れでここまでできないだろう。

この日の彼は驚くくらい用意周到だった。

ちなみに今日に至るまでこれほど彼が用意周到だったことなどない予めなにかを準備したりなんてしない。

いつもはもう少しいい加減だ。

「エッチなことがしたい」と一言言うだけなのに、なぜこうも回りくどいまねをするのだろう。
私は少し呆れていた。
本当に世の男性は大変だと思う。

彼の家は確かに男性の独り暮らしにしては綺麗だった。
社会人になって上京してからルームシェア、一人暮らしをしているので大方家事はできるとのことだった。

だだ、私が現段階で確認できているのは掃除の実力くらいだ。
料理はまだ確認中なので彼の「できる」の程度など知る由もない。

大きな紺のソファに言われるがまま腰かけて紅茶ができるのを待った。

彼の家は電気FHがあり、私の家より温かかった。
いつもしゅうたの家に来るとなにもしなくても温かい部屋で温かい飲み物が出される。
拾われた捨て犬のような気持ちになってしまう。

まあ単に私の家が寒すぎるだけかもしれない。
それに実際に私は捨てられ
たのではなく、自分から実家を出ている。
捨てられてないのに、不思議とそんな気分になってしまうのだ

別にテレビをつけるわけでもなく、居間で一人用のテーブルを囲んで一緒に紅茶を飲んだ。
このときベラベラ話した記憶はない。しばらく静寂が流れた。

ある程度飲むと、何故か2人でソファに座った。
いや、理由など決まっている。

今思えば彼はそわそわしていた。ソファに座ってからは特にそわそわしていた。

まあ、キスくらいなら…と思っていた私もきっとそわそわしているように見えただろう。
恥ずかしくてしゅうたの顔など見られなかった。

さすがにこの後のことを詳しく書くのは憚られる。

「俺のこと、好き?」と聞かれた。

できればその質問は私がしたかった。

いかにも女子がしそうな質問だからまさか向こうからしてくるとは思わなかった。
それに、この時点で今ほどしゅうたが好きだったかと言われると、正直そ
うではなかった。

自分がどう思っているのか、
全く知らない異国の文字で書かれた物語を読んでいるときくらい分からなかった。

でも、この状況で正直に答えるわけにはいかなかった
付き合っているのに分からないと答えるなんておかしいにもほどがある。

今思えば私は自分の好意をペラペラと口に出せる男性としか付き合って来なかった。
しゅうたもきっと自分のことを話すのが得意なのだと思っていた。得意だけれど、あえて私にはしてくれないのだと勝手に思い込んでいた
別にしゅうたを悪者にしたかったわけではなく、そういう男性しか知らなかったので仕方がない。

だから、しゅうたが本当に私のことをこれからも好きでいてくれるのか、それとも体の関係を持ちたくて付き合ったのか、もしくは一ヶ月後のクリスマスの予定を埋めるためだけに告白したのか、分からないと思っていた。

分からないなら、聞けば良かったのだ。

でもこの時点では私の不安は漠然としすぎていた。自分でも、自分自身が何を望んでいるのか分からなかった。

分からなかったから、少しの沈黙の末「うん」とだけ答えた。
そうするしかなかった。

しかしこの日は初めての2人きりのお家デートの日になってしまったのだ。言うまでもなくキスだけで終わるわけがない。
が、私側の都合によりこの日は上半身のみで終了した。ちなみに彼がすっきりするまで付き合ったことは言うまでもない。
彼側のすっきりなど二の次だったが、さすがにその気にさせてしまったのにこれで帰るのは申し訳ない、という気持ちでサービスしたつもりだった。


