僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

マッチングアプリで出会った男性とバンクシー展・KAWS展に行ってきました【幕引きまでのカウントダウン②】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんに別れを告げてきました。
3回目のデートで、別れを告げるまでに行った場所をご紹介します。

3回目のデートでは、まず「バンクシーって誰?」展に行きました。

whoisbanksy.jp


Mさんは私の連絡の頻度が落ちたことを気にしているようでした。なので、最初はぎすぎすした空気の中、バンクシー展の入場を待ちました。

しかし、時間とともに段々雰囲気は元に戻り、バンクシー展の入場の時間になりました。

中には、バンクシーの作品を再現したセットがたくさん置いてありました。一部撮影できない作品がありますが、ほぼ写真撮影OKです。

とにかく、セットが凄いです。こんな感じで、壁の汚れた感じもリアルに再現されています。

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諜報機関があるイギリスを風刺した作品

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かの有名なネズミ。Mさんテンション上がってた

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かわいすぎる猫。そんな目で見ないでよ

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平和の象徴であるハトが、スナイパーで狙われている

寺田倉庫は、美術館というより、遊園地のアトラクションのような雰囲気です。


あまり詳しい説明はなく、どちらかというとバンクシーの作品が書かれた環境を忠実に再現することに注力した展覧会でした。

Mさんはあまり興味が無さそうでした。というか、書かれた意図が分からなかったみたいです。「この絵、なに?どういうこと?」とばかり言っていました。作品の写真だけスマホでカシャカシャ撮ると、何も言わずにスタスタと次に進んでしまいます。

負けじと私は作品の説明をじっくり読んでいました。
以前私は「バンクシー展 天才か反逆者か」という展覧会にも行っていました。一部バンクシーのインスタで見た新しい作品の展示がありましたが、基本的には以前の展覧会と同じ作品が並んでいたように思います。

Mさんは、動物好きだからなのか、ネズミばかりを見つけては私に報告ばかりしていました。あまり作品自体は気に入らなかったのかもしれません。

一部バンクシーのインスタと連携して楽しめるエリアがあったのですが、Mさんはインスタをやっていないようでさっさと先に進んでしまいました。

とにかく、最後に展示されていたこの風船の少女をなんとか写真に収め、バンクシー展を後にしました。

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私は、今日Mさんを手放すんだ。あの少女みたいに。

そして、次は昼食でした。恵比寿に移動し、「ライオンのいるサーカス」というレストランに行きました。

tabelog.com


食べてきたのがこちら。

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つけナポリタンというナポリタンのつけ麵バージョンの料理です。味は普通のナポリタンです。でもお店が結構レトロでいい雰囲気でした。

ナポリタンのトッピングは2つ選べます。

私はがっつりガーリックとブロッコリーを選びました。小さいデザートもついてきます。

食べながら、1時間半くらい話をしました。

私ばかり話していました。占いや仕事、部屋のレイアウトなど、聞いても面白くないようなことばかり話しました。

べらべら話しているのに、何を話したら良いのか分かりませんでした。本来であれば、Mさんのことを聞く時間であるはずです。でも、私は今日別れを告げなければいけません。もう、どうしたってこの時間を有益に過ごす方法は思いつきませんでした。

Mさんは全くいい雰囲気にもっていかない私を不思議そうな目で見ていました。それなのに占いとか、風水の話までし始めた私に少し戸惑いを隠せないでいるようでした。


そして時間は経ち、Mさんの行きたがっていた恵比寿のたい焼き屋さんに来ました。2人で1匹ずつたい焼きを買い、近くの公園のイスに座って食べました。

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ただのたい焼きの写真なのに、哀愁漂っている

公園内では、たくさんの子どもたちが遊んでいました。
Mさんが、「俺、一回保育士になろうかと思ったんだよね。ももさんは、子どもとか好き?」と聞きました。「うーん…。あんまり小さい子と関わる機会がなかったからなあ。精神年齢低いから、子どもと気が合うような気はするけれど」とだけ答えました。

子ども。この先、きっと母になるか、そうでない人生を送るのかを決めるときが来るのでしょう。それを決める未来が刻一刻と迫ってきているのに、全く自覚が持てないでいます。

子ども好きなMさんは、きっといいお父さんになるのでしょう。でも、そのとき隣にいるのは私ではないのでしょう。

無邪気に鬼ごっこをしている子どもを見ながら、そんなことを考えてしまう自分に、嫌気が差しました。

食べ終わり、今度は「KAWS展」に行くため、六本木に移動しました。


少し早めに着いたので、六本木ヒルズの中を散策することにしました。「服がないから、少し見たいな」と言って、「UNITED ARROWS」と「BEAMS」に入りました。服を手に取り、「これとかどう思う?」と意見を求めてみました。Mさんは控えめな感じで「これも良さそう」と教えてくれたりしました。でも、小さい声で「あんまり、俺も服に詳しくないから…」とも言いました。

これから詳しくなれる可能性だってあるじゃん。と心の中だけ呟き、それ以上はあまり聞いてもいけないかと思い、黙って服を見ました。

見ているとあっという間に時間が経ち、KAWS展の入場可能時間がやってきました。

そして、森ビルの「KAWS展」の入場待機列に並びました。
KAWS展のリンクも貼っておきますね。
https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/k

私が最初の銀座デートで「KAWS展」の図録を見て喜んでいたので、誘ってくれたみたいです。個人的には、バンクシー展よりKAWS展の方が見ごたえがあったかもしれません。

日曜日というのもあり、こちらもかなり混んでいました。少し待ってから中に入りました。もちろん作品の写真撮影はOKです。

中にはこんな感じの絵や、KAWSの置物がたくさん置いてありました。

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顔がこれだと、色気もへったくれもない

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結構でかい

どれも、つい笑ってしまうようなおかしくも、楽しい作品ばかりです。

中に、スマホアプリを利用して楽しむ作品もありました。

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本当は白い台の上に表れるはずが、バグって違う場所に現れた

さらに、KAWSの顔のフィルターがかかった写真を撮れるブースもありました。少し並ぶと撮影できます。追加料金も発生しません。

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右にMさん映ってしまっているので半分に切っています

最後に、落書きできるスペースもありました。会場に用意された機械に絵を描きこむと、画面の中に反映されます(Mさんの描いた絵が入ってしまっているので、写真は載せれませんが…)。



一通り見終わった後、Mさんから「森ビルの屋上、綺麗な夜景が見れるらしいから行こう」と言われました。「こういうイベントのチケットを買っていると500円で入場できるから」とのことでした。

そして、私たちは森ビルの屋上へ向かいました。

①はこちらからから。

momokoara0402.hatenablog.com


Mさんについてはこちらからどうぞ。

 

momokoara0402.hatenablog.com