僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【あの瞬間は、どう考えても青春だった】マッチングアプリで出会った大学生とみなとみらいでデートした話

3年前23歳だった私は、マッチングアプリTinderで出会った慶応義塾大学4年生のKさんに告白され、交際することになりました。この記事は、【あなただったらどうする?】3年前、タイプじゃない男性に告白されたとき私が考えたことの続きです。

Kさんとの出会い、告白されるまでの詳しい経緯はこちらからどうぞ。

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私はKさんに、「Kさんの気持ちが嬉しかったから、付き合おう」LINEで返信し、一週間後、またみなとみらいでデートする約束をしました。

 

当時私は動物好きでもないのに、動物園デートに憧れていました。なので、無料で入れる野毛山動物園に行こう、とKさんを誘いました。

丁度3年前なので、暑い時期だし、私がへばるのは目に見えていたのに、なぜ誘ったんだろう…と本当に思います。でも、自分の理想のデートをしたいという気持ちが強かった私にそんなことを考えつくはずも、そんな自分を止められる術もあるはずがありませんでした。

そして、当日桜木町駅に集合し、私達は野毛山動物園へ向かいました。

この日は快晴で、長時間外で出歩くのは命に関わりそうだ、と思ってしまうくらいの暑さでした。

 

少し歩き、野毛山動物園に到着しました。

こんな感じで入口にあったライオンの像の前でお互い写真を撮り合い、奥に進みました。

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Kさんも腕を噛まれて痛そうなフリをして写真を撮っていたので、

私も真似して撮ってもらいました

奥に進むと、無料で入れるにも関わらず、予想以上に動物達が沢山いました。中でも、当時の私はなぜかレッサーパンダと、キリンの写真を撮っていました。

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レッサーパンダも、暑くてへばってます

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キリンは元気そうでした

爬虫類ゾーンは普通の動物ゾーンとは別にあり、かわいい動物達は見れたので、暑いし室内に行こう、とKさんに言ったのですが、Kさんがせっかくだから行こうというので、しぶしぶ付いていきました。

爬虫類ゾーンは一つ一つの檻、というかショーケースが小さく、あまり私の関心を惹くものではありませんでした。でも中は結構な種類の爬虫類がうようよしていました。Kさんは見入っていましたが、私はこのくらいから暑くてへばっており、死にそうになりながらもなんとか全て見終わったのでした。

 

そして私達はみなとみらいのランドマークタワー内にあるシェイクシャックでお昼を済ませました。

シェイクシャックは、大学時代、元カレIさんに振られ、傷心中であった私と遊んでくれていた友人とよく行っていたお店です。元々ハンバーガーが好きだし、それに加えて友人との楽しい思い出が残っている、思い入れのある場所でした。そのことをKさんに話したら、Kさんはじゃあみなとみらいにもあるから行こう、と誘ってくれ、行くことになったのです。

 

お昼を済ませ、じゃあこれからどうしようか、という話になりました。

Kさんが、「山下公園って有名だから、行ってみたい」というので、ランドマークタワーから歩いていくことにしました。

当時も思ったのですが、Kさんは大学になってから一人暮らしをしており、横浜には少なくとも2年近く住んでいるはずでした。23年横浜に住み続けている私よりも行ったことがない場所が多いのは当たり前だと理解はできていましたが、山下公園にも行ったことがないなんて、あまりにもこの辺りのことを知らなさすぎるのではないか、普段どんな生活をしているのだろう、と思ってしまっていました。Kさんは、横浜駅周辺すらもどこに何があるのかよくわからない、と言っており横浜駅中央西口改札、東口改札という横浜の辺りに住んでいたら比較的メジャーな改札口の存在すらきちんと理解しているのか心配になってしまうくらいでした。Kさんの家から一番近い都会であるはずなのに、そんなことが分からないことがあるのだろうか、とも思っていました。一番近い都会が横浜でない可能性もありましたが、Kさんから東京方面でいつも遊んでいるという話を聞いたこともなく、Kさんの私生活を全く想像できないでいました。

とにかくKさんが行きたいと言うので、山下公園の辺りまで歩いてみよう、という話になりました。一応、結構暑いけど大丈夫かな、と言いましたが、Kさんは辛くなったら声かけてくれれば休むから、と言うので、私は一緒に行くことにしたのでした。

 

山下公園まで行くついでに、赤レンガ倉庫にも行きました。

赤レンガ倉庫ではいつも期間限定で催しが行われており、私達が訪れた当時は「グリーンルームフェス」が開催されていました。

調べてみたら、私達が行った2018年の後も、2019年、そして今年、2021年5月と割と定期的に開催されているイベントのようです。音楽イベントが開催され、そしてその周りに四角い大きい箱のような見た目をしたお店が沢山並んでいました。お店にはちょっとした、海にちなんだアクセサリーなどが販売されていたのを覚えています。

私達が実際に行ったのは昼だったし、人がごった返していたので音楽フェスに参加することはありませんでしたが、お店をゆっくり見て回りました。

 

そして、会場内でアサヒグリーンラベルのビールが販売されていたので、Kさんは、「こんないい天気だし、ビールを飲んだらいい気分になりそうだから、飲もうよ」と言いました。私は内心ビール苦手なんだけどな…と思いながらもまあ、一本だけならいっか、と了承し、一緒に1本ずつ飲みました。

アサヒグリーンラベルは、小さい頃父と母が良く飲んでいたビールでした。特に父はビールはこれしか認めない、みたいな謎の発言(失言?)をしてしまうくらい、このビールを好んで飲んでおり、箱で購入していました。ビールを飲んでいる父と母は、子どもの私から見ても楽しそうでした。離婚前の、家族みんなで暮らしていたあの頃を思い出し、少し切なくなっていましたが、そんなことをKさんに言えるはずもなく、切ない気持ちを心の中になんとか留めたのでした。

私は当時未成年だったのでもちろん飲んだことはなく、この日初めて飲んだのですが、確かに普通のビールより苦味がなく、すっきりしていて美味しかったです(親子だから舌まで似てしまっているのでしょうか)。

今思っても、あの炎天下、海の近くで飲むビールは格別美味しかったし、グリーンルームフェスもお洒落だったし、あの瞬間は、どう考えても青春だった、と思える思い出になっているので、Kさんが「一緒に飲もう」と言ってくれて良かったな、と思っています。

 

そしてしばらく歩き、私達は山下公園へ到着しました。

私は小さい頃から何度か来た事があったので、別段なにも思いませんでしたが、Kさんは綺麗だね、と喜んでいました。

 

そして私達は解散したのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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