僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

アプリで出会った初対面の2人が河童橋商店街でデートすると、こんな会話をするらしい【浅草デート④】

私はマッチングアプリで出会った28歳Fさんと浅草デートすることになった私は、ランチ、浅草寺での食べ歩き、浅草花やしきで遊んだ後河童橋商店街を一緒に散策することになりました。
ランチ~浅草花やしきまでの詳しい話はこちらからどうぞ。

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Fさんとマッチし、デート約束をするまでの話はこちらからどうぞ。

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浅草花やしきから、河童橋商店街までは結構歩きました。周りは少し古いビルが多く、デートスポットのような雰囲気ではありませんでしたが、初めての場所、初めての経験ばかりで私はワクワクしていました。

そして河童橋商店街へ到着しました。まず最初に目に入ったのは、包丁屋さんでした。中に入ると魚をさばく用の出刃包丁、ドラマにたまに出てくる野菜を切る刃が四角い菜刀、後は不思議な模様が入った包丁など、店一杯に包丁が沢山並んでいました。私はニトリの2,000円の包丁を家用に買っただけでしたし、包丁にも種類があるなんてこれまでの人生でほぼ考えたことがなかったので、目の前に広がる光景がとても不思議でした。


しかしほぼ自炊をしない私が急に調理器具に興味を持てるはずもなく、「料理を本格的にしてる人はこういうの使うんだろうな」と思っただけでした。
そして、次は茶色の壺や鍋、器が並んだお店を通りかかりました。ショーケースに入った壺がとても存在感があったので、値札を見てみると、16万円でした。
Fさんに、「これ、16万だって。超やばい壺だね」と興奮しながら小学生以下の感想を言うと、「やばいって語彙力なさすぎるでしょ」と笑っていました。
河童橋商店街は想像以上に大きな商店街で、この他にも食器、鍋などの調理器具が沢山置いてあるお店が沢山ありました。

Fさんが、「今のところ包丁とか器のお店しかないけれど、食品サンプルのお店があるから、そこ行きたいよね」と言いました。
「そうなんだ~確か体験だとみんなレタス作るんだよね」と話していると、早速食品サンプルのお店がありました。リンク貼っておきますね。

www.ganso-sample.com


入ってみると、小さな店内一杯に食品サンプルが並んでいました。食品サンプルを作れるキットや、寿司、団子、焼き鳥などのマグネット、様々な種類のキーホルダー、パンケーキの形をした小物入れ、カプレーゼの形をしたメモスタンドなど、とにかく沢山の食品サンプルグッズが置いてありました。

私達はまず食品サンプルキットを見て、その次に食品サンプルでできたキーホルダーを一緒に見ました。その中に見覚えがあるけれど、何という名前か思い出せない食べ物を模したキーホルダーを手に取り、Fさんに、「ねえ、これ何?」と聞きました。
Fさんは、「ああ、エイヒレじゃない?これかわいいね」と言いました。

エイヒレ。その名前を聞いた瞬間過去の嫌な記憶が蘇りました。

3年前Sさんと別れた後、私はがむしゃらにマッチングアプリを続けていました。
Sさんについての話はこちらからどうぞ。

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その中で、マッチングアプリ「タップル」のメッセージをやり取りした当日に会うことができる機能を使って出会った30歳男性とのことを思い出しました。

横浜のイアスの中にある居酒屋で、その男性とエイヒレを頼んで一緒にお酒を飲んでいました。ちなみに、エイヒレはこの日生まれて初めて食べました。最初は世間話をしていたのですが、次第にその男性は「この前Tinderでマッチしたセックス好きな大学生の女の子がいて、ワンナイトしたら最高だったんだよね」と話し始め、最終的に「今夜、どう?」と誘われてしまったのでした。

私は「嫌です」と断ったのですが、その男性はしつこく「セックスしよう」と言っていきました。私はそれまで体目的の男性と会ったことがありましたが、どの男性も20代前半で、30歳でそんなことを言っている人は見たことがありませんでした。
ちなみに、過去に体目的の男性と会った話はこちらからどうぞ。

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嫌がってるのにしつこすぎるし、6歳も年上なのになんでこんな幼稚なことをしているんだろう、と思わざるを得ませんでした。
そしてあまりにも帰りたかった私は、皿一杯に盛られた2人分のエイヒレを凄い勢いで「わ~~~~!!!エイヒレってこんなに美味しいんですね~~~~!!!」と言いながら1人であっという間に平らげたのでした。そしてその男性がドン引きしているのなんてお構い無しに、その日は無理矢理解散したのでした。

嫌な思い出が頭をよぎり、少しテンションが下がりましたが、今はFさんとデートしているのですから、それに集中しなければ、となんとか気を取り直したのでした。

そんなことを考えているとFさんの携帯が鳴り、休みなのに会社から連絡が来たようでした。Fさんは、「ごめん、ちょっと外で電話してくるね」と短く言い、店を出て行ってしまいました。

話相手がいなくなって少し心細くなりながらも、ぼーっと食品サンプルを眺めてFさんが戻ってくるのを待っていました。
待っている間に、お店でよく見るような食品サンプルの見本が並んでおり、「本物より美味そう、おなか減ったなあ」とひそかに思っていました。

しばらくすると、Fさんが戻ってきました。「会社から電話来ちゃって。」と言った後、少し優しいトーンで、「ごめんね。」と付け加えました。

バチェロレッテジャパン(アマゾンプライム独占配信の、女性が沢山の候補男性の中から一人の男性を選ぶ恋愛リアリティショー)で、候補男性の一人である黄皓が、お酒に酔いながらバチェロレッテ福田萌子に対して優しいトーンで「うん」と相槌をうったシーンが大好きすぎる私は、ちょっとドキッとしてしまいました
多分、マニアックすぎてどのシーンかは高校の同級生以外誰にも伝わっていないと思います。すみません。

私は不覚にもときめいてしまったこと、待っていた間心細かったことをなんとか悟られないよう「全然大丈夫だったよ~!!というか寧ろ、電話大丈夫だった?」と返したのでした。
26年間実家で、弟のいる長女としてしっかりしなければと気を引き締めて過ごしてきた私は、もしかしたら人に弱みを見せるのが苦手なのかもしれません。

Fさんはお土産に食品サンプルでできたキーホルダーを買ってくれようとしましたが、物欲のない私は素直に「あんまり使わないかもしれないから、大丈夫」と遠回しに断ってしまいました。

そして食品サンプル店を後にしたのでした。

他にお鍋、食器のお店を数件周り、金色の河童の像を見つけました。

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後ろにマンションがあり、住宅と店に囲まれた場所に建っていました

「こんな家とお店が沢山ある場所にいるなんて、随分都会的な河童なんだね」と話しながら、Fさんと一緒に写真を撮りました。

そしてさらに歩き、お店も一通り見終わったので、歩きながら「これからどうしようか」という話になりました。

流石に解散かな、と思っていると「したら、少し歩くと上野に着くから、行ってみる?」と言われました。
私は、「浅草と上野ってそんなに近いんだ、知らなかった」と驚き、本当に歩いていけるのか少し気になったので「いいよー。」と言ったのでした。

そして私達は上野方面へ歩き始めたのでした。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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