向こうは泊まってほしそうにしていた。でも私は冷静に「明日仕事だから帰る」と言った。
しゅうたが泊まってほしそうにしたことなどこの日以外にない。

なぜなら、私たちは2人一緒にいると一睡もできないからだ。

これがドラマだったなら、このあとお互いがいる安心感からぐっすりと眠りについていただろう。

残念ながら、現実はそこまで甘く、ドラマチックではない。

本当に、残念ながら。

恥ずかしくて題名がつけられない話

そしてあっという間に1ヶ月が過ぎた。
バチェラーデートのレートが1になった日だった。

泣き腫らした目で、死にそうになりながらメイクをし、しゅうたとのデートへ向かった。


場所は表参道。
向こうが人生酒場に行った際に勧めてくれた紅茶専門店へ向かった。

これは後から知った話だが、しゅうたは紅茶が好きだ。
関西出身で方向音痴な彼は一見店など全く知らなそうに見える。

でも大学時代に東京で何度か遊んだ経験があったため、良い雰囲気のお店を知っているようだった。


紅茶専門店へ入り、早速席に着いた。
しゅうたは久しぶりだからか、少しテンションが高いように感じた。

旅行の話や、いつも見ているyoutubeの話で盛り上がった。

私は寝る前に「右脳くん」という耳かきASMR動画を聴いてから寝る話をした。

彼はふざけて「それなら寝る前俺がささやけばええやん」とか、「そんなんでお金になるならイケボの友達にやらせようかな」と言った。

私は冗談が通じないタイプだ。

「本気なの?」と目を丸くして言うと、
「冗談にきまっとるやん。俺そこまでお金の使い方下手じゃな
いで」と呆れたように言った。

お金の話をするしゅうたの目は怖かった。
男性のプライドを傷つけるよ
うなことを言ってしまったのかもしれない。
怖い。どうしよう。

私が少し黙り込んでいると、あっという間に話は変わり、家事の話題になった。
向こうはさっきのお金どうこうの話はあまり気にしていないようだ。
私もとりあえずさっきのことは忘れることにした。

私は自炊も掃除も全くできなかった。というか、しゅうたと出会う前は興味
すら湧かなかった。
でも世間的には家事ができる女性のほうが良いとされている。
彼氏
ができればゆくゆくはなんとかしなければいけない問題だろうという認識は一応あった。
一人暮らし歴の長い彼に、しょっちゅう家事のコツを聞いていた。

この日はなんとかしなければな、と思っただけで行動を起こそうとまでは思わなかった。

さらに話題が変わり、しゅうたが普段仲良くしている友人の話をしてくれた。


いつも仲良くしている友人は、「恋人がいない」という話をするんだと、最初に教えてくれた。
友人といつも恋愛がうまくいかない話をしているようだった。

恐らくだが今はしていないだろう。
男性は恋愛でうまくいっていない話はするが、うまく行ってからの話はあまり共有しないらしい。

私の数少ない友人もいつも恋愛のことで悩んでいた。
彼のいつもいるコミュニティと私のいるコミュニティが少し似ていることに安堵していた。
その事実はマッチングアプリで出会っていなくても、もし奇跡的に出会えていたら友人くらいにはなれていたかもしれないという想像をさせるには十分だったからだ。

そんなこんなで話しているといつの間にか紅茶を飲み終わっていた

次はMOMAデザインストアに行く約束をした。
向こうがどこか行きたいところある?と聞いてくるので必死で絞り出した場所だった。
MOMAデザインストアに向かう途中、方向音痴な私は道に迷った

Googleマップに表示されている道の通りに歩くが、回りは見るからに住宅街だ。
こういう段取りが悪くて怒る男性もいる。私は叱られるのではないかとびくびくしていたが、向こうは笑っているだけだった。

到着後はデザインストア内を回った。

表参道デートにおすすめとネットで太鼓判を押されていたわりには、中は狭かった。
ただおもちゃから実用的なものまで変わったものが置いてあったのは覚えている。

中でレコードがかっこいいとか、ベッドサイドに置くような雑貨を見ながら快適な睡眠をとるにはどうしたら良いのかなど話しながら回った。

あっという間に見終わり、その後「少し歩いた先にいちょう並木が綺麗なところがあるから行こう」と誘われた。


この日は寒く、雨が降っていた。デザインストアを出るころには日は落ち、すっかり暗くなっていた。
悪天候の中でも行こうというのだから、よっぽど行きたいのだろう

なぜ行きたいかなど理由を聞かなくても分かった。
3回目のデートだ。社会人のデートでは3回目で告白する人が多い、というくだらないネットの記事を見たことがある。

さらに、デート前、友人にしゅうたのことを話してもいた。
鋭い友人は
「次、告白されるんじゃない?」と言っていたから察することができたのもある。

紅茶を飲んでいる時点で、私の気持ちは固まっていた。

デート中、自然に会話を楽しんでいた。しゅうたの話も面白かったし、なにより私のオタクくさいところを気に入ってくれていたのが嬉しかった。
木村良平とパク・ソジュンの話のときも、鬱陶しそうにしている素振りは全く見せなかった。

さらに、バチェラーデートでしゅうたと出会った後に5人会ったが、良いと思える人はいなかった。
むしろ、その5人と比べたら、しゅうたと
一緒にいる時間は楽しく、自分らしくいられるように感じていた。

