僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

コロナだし大人だけど「浅草花やしき」でマッチングアプリで出会った男性とデートした話【浅草デート③】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Fさんと先日浅草デートをしてきました。
この話は浅草デートでランチ、浅草寺へ行った話の続きです。

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

 
Fさんとデートに至るまでの経緯はこちらからどうぞ。

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

 
ランチ、浅草寺での食べ歩きをした後、私達は浅草花やしきへ向かいました。

雨の中特に相合傘をすることもなく、それぞれ別の傘を持って花やしきへ移動しました。花やしきへ向かうまでの道で、駆け出しのお笑い芸人さんらしき男性が、「これからお笑いライブをするので見に来ませんかー!」とライブの呼び込みをしていました。

さすがに話題がなくなってきて困り始めていた私は、Fさんのプロフィールにお笑い芸人好きって書いてあったことを思い出し、「そういえばお笑い芸人好きってプロフに書いてたよね?」と聞いたら、「僕はそんなの書いてないです」と少し怒ったような様子で返されてしまいました。

あれ・・・?私、誰か他の人と間違えた・・・?そうだとしたらめっちゃ失礼なことをしてしまった、とかなりショックを受けてしまいました。

そこから険悪なムードになってしまいました。私はFさんに聞こえないように(多分聞こえてたと思う)溜息をついてしまいました。だけど普段他人に関心を持たない私がプロフを思い出して質問したなんて、他の人と間違ったとしても偉い!ナイスファイト、私!これから立て直してこ!ピンチはチャンスだよ!と無駄に自分を奮い立てせていました。

そして、なんとか気まずい雰囲気に耐えながらも歩き続けました。
この記事を書くにあたって、もう一度Fさんのプロフィールを見てみたのですが、「ラーメンズ」というお笑い芸人らしき男性2人組が映った好みカードが登録されていました。間違ってなかった、良かった、と今では思っています。

そうしているうちに浅草花やしきに到着しました。
一時期なくなると聞いていたような気がしましたが、まだありました。

存在の有無を確認したし、さあ、これからどうするんだろう、と思っていると、Fさんが「じゃあ、入りますか?」と聞いてきました。

え、、入るの?今日会ったばかりだし、食事と少しの散歩で終わるものだと思っていたけど…。遊園地デートって、結構ガチなデートじゃない?と思い、少し躊躇っていました。Fさんは黙っていましたが、じっと入口を見つめています。それを見て私はなんとなく、一緒に入りたいと思っているのだろうと察しました。そしてまあ、中入ったことないし、入口まで来たし、折角だから行ってみるか、と思い、「あ、うん。」と返し、中に入ることになりました。


Fさんは入場料1,000円も奢ってくれようとしていましたが、流石に申し訳なかったので「大丈夫だから」というFさんを押切り、Fさんの財布に私の1,000円を無理矢理入れておきました(まあ、散々奢られているので自慢できた話ではない)。

中に入ると、かつての地元、横浜みなとみらいの「コスモワールド」よりも規模の小さい、歴史を感じさせるようなアトラクションと、建物たちが私達を出迎えてくれました。Fさんも、「レトロな遊園地って感じだね」と言っていました。


そして周りを見回すと、子供連れの家族が多く、アトラクションも見た感じ小さい子向けのものが多そうな印象を受けました。

え、大丈夫、、??と少し不安に思っていると、Fさんも困った様子で「何に乗ろうか…」と言っていました。一応、Fさんも子ども向けだと察して私と同じように不安になっていたみたいだったので、少しほっとしました。

そして少し悩み、回数券を買い(また奢ってもらってしまった)、雨の中運休になっているアトラクションをまず確認しました。そしてさらにその限られたアトラクションの中からさらに大人の私達でも楽しめそうなアトラクションを選んだのでした。

f:id:momokoara0402:20210814133756j:plain

リトルスターという名前のアトラクションです

写真の感じから結構年期が入った遊園地だと感じてもらえたら嬉しいです。
この「リトルスター」は、この星型の機械に乗り、これが360度回転するのを楽しむという、見た目より刺激的なアトラクションのようでした。

既に乗っている人が遊び終わるのをベンチに座って待ちながら、Fさんが「アトラクションというより、人間の限界を試す機械みたいだね」と言っていました。
心の中でそれはSF映画の見過ぎでしょ、とツッコミながら「確かに見た目よりやばそうだね」と言って笑っていました。

そして待った後、ようやく私達の番が来ました。係り員のおじさんに、「荷物、アクセサリー、ポケットの中のものを全てロッカーに入れてください。あと眼鏡は外してください」と案内されました。あの富士急ハイランドのFUJIYAMAですら眼鏡を外さずに乗れるのに、ここで外すことになるとは、と驚きながらも、眼鏡を外し、ロッカーに入れたのでした。

そして、Fさんと星型の機械に乗り込み、向かい合わせで座りました。
私は眼鏡を外した顔を見られて少し気恥ずかしくなりながらも、平然を装ってFさんと「こういうの、乗ったことないから緊張する~」と話していました。

