僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【あなたは考えたことある?】恋活における「負け」を定義してみた

私は5月からマッチングアプリで男性と出会い続けていますが、未だに彼氏ができていない状態でした。

そこで、これまで続けてきたやり方を見直して反省し、戦略を練ることにしたのです。

その戦略とは、「負けない恋活」をすることでした。そのためにまず自分の恋活における「負け」を定義することにしました。

なぜそんなことを考えたかというと、韓流ドラマと、最近読んだ「徒然草」の影響を受けたからです。


最近Netflixオリジナルドラマ 「ヴィンツェンツォ」を見終わりました。その中で、心に残るセリフがありました。

「反省とは、変わろうと努力することだ。」


Netflix「ヴィンツェンツォ」ヴィンチェンツォ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
より引用

反省とは、良かったところ、悪かったところをただ考えれば良いというものではないのです。考え、行動に移し、「変わって」いかなければ、意味がないのです。

今までの活動を思い出しました。8月のFさんとの出会いです。Fさんとはオンライン通話の時点で恋人として見ることができるのか、疑問に感じていました。それにも関わらず、私はLINEを交換し、浅草にデートに行ってしまったのです。あれ以降、「男性として見れないと思っている自分」にすぐに気づくことができれば、相手に深い傷を負わせることなく婚活していくことができるのではないかと思っていました。

しかし、Fさんとの出会いで得た学びを活かせていなかったようです。

最近出会ったMさんも、Fさん同様オンラインデートの時点で男性として良いと思えませんでした。思っていないにも関わらず、今回は3回もデートした挙句に告白をお断りしてしまったのです。また相手、自分のお金と時間、気持ちを蔑ろにしてしまったのです。

どうしてこうなってしまうのか、改めて考えました。2人の共通点はオンラインデートの最後、「実際に会いませんか?日程いつにします?」と聞いてきていました。

2回とも私は会ってみたいと思っていませんでした。それにも関わらず、相手の勢いに押されてデートの日程を決めてしまっていたのです。

私に必要なのは、「自分の意思を尊重し、お断りする勇気」でした。

自分を消耗せず、相手の気持ちに失礼のないような「断り方」を考える必要があるようです。

さらに、最近読んだ「徒然草」に、面白いことが書いてありました。

双六の名人に、勝つためのことを尋ねると、「勝とうと思っては打ってはいけない。負けないようにと打つことだ。どの手でいったら、早く負けてしまうかを考えて、その手は避けて、たとえ一目でも遅く負けるような手を選ぶことがたいせつだ」と語った。 


「勝とう」とするのではなく、「負けないように」戦略を練る。先手必勝で成功を得るのが得策だと思っていた私とは違った考えでした。それで今まで失敗してきたのだから、一理あるのかもしれません。

さらに、解説にはこんなことが書かれていました。

攻撃は最大の防御なりとは、敵の平常心の攪乱をねらった戦法だ。この戦法は、平常心を維持している間は有効であるが、攻撃の間に自分の平常心がゆらいでは元も子もない。…すなわち、あらゆる成功は、厳正な自己管理(セルフコントロール)によってもたらされるということ。

 
上記2つ 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) 勝つと思うな、負けぬと思えー双六の上手より引用


攻めの姿勢でいることは、平常心を維持している間は有効。でも、自分の平常心がゆらいでは意味がない。
つまり、私がTさんにやっていたようなガンガン自分をアピールする方法にも、問題があったのです。あのときは、悩み、苦しみ、完全に視野が狭くなってしまっていたのです。

さらに、あることに気が付きました。この戦法で意識されているのは「勝ち」ではなく「負け」の方です。つまり、最悪の状況を想定し、そうならないよう逆算して行動を起こしているのです。
普通の人が目を向けがちな「成功」ではなく、敢えて「失敗」に目を向ける。双六の名人は、普通の人と違った視点からみて考えているから、「勝てる」のかもしれません。

「負け」てはいけない。でも、婚活で「負ける」ってなんだろう。

婚活での失敗は、普通に考えれば誰とも付き合えないことなのかもしれません。

でも、本当に、そうだろうか。


自分が納得していないのに、世間的に家事ができる人と結婚した方が良いといわれているから、その人を選ぶ。世間的に自分の意思を尊重してくれる人と結婚したほうが良いと言われているから、草食系の男性を選ぶ。世間的にイケメンと付き合うと浮気されやすいと言われているから、敢えてイケメンでない人を選ぶ。子どもの育てやすさを考えたら安定した職業についている男性を選ぶべき。

こういった固定観念に縛られている方が、私にとっては問題であると思いました。

上記の男性と一緒になった先の未来に、ワクワクを感じないからです。


そう。私にとっての「負け」は相手と一緒になった先の未来にワクワクできなくなることだったのです。

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答えはいつだって自分の中にある

自分のワクワクと、意思を尊重して納得のいく恋活をする。

つまり、ワクワクしないことをし続け、相手の意思ばかり尊重する自分を「変える」必要があることに気がついたのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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