寒いなか大分歩き、いちょう並木の場所へ到着した。
雨なので写真は撮らなかったが、少しまだ時期が早かったようで、最初は所々緑の葉っぱのままの部分もあった。
でも奥まで進んでみると、黄色く色が変わったいちょうたちが出迎えてくれた。

「綺麗だね」とありきたりな言葉を口にしてさらに歩く。

どのタイミングで切り出すのだろう。

そう思っていると、「奥までいくとさすがに戻ってくるの大変だから、このくらいで引き返そうか」と言われた。

綺麗に舗装された道、間隔をあけて置かれたベンチ、黄色いいちょうに囲まれた場所だった。

引き返しながら、「ももちゃんて今良いと思ってる人おるん?」と聞かれた。

きた。

素直に「いない」と答えた。
「俺もあと一人と食事に行ったけどその先は続いてなくて。もし今良い人いないなら付き合おうか。」

「好きです」とかじゃないんだ。遠回しな言い方に少しがっくりしたのは事実だったけれど、付き合いたいと思ってくれていることは嬉しかった。


しゅうたは不器用だ。この前自分でそう白状してきたのだから、間違いない。
王子様が言うようなセリフで女性を喜ばせるような術は持っていない。

そもそも、そんなことができていたら「俺は彼女できない」なんて友人に相談するわけがないのだ。
私も一時期彼に安心させてくれるような言葉を求めていた。でもできないことを求めても無駄だったし、彼は言葉より行動で気持ちを表すタイプの人間だった。


話を戻そう。

告白の返事は、どう返すのが正解なのか未だにわからない。

少しの間を置いて、「はい。よろしくお願いします」という言葉をやっと振り絞ることができた。
随分よそよそしい。でもそれしか思いつかなかった。

半年間頑張ってブログを続け、それなりに本を読んで語彙を集めているつもりではあったが、重要なときに限って言葉に詰まってしまう。
人生なんてそんなものだ。

いつも意図しないところで、思いもよらないことが起こる。その度に自分の気持ちを言葉で表そうとするが、そんな繊細で目に見えない、理解しきれていない感情など表現できるわけがない。ドラマのように人々の記憶に残るような台詞など出てこない。

「人生は後ろ向きにしか理解できないが、私たちは前を向いて生きるしかない」と私の愛読書に書いてあった。まさにこういうことなのだろう。

はたから見たらぎこちなかったが、今思い返せば、この言葉を振り絞っている瞬間が、この日は一番幸せに感じた。

ぎこちない告白と、ぎこちない返事。

不器用なのはしゅうただけでなく、私もだった。

不器用同士、奇跡的に意思の疎通に成功し、めでたく結ばれた。

告白を受け入れた後、途端に恥ずかしくなって黙り込んでしまった
あまりに私が黙り込んでいるので「まだ照れてるん?」としまいには呆れ
ていた。

そしてそのあとは一緒に食事をした。


しかし、表参道で油断は禁物だった。
食事するためにふらっと入った店はとてつもなく高く、向こうは愕然としていた。

結局夜ご飯は新宿まで戻って食べた。

新宿三丁目のカフェラボエムだ。
「君の名は」のモデルになった話はあまりにも有名すぎる。

しゅうたは表参道で良い店を見つけられなかったことを気にしていた。
怒ってないのに怒っているかしきりに確認してきた。
私は代わりの店を見つけてくれたから別にいいやくらいの気持ちだった。

過去どんな女性と付き合ってきたのだろう。方向音痴で段取りが下手だと叱られた経験でもあるのだろうか。

そんなこんなで食事をし、一緒に旅行してみたい、とか、お互いのタイプについて話した。

告白を受け入れたのになぜタイプを聞かれるのか不思議だった。
私は好きになった人がタイプなのだ。それ以外を求めるならしゅうたでなく別の人と付き合っている。
「一緒にいて楽な人が好きかな。…しゅうたのことだけど」と伝えた。大分私も浮かれている。

彼のタイプも多分話していたけれど、すっかり忘れてしまった。レモンサワー程度で忘れてしまう内容なのだから、酔った私は「なんだ、私のことじゃん」と思っただけだろう。

冷静に書くと本当に恥ずかしい。ただのバカップルだと思われてもなにも否定できない。

その日は遅かったので新宿駅まで一緒に戻って解散した。

続き↓

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人生酒場で、本当に人生が変わるなんて誰が想像できたんだか