私は平然を装っていましたが、Fさんは眼鏡を外した私に対して思うところがあったようです。
「(眼鏡を)外した姿、かわいいね。まあ、眼鏡も似合うんだけど」と少し恥ずかしそうに言ってきました。

この星型の機械が少し狭く、少し密室で2人でいるのと似た感覚を感じていたのもあり、私もつられて少し恥ずかしくなっていました。

でも、実は会う前の通話の際、そしてその日イタリアンのお店でも眼鏡を外した顔を見せてほしいと言われていました。なので、普段眼鏡してるから、褒めるならそっちの方を気に入ってほしいのに。つまり眼鏡してる私は、素顔には劣るってことなのかな、と思ってしまったのも事実でした。


少しモヤモヤしましたが、褒められていると感じたのも事実だったので、受け流すことにしました。そして、話題はまたアトラクションの話に戻りました。
私は「普段ジェットコースターでも、遠心力が働くから眼鏡落ちないんだけどね。外すってことはよっぽど激しく回転するのかな」と言うと、Fさんはこわばった顔で、「そうなんだ。まあ、機械自体古そうだから、別の意味(=経年で故障する可能性がある)での怖さもあるよね」と話していました。

そこまで話したところで、そろそろアトラクションも動くだろう、と思っていたのですが、待てど暮らせど動く気配がありません。

待っていた時間に比例し、アトラクションへの恐怖心も次第に大きくなっていきました。私は「まだ動かないんだ、もういっそひと思いにやってほしい」と言うと、Fさんは「確かにね」と笑っていました。

そうして、やっとアトラクションが動き始めました。速度は思っていたよりもゆっくりで、揺れる角度も最初は90度くらいでした。それが次第に180度に回転し、そして最後に数回360度回転しました。私のスカートはめくれ上がり、「ギャー!!!!スカートがあああああああ!!!」と叫びながらあっという間にアトラクションは止まりました。

私はめくれあがるスカートを抑えるのに必死でしたが、Fさんは結構怖かったようです。その日帰った後LINEで「若干トラウマになった」と話していました(笑)。

そしてアトラクションから降り、私はこれだから子ども向けのアトラクションは困る、と言いたげな澄ました顔(さっき発狂してただろ)で、じゃあ、次行こうか、と言いました。Fさんは「スカート大変だったね」と触れてほしくない話題を口にしてきたので完全にスルーして「リトルスター」を後にしたのでした。

そしてその後、「ローラーコースター」という名前のジェットコースターと、ディズニーのホーンテッドマンションに少し似た移動型のお化け屋敷「スリラーカー」を楽しみました。

ジェットコースターの待ち時間、Fさんは、「もしかして、ここより東京ドームシティの方がよかった?」と聞いてきました。その時は「いや大丈夫」と本心で返したのにも関わらず、何故か引っ掛かったような気持ちになりました。

さらに、Fさんはせっかくだからと言いながら、射的に挑戦していました。
「何が欲しい?(教えてくれればそれを取るよという意味)」と言われたのですが、子ども向けのおもちゃしかなかったので「いや…大丈夫」と断ってしまったのでした。
そしてアヒルと、ミニカーのおもちゃが取れたので、私にアヒルの方をくれました。

f:id:momokoara0402:20210814143053j:plain

押すと鳴るタイプのアヒルです

そこで、私は何に引っ掛かっていたのか気づきました。初対面で遊園地に行きたいと思うFさんは、4年前Iさんと付き合っていた過去の私と似ていると感じました。
そして好みカードに「恋愛経験少ない」が登録されていたのを思い出しました。Fさんの中に過去の私の姿を見たような気がして、懐かしい気分になっていました。

4年前付き合っていたIさんの話はこちらからどうぞ。 

momokoara0402.hatenablog.com


ちなみに「スリラーカー」はお化け屋敷NGの私でも全然大丈夫なくらい、怖くありませんでした(笑)

そして3つのアトラクションを楽しんだ後、私たちは浅草花やしきを出たのでした。

そして、さすがに少し疲れたし、もう解散かなと思っていると、「近くに河童橋商店街があるけど、行きます?」と誘われました。

河童橋商店街。どこかで聞いたことのある響きでした。そして記憶を手繰り寄せてみると、昔父が「河童橋商店街には、見たこともない変わった鍋があるんだぜ~」とドヤ顔で話していたのを思い出しました。

子どもの頃にどんな場所なんだろう、と疑問に思ったのを思い出し、「いいね、行ってみたい!」と私は言い、河童橋商店街へ向かったのでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

はてなブログのアカウントをお持ちの方で、もしこの記事が面白いと思ってくださった方は、下記のボタンをクリックして読者になって頂けると嬉しいです。

アカウントをお持ちでない方は、私のTwitterのアカウントをフォローして頂けると記事が更新される度通知が届きます。

 

以下の記事もおすすめです。

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com

momokoara0402.hatenablog.com