僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

変わってほしいと言った先には終わりが待っている【マッチングアプリ】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと2回デートを済ませ、3回目のデートの約束をしました。表面上は、うまくいっているように見えました。

でも、私はMさんとこれからも関係を続けるか悩んでいました。
私はMさんを男性として良いと思えなかったからです。

Mさんは、きっと今まで私を好きになってくれた男性の中で、一番尽くしてくれている人なんじゃないか。この人なら大切にしてくれそう。そう思ってこれまでデートを続けてきました。

Mさんは、デート場所をきちんと事前に考えてくれる男性でした。それが出不精な私にはとてもありがたかったのです。それに、アプリでかつてないほど食事を奢ってくれました。計画を立ててお金まで出してくれる男性なんて、今まで会ったことがありませんでした。

Mさんは都内に住んでおり、転勤のない職業に就いていました。これからも東京に住み続けたいと思う私は、明るい未来を思い描くことができました。身長だって170cmあって、テニスをやっているため太る心配もないのです。

それなのに、私はMさんを男性として見られませんでした。

私は3年前元カレKさんに告白されたときも、友人にしか思えず、性行為を拒否してしまったのでした。
Mさんは、元カレKさんに少し似ています。Kさんのときのように一緒にいても何を話して良いか困ることがないし、楽しいのです。でも、男性として良いと感じることはありませんでした。

Mさんは私を知ろうとしてくれますが、私はMさんを知ろうとは思えませんでした。Mさんはバチェラーなどの私がおもしろいと思った番組や、キヨのゲーム実況を見てくれていました。それに対して私は「景虎」にパスタを食べに行ったり、YOASOBIの「あの夢をなぞって」を聞いただけでした。それ以上は、Mさんに合わせたいと思えなかったのです

さらに、私はMさんの外見を変えてほしいとばかり思っていました。ひげも髪型も変えてほしい。まだ会って2回目なのに、相手に変わることばかり求めていて大丈夫なのだろうか、と不安に思いました。

最初にデートに行った際、実はMさんはひげを生やしていました。「ねえ、そのひげは、絶対に生やさないといけない?」と聞くと、「いや休み中に自分なりに研究してこうなった」と言っていました。うーん。ないほうが良いよなあ。私は素直に、「ねえ、剃ってほしいな?」と頼んでみました。Mさんは「ももさんが嫌なら良いよ。」と言ってくれました。

次の新宿デートでカフェに行った際、Mさんは綺麗に剃られたひげを見せてくれました。「ももさんに褒められるかもって想像しちゃった」と言われたので、「ふうん。いいじゃん。」とだけ返しておきました。返事はそっけなく返しましたが、生えていたときより、いい感じだと思っていました。

その際、もう一度Mさんを男性として見られるか考えてみました。でも、ひげだけでは駄目でした。Mさんのプロフィール写真は、もう少し髪が長く、ひげは生えていない状態でした。プロフィール写真より痩せたのは良いのですが、実はプロフィール写真のMさんの方が好きでした。嫌な言い方をしてしまいますが、首から下は大丈夫なのです。問題は、首から上のように感じました。せっかくひげを剃ってくれたけど、髪型も変えてほしいな。後日それを伝えると、「髪に癖があるから無理」と言われてしまいました。

そこで、気づきました。多分、これ以上Mさんを変えるのには限界があるMさんは、私に合っていない

また、3年前付き合っていたSさんを思い出しました。Sさんは、いつも私に変わってほしいと言っていました。もっと、自分の意見を言ってくれと言っていました。付き合っている間、私はずっとSさんの望むように変わりたいと思っていました。でも、20年近く親の言いなりにしか生きてこなかった私が、すぐに変われるはずがありませんでした。

2ヶ月前、復縁したいと言ったときもそうでした。私がどう変わっているかをずっと気にしていました。でも、私はSさんが望むような女性には変われていなかったようです。最終的に復縁は叶いませんでした。

人が変わるのには、限界があるのです。人が変わるのには、時間がかかるのです。それを気長に待とうと思えるほど、私は成熟した人間ではないのです。

もう、終わっている。いや、最初から、終わっていたのかもしれない。

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現実になった「ドライフラワー

前回マッチングアプリで出会った男性Tさんに振られてから初めて、私は冷静な判断ができたようです。


でも、次のデートの約束はしてしまっています。その日行けると伝えてしまったのに今からキャンセルするのは失礼かもしれない。それなら、次のデートで直接伝えるしかない。

私は次のデートでMさんに別れを告げることに決めたのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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Mさんについてはこちらからどうぞ。

momokoara0402.hatenablog.com