会った次の週の土日はバチェラーデートを既に予約していた。
 
だからデートを予約していない次の週、LINEでしゅうたとまた会う約束をした。

その間は特にLINEのやり取りはなかったと思う。

とりあえず日程を押さえておけば良いだろうくらいに思っていた。

前回のデートの際、私が新大久保が好きだと言ったのを覚えてくれていてくれたようで、次は新大久保にしようと誘ってくれた。

この時点で、しゅうたが私をかなり気に入っていることは明らかだった

彼の地元から新大久保駅までは電車で30分かかることを知っていた。
嫌いな人のためにわざわざ日程を合わせ、30分も電車に揺られて来ようとは思わないだろう。
しかもご飯代は自分の奢りか、割り勘だ。女性である私が全て支払ってくれる可能性はほぼないと言って良い。
 
さらに体目的であれば自分の家の最寄りに呼び寄せるのがセオリーだ。わざわざ来るということは、体目的でないと思って良いということでもある。


そんなしゅうたの好意とは裏腹に、私はやっと新大久保で男性とデートできると張り切っていただけだった。

早速お店の候補を何個か送った。


その際送ったのはソジュハンザン、人生酒場、ネネチキンだった。

彼は一番インスタ映えする人生酒場にしようと言ってくれた。

これは後々知ったことだが、しゅうたは人混みが大嫌いだ。恐らく無理して来てくれたのだと思う。

当日。
私は仕事終わり慌てて化粧直しをして新大久保駅にしゅうたを迎えに行った。
正直言ってしまうと到着までに私はくたくたになっていた。

人ががちゃがちゃしている新大久保駅改札前でなんとか落ち合った
バチェラーデートで人に会いすぎて、しゅうたの顔はすぐに思い出せなかった。

向こうは一瞬私が素通りしたことに驚いたみたいだ。
当時はそれほどまでにしゅうたに興味を持ってなかったとも言える。

新大久保駅から店に向かう途中、「敬語だとよそよそしすぎるから、お互いタメ語で話しましょう」と言ってくれた。


前回のデートで「関西弁が好き」と言ったからだろうか。
それとも本当によそよそしいと思っただけだろうか。

たぶん言葉通り、仲良くなりたかっただけだと思う。
彼が発する言葉に深い意味などない。

私のように一つ一つの言動を掘り下げるようなことはしないのだ。いかにもパリピらしい。

しゅうたは大阪出身で、社会人から上京してきた。
学生時代は高校、大学と彼女がいたようで、華やかな学生生活を送ってきたようだ。

会社員になってからも同期に旅行に誘われてたりしているのを見ると、私より充実した社会人生活を送っているようにみえる。

敬語をやめると、彼は今日のようにペラペラの関西弁で話始めた。私も敬語をやめるとより親しみを感じた。


少し並んで、人生酒場に入った。
狭く、人がガチャガチャしている店だ。でも席が狭いのでデートにはぴったりだと思う。

ずっとここに男性と一緒に来るのが夢だった。

念願の夢が叶った私ははしゃいでいた。
でも、はしゃいでいたのは私だけではなかったようだ。


料理が来る前に、「写真撮る?」と聞かれた。
どう考えても2人で自撮りしようという意味だ。
付き合ってもないのだから普通は撮らないだろう。

大分浮かれているのかな?とも思ったが、まあ一枚くらいなら、と思って撮ってみた。
今思うと撮っておいて本当によかった。



席につき、早速お酒と料理を注文した。
彼はお酒が苦手だった。今思うとだいぶ無理している。

私たちはジャージャー麺、チヂミ、マッコリなど、大量の韓国料理を注文した。

頼みすぎて、半分くらい残してしまった。

しゅうたは女性の私と同じくらいアルコールには弱かった。

マッコリを一杯ずつ注文したけれど、2人とも3分の1くらいで酔っぱらってしまった。

今思ってみると、アルコールと関西弁の破壊力はすさまじい。

敬語のときはもちろん標準語だったが、関西弁に変わるとより親しみやすさを感じた。

男性と人生酒場に来れた私は向こうから見てもはしゃいでいるのがばればれだったようだ。

「ももちゃん、ずっとここ来たかったんやろ。来られてほんとよかったなあ」
酔いながらそう言う彼はどこからどう見ても幸せそうに見えた。

その表情はこの人は私の幸せを心から願ってくれているのかもしれない、と思わせるだけの威力、いや、説得力があった。
付き合う前の出来事の中で一番嬉しかったかもしれない。

