僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【初副業】どこにでもいる年収200万OLなんだけど、そろそろ人生に酔わせてくれないかい?

常に酔っていなければならない。

すべてはそれにかかっている。これこそが唯一の問題なのだ。

…ではなにに酔うのか。

酒に、詩に、あるいは美徳に、君の思うままに。

とにかく酔いたまえ。

2022年最初に読んだ、「私が望むことを私も分からないとき」というエッセイに書いてあった言葉だ。

こちらは、本紹介サイトを運営するチョン・スンファンが出版した本である。

なかには素敵な詩や文章が詰まっている、わたしのお気に入りの一冊だ。

 

「君の思うままに酔う」

自分の人生そのものに酔うべきだということだろうか。

その言葉が、頭から離れない。

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もう酔っぱらいたい


世間体から、自分の先入観から解放され、深く考えすぎることなく勢いで行動に移す。

朝規則正しく起きて、夜更かしせずに眠る。そんな「正しい」生活を送るのではない。

寝るのが夜何時になろうと、自分の好きなことをやりきる。

 

「こんなの自分には無理だ」そう自分を否定する声には耳を傾けない。

ただやりたいように過ごし、自分の人生を満喫する。

 

この言葉を思い出したのは、人生ではじめて副業、(といえるほどの稼ぎではない)に挑戦できたからである。

 

はじめてライティングの案件をもらった。

とはいえ、正式に受注したのではなく、テストライティングという仕事を受注するかどうか判別するテストを受けさせてもらった。

 

久しぶりの挑戦に、ワクワクした。

 

なにかを書くときは、いつも自分の好きなときに、好きなだけブログを更新していた。

でも今回は、お金を貰って、人のために書いた。

個人ブログとは違う。

書き方もペースを相手にあわせることになる。


縛りが多い環境でものを書くなんて嫌だとずっと思っていたが、やってみるととても面白かった。


この個人ブログも楽しいのだけれど、0から面白いものを産み出す苦しみが常に付いて回る。


書く前からネタが決まっているのは、想像以上に精神的負担が少ない。


なにかを実際に経験したり、購入して使ってみたりする手間がないのはオリジナリティが欠ける部分もあるが、書く負担が少ないともいえるのだ。

 

テストライティングの報酬は、決して高いとは言えない。

さらに、今回のテストライティングに受かり、継続案件をもらえたとしても本職よりは儲からないだろう。

 

それでも、ライティングの仕事は、先日本で勉強してきたようなWebマーケティングや、アフィリエイトブログについて書かれた本の内容をアウトプットするのに最適だった。

自分のブログで記事を作成することだけがアウトプットではないのだ。

ときには環境を変えることが学びに繋がる。

 

さらに、チャットではあるが依頼してくる方々はわたしの想像よりも丁寧でレスポンスが早かった。

普段事務職で社内の人以外と関わらないので、久しぶりに刺激を受けた。


最近ずっとモヤモヤしていたのは、この「ワクワクする気持ち」を感じることが少なかったからかもしれない。

 

本当は自信がある、と言いたいところだが、受かる自信はない。

 

テストライティングを受注する際渡されたマニュアルをきちんと読み込んでいなかったため、少し求められているものと違ったものができてしまったかもしれないのだ。
それに気がついたのは原稿を提出したあとだった。

 

受からなくても仕方がない。


次は、提出前と、提出後に必ずマニュアルを確認しなければいけないと学べただけでも今回は良いのだ。


残業した日の夜9時から11時、一日あけて深夜1時から6時まで書きつづけ、もう頭が回らないが、達成感で胸がいっぱいだ。