僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

焼酎ひと瓶からはじまる物語

やっと恋活が終わり、彼氏ができた。
これからも恋活を頑張る人たちのために記事を書こう。

決して、のろけなどしない。そんな話、誰の特にもならないのだ。

そう思っていた。

1月9日。1日休みだった。

昼に1度起きて、何もする気が起きなくてyoutubeを観ていた。


たまの休みなのだからしゅうたのことは考えず、自分がずっとやりたかったことをしようと思った。


でもいざ休みになってみると、やりたいことは思い付かなかった。
いや、やりたいことはいくつかあったが何をしても2人でいるときほど楽しくはなかった。


気づけば私はソウル市場で手に入れたマスカット味のチャミスルを1瓶開けていた。
酔いが回った最近購入したタブレットのメモ帳に、のろけ、いや彼と知り合ったいきさつを書いていた。

本当は、ずっと書きたかった。でも我慢していた。
気づけばそのメモは何千字にもなっていた。

公開するか迷うが、私は誰に言われようと書きたいことを書く。

れでなければブログをやっている意味などない。


3年ぶりに彼氏ができて、私は少し浮かれているみたいだった。


しゅうたが家事と仕事を話をすれば家事も仕事もいまいちな私は気づけば必死に家事の本を読み漁り、転職サイトを見ていた。


彼氏に依存するのはダメだとずっと自分に言い聞かせてきた。

でも今の私にしゅうたとの未来を想像すること以上にやりたいことなど思い付かなかった。


韓国ドラマは好きだし、暇があれば見ていたつもりだが私が最近見たのは気づけばヴィンツェンツォくらいだった。

思えば私の2021年度は一人暮らしになれることと、彼氏探しで終わってしまっていた。


それが功を奏したのか、しゅうたと付き合えた。


もし家が新大久保でなかったら、2回目のデートはあったのだろうか。
いや。一時期家の距離が近い人を探していた時期もあったくらいだ

実家で暮らしていたら、都内に住んでいる彼と付き合おうなど思わなかっただろう。




確かに私は外見重視で彼氏を探していた。

目がぱっちりで、肌がきれいで、趣味が合う人で検索をかけ、三人目にしてしゅうたとマッチした。



最初から絶対に付き合いたいと思っていた訳ではなかった。

バチェラーデートでは珍しく、デート当日の午後までチャットを読んでいなかった。

不安になりながら準備をしていると、開始3時間前くらいになって送ったメッセージの返信が来ていた。

簡単な自己紹介と、携帯の電話番号が送られてきた。


ちなみにバチェラーデートで電話番号を教えてくれたのはしゅうただけだった。


私はいつも通り30分前に到着し、水天宮前のSessionというホテル併設のカフェ前で待っていた。

確かあの日は日曜日だった。


16時。待ち合わせ時間になった。

店の前には誰もいなかった。
でもキャンセルすればキャンセル料がかかるはずだから来ないなんてことはないだろう。


そう思って待っていると、それらしき男性が現れた。
上下ベージュの、セットアップ姿だった。
きちんとしていそう。そんな印象を受けた。


簡単な挨拶をして店内に入った。


4 人掛けの大きなテーブルに向かい合って座った。
最初は口数が少なく、私から話しかけていた気がする。

ぎこちない会話の中で、「このカフェの上に上司が住んでいるんです」と言っていた。

バチェラーデートに登録するくらいだ。さぞかし年収の高い会社に勤めているのだろう。

しかし上司の年収などこの状況で聞けるわけもない。


2人でQRコードを読み取ったスマホで飲み物を頼んだ。

はっきりと覚えていないが、気の利くしゅうたのことだから彼のスマホで頼んでくれたんだと思う。

普通はオーソドックスに仕事の話をした。もうすぐ転職するが、食品系の会社のコンサルタントに転職すると教えてくれた。


コンサルタントなんて聞くと、とにかく問題解決をしたがるイメージがある。

というかそういう仕事だ。
でもそんなイメージとは違い、彼は華やかだがのんびりとした男性だった。

今でも彼の仕事をしている姿が全く想像できないくらいだ。

注文していたコーヒーがきた。

マスクを外して初めて顔全体を確認した。


いや、バチェラーデートすごい。
しゅうたはそのとき肌の調子が良かったようで、荒れている印象は全く受けなかった。

希望通り目はぱっちりしていたし、肌もきれい。
身長は160センチ台とプロフィールで確認済みだったので期待していなかったが、あまり気にならなかった。多分160センチ後半なのではないかと思う。
体重は50キロ台と言っていたから、完全に痩せている。体型まで私の理想そのものだった。


ただ顔のパーツでいったら、目以外はそこまでタイプでないと思っていた。今は全く思わないが、顔の中で鼻の占める割合が多く見えた。
まあ割りと鼻筋が通っている感じの顔かもしれない。今思うと顔好きだけどな。チャラそうで良いじゃないか。実際華やかだし。過去の私に憤りすら感じてしまう。