その後、なぜか彼は私の貯金額を聞いてきた。
500万くらいだと答えると、「俺よりあるやん。今日は割り勘にして」と言われた。

ということで、今回は割り勘になった。

仕事終わりだったので二件目は行かずに解散した。

秀太は11月中に2回旅行の約束をしていたようだった。
なので次のデートは1ヶ月後の11月下旬になった。


その日は一度目のデートより楽しく感じたが、次のデートまでバチェラーデートせずにしゅうたとのデートを待つ選択はしなかった。

彼に付き合おうと言われたわけではない。
でももし次付き合おうと言われなかったら少し残念に思ってしまうくらいの気持ちだった。
さらに、これまで2回一緒に食事をしただけだった。
だから、一日一緒にいてみて居心地が良いか確認したいとも思っていた。

そのときは大して気持ちはないように感じていた。
でも今思うと告白されなかったら残念に思ってしまうことなどほぼ経験がない。
この時点で好きだったのだと思う。
ただ、前回あったAB型の男性に4回目のデート前に「君と付き合うつもりはない」と言われて傷つき、自分から告白する勇気がなかっただけだ。

そんな臆病な私はしゅうたが楽しく旅行している間、バチェラーデートでその後5人の男性と出会い、散々な目に遭った。

バチェラーレートは低評価をつけられ続け、自己肯定感が下がっていく毎日を送っていた。
3回目のバチェラーレートが出たときだった。

2回目よりもレートは下がり、遂に1をつけられた。

もう限界だった。良いと思える人に出会えず、自分の足りないところを思い知らされる日々。
そんな状況で冷静ではいられなかった。

目の前が真っ暗になり、また新たに恋人を探す気持ちにはなれなかった

しゅうたとの3回目のデートは、このレートが公開された日だった。
たぶん木曜日だったのだと思う。

今日告白されなければ、しばらくバチェラーデートを休会しよう。

そう決めていた。

続き↓

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ネガティブ女の花嫁修行

朝起きて筋トレしながら料理をする毎日を送っています。

 

言うまでもなく、筋トレは今まで通り問題なく継続できていました。

 

問題は、料理と掃除。

料理、掃除が嫌い、辛い、とずっと思い続けて日、月と休みが過ぎていきました。でも、案外やらなければいけないことが片付いていくと、気持ちが軽くなる感じもします。

 

あんなに嫌だったのに気づけばトイレ掃除まで済ませている自分がいました。

 

でもまだ料理のレベルは上がりません。

もう少し腕をあげるため、体温調理した鶏胸肉、鍋で少し茹でたささみをベースに、新しい料理にも挑戦してみよう。

 

そう思い、昨日は仕事から帰ってきて鯖の味噌煮を低温調理で作ってみました。

 

引っ越してから魚をスーパーで買うこと自体初めてです。

 

やる前は嫌で嫌でたまりませんでしたが、いざ始めてみると下処理は30分くらいで済んでいました。

 

味噌煮自体は調味料の配分を間違えてしまい、絶品とまではいきません。でもまあ食べれるからOK。

 

料理も、掃除も案外やってみると私の想像よりは大変ではなかったのかな。

 

どうやらネガティブな方向に想像力が働きやすいようです。

 

何事も、始めるまでが1番重要だよなあ。

 

それだけ分かっていれば、まあいいか。

 

原因不明のモヤモヤの正体は

最近、どうしてか分からないけれど、辛い。

やっと彼氏ができて、バチェラーデートを辞められた。

でも、なぜか苦しい。
交際から2週間経ちますが、ずっとモヤモヤしていました。

気づけば新しい出会いはなくなってしまった。毎週知らない誰かを会うことに、ワクワクを感じていた自分がいたのに。

スマホに改善点が送られてくることは無くなった。でもそれで終わりじゃない。
自分の家事能力の低さに劣等感を抱いたままです。
というのも、彼氏は私より家事が得意なようです。
私より時間がないはずなのに、どうしてそんなにできるんだろう。
仕事は定時で上がれているのに週一回の掃除機すらかけられない自分が本当に恥ずかしい。

さらに、一人暮らしでお付き合いしている身で、彼氏を家に絶対に招かないのもおかしい。
となると、家も常に綺麗にしておかなかなければいけない。

ずっと机とイスしかない家に住んでいました。私にとってはそれだけで十分でした。
でも誰かがくつろげるスペースを作るとしたら、また家具を追加しなければならない。

家事を完璧に行い、家を整え、さらに美しくなければいけない。

本当に、一人暮らししながらパートナーがいる人は凄い。
私はそうなれるのだろうか。

 

料理、家具の購入、組み立て、アクセサリー、服の購入に追われ、疲れ果てた私に自分の時間をとる余裕など全くありません。

さらに生理中もあってイライラし、この先彼女で居続ける自信も失ってしまった。


しかし先日、ゆっくりバチェラーを観る時間が取れ、さらにサブスクで見たい韓流ドラマを探すところまでたどり着けました。

次第にイライラはおさまっていきました。

 

私、こんなにやりたいことを我慢してたんだ。
どうして今まで気づかなかったんだろう。

家事も家具もおしゃれも重要だけど、私は、私でいなければ意味がない。

気づかぬうちに彼氏と自分を比べて苦しくなっていたようです。

 

こんなにやりたいことを我慢していれば、ストレスが溜まるのだって当然です。

 

別に、家事ができなくても、家に家具がなくても、おしゃれじゃなくても、

 

私が私でいられるなら、それでいいんじゃないか。それで合わなくて別れるなら仕方ない。

 

焦らず、できることから頑張っていこう。

 

気づかぬうちに自分を追い込みすぎていたようです。

そのことに気づけてよかった。

 

そんなことを思った日。

顔タイプ診断を参考にコーディネートしてみたら、結局どうなるの?【購入品紹介あり】

顔タイプ診断、骨格診断、パーソナルカラー診断を参考に、新宿ルミネでスカート、コート、鞄、靴を揃えてきました。

顔タイプ診断、骨格診断についての話はこちらから。

momokoara0402.hatenablog.com


パーソナルカラー診断についての話はこちらから。

momokoara0402.hatenablog.com


今回は顔タイプ診断、骨格診断をし、合うものを着てどのくらい変化があるのか書いていきます。

パーソナルカラー診断のみ
服、鞄、靴着用時

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上着着用時

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前回も載せましたが、パーソナルカラー診断のみを受けた際はこんな感じのコーディネート。GUで購入したワンピース、ジャケットです。このジャケット大好きでずっと来てた。ワンピースもジャケットもブルベ夏っぽい色を取り入れています。本当はブルべ冬なのでもっとビビットな色が似合うのだけど、男ウケを考えて淡い方をチョイス。

個人的にはこれでもかわいいな~と思っています。


パーソナルカラー診断+顔タイプ診断+骨格診断後
服、鞄、靴着用時

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顔に近い上半身はブルべ冬が得意なホワイトのセーターを着ています。
こちらは以前PROPTIONで購入したものです。シワシワですみません。
骨格ウェーブは鎖骨が見える、襟が横長に開いたものが良いのでこちらを合わせてみました。

下のスカートは曲線のデザインである花柄がプリントされたものにしてみました。
顔のパーツが丸いのに合わせて曲線の花柄デザインをチョイス。


上着着用時

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色々悩んだのですが、最終的にこの組み合わせに落ち着きました。


以下、ここに至った経緯を書いていきます。

まず買い物。
今回新しくコート、靴、鞄、スカートを購入しました。

まずコート。

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NATURAL BEAUTY BASICで22,000円でした。

薄いグレーに、少しパープルが混ざっています。

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なので、写真よりも実物の方が紫がかって見えます。

ただね。身長149cmの私が着るとめっちゃ長いんです。

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うわ~着られちゃってる~(´;ω;`)
ブーツとかヒールのある靴でごまかせないかなあ…。

ちょっとGUで試しに購入してみればよかったと後悔してる。

でも上品に見えるから、頑張って着ます…。

次は靴。

エスペランザで7,920円でした。
これはURL見つけられたので貼っておきますね。

ビット付フラットパンプス(パンプス) | ESPERANZA(エスペランサ)| ワールド オンラインストア | WORLD ONLINE STORE


色は上着に合わせてグレーにしました。グレーの靴はなかなか店舗に置いてないので好みのものを探すのに苦労しました。

本当は顔タイプ診断通り、バレエシューズっぽいものを探していたのですが、グレーのバレエシューズはありませんでした。サイズ合わせたいからネットは嫌、という結論に至り購入。せめてつま先が丸いと良いなと思ったのですが、ヒールのないパンプスが好きなので購入。

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でもつま先が尖っている以外は文句なし。
グレーなので今まで履いていた黒ほど主張してこないから良いかも。

今回の購入品の中で1番気に入ってる。

次は鞄。

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鞄は高見えすると有名なチャールズアンドキースで購入。9,500円です。
コートに合わせてパープルを選びました。
二つ折りの財布と、リップ、お直し用ファンデが入るくらいの大きさです。
以下にリンク貼っておきます。

charleskeith.jp


本当はもう少しマチのない、クラッチバッグを買うつもりでした。
でもクラッチバッグは好きな色が店頭に置いていませんでした。
結局自分の好みに合わせて購入。
今思えばお試しで買うのだから1万円のものでなくてもよかったと思っています。

最後にスカートです。

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もうどこで買えば良いのか分からなかった。

散々ルミネを歩き回り、最終的に血迷って入店したマジェスティックレゴンで購入しました。5,500円です。

store.cityhill.co.jp

青みがかったピンクなので色は問題なし。
柄もこんな感じの花柄。

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本当は茎が短いものの方が曲線らしいデザインです。どちらかというとそちらの方が好ましい。でも茎が短いデザインのものを探す心の余裕がありませんでした。流石に買い物しすぎて疲れた。

うーん。やっぱ少し可愛らしすぎたかなあ?