最初の数分ぎこちない間が続いたので、あまり向こうは私が気に入っていないのだろうと思っていた。

相手はコンサルタントで、年収400-600万だ。全国に友達がいると言うし、かなり社交性のあるみたい。

そんな人が、私のことを気に入る訳がない。
こういう男性は決まって気まぐれで我儘で、美人で自立していてさらに収入がある女性が好きに決まっている。

私みたいな年収200万、家事能力もなく、外見もかわいいわけでもない、いも女など良いというはずがない。
たぶん1時間くらいで解散するだろう。

そう思って脱力して話をしていた。前日もバチェラーデートで男性とお茶したので、疲れ果てていた。

なぜか向こうは今までどんな人とバチェラーデートで会ってきたか聞いてきた。

こういうときの振る舞い方は苦手だ。
裏表のない性格なのでなんで
も正直に話してしまう。

素直に東大出身の人の話と、あともう一人の独立を目指している男性の話をした。
向こうも最初は東大の女性とマッチしたようだった。


でも結局その後は続いていないと教えてくれた。

「東大の人とマッチするなんて、ビックリしちゃって」そう素直に話してきた。
私が東大の男性とマッチしたときと同じ感想だった。

この手の話はかならずどちらかに転ぶ。

他の女性とマッチした話をするなんて、失礼でデリカシーがないと言って仲違いするケースと、「マッチングアプリあるある」を共有して仲を深めるケースだ。

こんなことを素直に初対面の女性に言ってしまうくらいだ、駆け引きをしたり裏表のある性格ではなさそう。
数ヵ月前に裏表のある男性に振り回された私は、少し安心した。

幸いにも今回は後者に転び、しゅうたに親しみを感じていた。


この辺りで、向こうから「ここ食事も頼めるみたいだから、なにか食べませんか」と聞いてきた。

え、もしかして気に入られている?信じられない。なんで??


さらに、バチェラーデートといえばの話になり、AmazonPrime のバチェラーの話にもなった。

私は全てのシーズンを網羅していた。バチェラーが好きだったからバチェラーデートを始めたと言っても過言ではない。
早口でバチェラーの良さと素晴らしさを語った。

笑顔で聞いてくれていた。


向こうもバチェラーが好きだったみたいだ。
笑顔でDJ中川が可愛かったと話してくれた。

こんなことをいうのは失礼だが、バチェラーシーズン3まで見て一番にDJ中川が一番かわいいという男性は結構珍しいと思う。
素直にそう言うと、彼は「ピュアな人好きなんです。最後あの子、頑張ってたし」と照れ臭そうに話した。

ピュアなところって、良いと思われるんだ。
そんなことをいう男性は初めてだ。

自分でいうのもなんだが、年のわりには純粋な方だと思う。

え、本当にいいと思ってくれている??
もしそれが本当だったら、
私はなにも努力しなくてもこの人の理想のタイプじゃないか。


楽しかったけれど、私はこの日は1時間くらいで帰宅するつもりだった。

でも何だかんだで3時間くらい話し、食事までご馳走になって解散した。

彼と話している自分は、自然体だった。


マッチングアプリで50人近く男性と会ってきた。
そのなかで話し
ているだけで居心地が悪いと思うことも多々あった。

一人でブログを書いているときは、真っ白なキャンバスに絵を書いているような感じがする。
どういう構図で、何を書くかも自分のペースで全て決めることができる。好きな色で、好きなものを0から表現できる。

でも、人との会話はそうはいかない。
会話の流れがあるし、その人
がなにを話したいかによって私が持ち出す話題も変わってくる。
会話のなかで私が0から絵を描くことなどできない。話相手にも描きたいものがあるからだ。人との会話の際は8割方完成された絵の余白に、花を書き足しているような気がする。

気が合う相手で、8割の余白があるように感じる程度だ。気が合わない相手とは、もう10割相手の絵で一杯になり、絵を描きたすスペースがないような息苦しさを感じる。
ずっとそれが辛かった。どんなに気にしないようにしても、自分の存在が否定されたような感じがしてしまって、苦しかった。


でもしゅうたと話しているときは10割キャンバスが埋まっているような、自分が否定されているような息苦しさはなかった。

簡単に言ってしまえば居心地がとても良かったのだ。

会計が終わり「明日仕事なのでこのくらいにして帰ります」と伝えると、彼は残念そうだった。


残念そうにしているのは嬉しかったが、一つ疑問があった。

この人はなぜなんの取り柄もない私を気に入ってくれているのだろう?


それだけが分からなかった。
そして、そのときはしゅうたをキープしておいて他の人も探したいという邪な気持ちを抑えることができなかった。

キープというと世間的には良いとは言われないだろうが、今思ってもきちんと納得するまで諦めずに探す姿勢は大事だ
ったと思う。

続き↓

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