これだけでは飽き足らず、GUで服をさらに買い足してコーディネートしてみました。
 


まず上記のトップスをGUの緑セーターと、シャツに変更。

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ブルべ冬が得意な深い緑のセーター。顔に近い上半身に合わせてみました。

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骨格ウェーブは、装飾のあるトップスが似合うようです。
やっぱ胸元にリボンがある方が胸元が華やかに見えるよね。
さらにアクティブキュートは顔周りに曲線のデザインがあるととても見栄えするとのこと。

上着を着るとこんな感じ。

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でもちょっと子どもっぽいかな?家族と初詣来てる子が着てそう。

上はそのまま、今度はシルバーのスカートに変更。

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このスカートめっちゃかわいい。GUのプリーツスカートって生地が薄くて安っぽく見えがちだけど、これは少し生地が厚いからそこまで安そうには見えないかな、と思います。

結構個性的かも。

最後にスカートはそのまま、黒のニットをオン。

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もう合わせ疲れて裸足です。
骨格ウェーブは襟の詰まったトップスも得意とのことだったので、こちらを合わせました。

全体的に、もう少し雑誌で勉強すれば改善の余地がありそう。
もーいろいろ買い物し疲れた。簡単に可愛くなる方法ないかなあ。


最後に、今回合わせたGUの服、念のためリンク貼っておきますね。

・緑のセーター 990円

www.gu-global.com

・白いブラウス 1,990円

www.gu-global.com

・プリーツスカート 2,490円

www.gu-global.com

・黒いセーター 1,990円

www.gu-global.com

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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【今度のデート、何着よう?】ファッションセンス0の私が顔タイプ診断を受けてみた話

最近、悩みがあります。

デートのときの服ってどうしたら良いの?


この悩みを解決すべく、今回は顔タイプ診断を受けてみました。

結果、私はアクティブキュートでした。

顔タイプ診断を受けることで、

・似合うファッションのテイスト
・似合う柄
・似合う素材
・似合うアクセサリー
・似合うヘアスタイル

が分かるそうです。

以下、受けるに至った経緯を書きます。

実はバチェラーデートのときデートの際も、どんな格好をするべきか悩んでいました。
しかし、コロナで服への関心が薄れ、服の知識など皆無でした。
どこにも出かけないので洋服をケチりまくり、最低限しか購入していない状態でした。
そんな私がファッション雑誌を真面目に読むはずがありません。

そんなんでセンスの良い服が買えるわけない!( ゚Д゚)

悩みに悩んだ私は試しに一冊本を読んでみることにしました。
ファッション系の本はかなりたくさん出てきて、どれを読んだら良いのか全く分かりません。いろいろ検索した結果、パーソナルカラー診断、骨格診断、さらに顔タイプ診断の結果によって似合う服、メイクが変わってくるということを初めて知りました。


パーソナルカラー診断は以前受けてきたので間違いないでしょう。
以前パーソナルカラー診断を受けてきた話はこちらからどうぞ。

momokoara0402.hatenablog.com

 

でも顔タイプ診断については未実施だったので、今回自己診断してみることにしました。ちなみに骨格診断はYouTubeの動画で見たことがあり自己診断の結果骨格ストレートでした。

ということで今回は以下の本について書いていきます。

「『顔』タイプ診断で見つかる本当に似合う服」です。

Prime Readingで読めます。Prime Readingとは、Amazon Prime会員限定のサービスです。会員の方は無料で読めるのでぜひ。

この本に書いてあることを要約すると

外見は「顔」「身体」「ボディーカラー(肌や目、髪の色)」

の3つの要素で構成されているとのこと。
顔は今回の顔タイプ診断、身体は骨格診断、ボディーカラーはパーソナルカラー診断で診断できるとのこと。

加えて中でも顔タイプ診断の重要性が書かれてしました。

質問①女優の天海祐希さんに似合う色はどんな服だと思いますか?
質問②女優の深田恭子さんに似合う色はどんな服だと思いますか?


あなたは今、頭の中に何を思い浮かべましたか?
天海祐希さんと深田恭子さんの体型ですか?肌の色ですか?
違いますよね、きっと【顔】を思い浮かべたと思います。

そう、似合う服は顔がメインで決まるのです。


顔タイプ超重要じゃん。
パーソナルカラー診断だけ受ければ大丈夫だと油断していた。

この本には診断項目が記載されており、チェックの数で顔タイプが診断されます。

本を読まなくても以下のサイトから診断できますのでぜひご活用下さい。

kanki-pub.co.jp


診断の結果はアクティブキュートでした。
顔タイプは、大きく分けると顔のパーツが全体的に丸いタイプと、パーツが直線的なタイプの2種類に分かれます。「丸いパーツが多いタイプは服の形や柄に曲線的なデザインを入れると似合う」とのことでした。逆に、「直線的な顔のパーツが多い人は直線的なデザインが良い」とのこと。

診断の結果、私は丸いパーツが多かったので曲線的なデザインが似合うようです。

さらにその中でも子どもっぽいデザインが似合う人、大人っぽいのが似合う人に分かれます。

私は子供っぽく、曲線が多いキュートタイプに該当しました。

その中でも目などのパーツが大きい「アクティブキュートタイプ」でした。

アクティブキュートに似合う
・トップスはUネック、フリルや飾りがついたもの
・アウターはGジャンなどカジュアルなものや、丸襟や横幅のある襟のものが良い
・ボトムスはフレアスカートや台形スカート、パンツはスキニーなど
・柄は花柄、ドット、ギンガムチェック
・靴はバレエシューズやつま先が丸いパンプス
・鞄はカジュアルなかごバッグ、キャンバストート、フェイクファーバッグなど
・アクセサリーは普通~大き目の曲線のあるデザイン
・髪型はショート~肩につかないくらいのボブがおすすめ
 丸みのあるシルエットだとなお良いとのこと。

ただ、あくまでも7割くらいここに該当していればOKなようです。
というか、そうじゃないと困る。
100%だと着ることのできる服が限られてしまい、ファッションの幅が狭くなってしまいますよね(;゚Д゚)


全体的にカジュアルな服装が似合うタイプのようです。
え~(´;ω;`)デートのときカジュアルな格好したくない。
手抜いてるとか、子どもっぽいって思われたら嫌だ…。

さらにパーソナルカラーも女子が好きそうな個性的でインパクトのあるビビットな青や紫が似合うブルベ冬なの本当に辛い。つまりメイクはかっこいい系が似合ってしまうみたい。
かっこいい系のメイクが似合うけど、童顔なのもミスマッチだよね。
服はカジュアル、メイクはかっこいい系が一番映え、ショートヘアが似合うって、死ぬほど男ウケしない


つまり、男ウケを狙う=自分の個性を殺すということなのかも。
もしかしてもう男ウケ狙わないほうがいい?


次に、骨格診断の結果は骨格ウェーブでした。
ただ、この本に載っている診断方法が難しくて、本の内容だけで判断できませんでした。質問が「身体の厚みがあるか」「バストトップが高めか」など、他の人と比べてみないと難しい質問が多かったのです。やむを得ず、ネットの診断も一緒に受けてみました。

以下のサイトで追加で自己診断をしました。

fashion.or.jp
その結果骨格ウェーブ。

骨格ウェーブは、

・トップスは鎖骨を見せられるボートネック、着丈は短め~普通
 胸下の切り替えなどで重心を高く見せてくれるデザインがおすすめ
・ボトムスは軽やかに見えるフレアスカートなどバリエーション豊富
・ワンピースも得意

身長が低いのもあって着丈が長いものは似合いづらいかも。
というか、身長低いなら重心高めにするべきっていうのは確かに聞いたことがある気がする。


てっきり今までずっとストレートだと思ってたけれど…。
違ったのかな?
ちょっとここは怪しいかも。

本当はプロにお願いして見てもらったほうが良いんだろうな、と思いました。

パーソナルカラー診断は見てもらったままブルベ冬です。
一応本の中にはパーツごとに使用した方が良い色が記載されていました。

こんな感じで、自己診断にはなってしまいますが、簡単に顔タイプ、骨格診断をしてみました。

本の中にテイストの合うブランドがいくつか紹介されていましたが、ハイブランドが多くてちょっと取り入れづらいと思ってしまいました。

これを読んだ後、実際に買い物に行きました。
読む前より迷わずに購入に踏み切ることができた気がします。

興味のある方は、ぜひ上記のサイトで診断を受けてみてください。

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