僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【マッチングアプリ】Tinderで出会った男性と初めてワンナイトしてしまった話

1との共通の話題を作るため、4年前、当時大学4年生だった私は引き続きTinderで会ってくれる男性を探していました。

1についてはこちらからどうぞ。

 

momokoara0402.hatenablog.com

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1とは前年の12月に出会い、私は全く相手にされず、落ち込んでいました。Tinderで他の男性と会っていたのですが、実際には交際するまでに至らず、そのことを1に話しましたが、1の反応はあまりよくありませんでした。

 

年末年始もやり取りを続け、年明けに、また男性と会う約束をしました。

その人は、あまりにもヤリモクだったため、ここではYさんとします。

 

Yさんと出会ったのは、お正月の3が日が終わり、大学がまだ始まる前の1月6日辺りでした。メッセージの時点で、Yさんが元カノに振られたばかりで、寂しいという情報を手に入れていました。また、可能であれば体だけの付き合いをしてほしいとも言われていました。それに対して私は体目的で出会うつもりはないけど、それでも良いなら会いましょう、という風に返信していました。今の私だったら、体目的で会おうとしている可能性があるだけでかなり不審に思うことでしょう。でも当時の私は1の反応があまり良くないという事実に焦り、そんなことを気にする余裕などありませんでした。

 

そしてYさんと会う日がやってきました。私達は当日横浜駅に集合し、フレッシュネスバーガーでご飯を食べることにしました。

当時新しくできたばかりであったので綺麗で内装も比較的お洒落で、ファストフード店ではあるものの、2F席にバーがあり、ハイボールも飲めるから、という理由で私が店を決めたのでした。

今思うと、もう少し良いお店で会ってあげても良いのに、と思いますが、当時の私にはこれが精一杯でしたし、正直メッセージの時点では高い良いお店を予約したいと思えるほど、Yさんへの気持ちがありませんでした。

 

 そして、私達は横浜駅ドトール前に集合しました。確か人が多すぎて、どれがYさんなのか最初は分からず、LINEを交換していたので通話をしてやっと探し出せた状態でした。

Yさんは、塩顔で、背が高めの男性でした。

 

私達はそのままフレッシュネスバーガーへ向かいました。

Yさんは、当時の私と同い年の、22歳、文系の大学4年生でした。Yさんは就職活動はせず、現在次年度に受ける公務員試験のため勉強中とのことでした。

どうして公務員試験を受けることにしたのか、と聞いたところ、親に言われたから、とのことでした。まあ、私も親とか周りが就職するから、という理由で就職を決めましたし、みんなそんなもんだよね、と返した記憶があります。

私は、Yさんにも夏に元カレと別れた話をしました。Yさんは特にそれについて気に留める様子もなく、自分も元カノと別れて寂しいんだ、と話し始めました。私は、Yさんに元カレの話をしても、1とは違って全然気にせず聞いてくれたことに安堵していました。ところどころ、彼女と別れて寂しくて、体目的で遊べる女の子を探しているという話を織り交ぜても来ていました。でも、私はそう言われる度に、「私はそういうの嫌いだから、しないよ。メッセージの時点でそれでもいいって言うから今日来たんだけど。」と冷たく返していました。

 

まあ、ここまでならまだよかったのですが、Yさんは、ひたすらハイボールを注文したがりました。なぜか私にもどんどん飲むように勧めてきました。私はあまりハイボールが好きではないので、ほどほどに飲んでいましたが、段々断りきれずに何杯か飲んでしまい、すっかり酔ってしまいました。

 

Yさんは、そこでさらに、HUBに行こう、と誘ってきました。

私はもう飲めないと言ったはずなのですが、あまりにもしつこいので、断り切れず、私達はHUBに行くことになりました。

 

HUBで、Yさんは当時店に置いてあるお酒で一番強い、「ダイナマイトキッド」を一緒に飲もうと言ってきました。わたしは断りきれず、一杯だけならいいよ、と言ってしまいました。

 

このお酒、アルコール度数50%の超強いお酒で、飲むだけで喉が焼けるようでした。

喉が痛すぎて、一杯飲むだけでやっとでした。

 

Yさんは、またダイナマイトキッドを頼もうと言ってきました。私は喉が痛いからもう飲みたくないと言いましたが、聞いてくれず、さらに一杯、もう一杯と追加で頼まれてしまいました。

 

私は飲んでいる途中で気分が悪くなり、トイレに向かおうとしました。立ち上がろうとすると、頭がくらくらし、まっすぐ立っていられない状態でした。でも、ここで吐くわけにはいきません。なんとか立ちあがり、おぼつかない足でトイレに入り、少し吐きました。

 

トイレからなんとか自分の席に戻ってきたところまでは覚えているのですが、この後から私はお酒のせいで少し記憶がなくなってしまったのです。

 

気づくとHUBでの会計はもう住んでおり、私たちは外に出ていました。

口の中に嘔吐物の味が残っていることだけ気づいたのですが、私はそれ以外何が起きたのか全く分かりませんでした。

Yさんに聞くと、君はずっと外で吐いていた、介抱するのが大変だった、と言われました。

 

私は覚えてないけど、ごめん、ありがとう、と返しました。

こんな失態を犯してしまったし、もう帰ろうという空気を醸し出しましたが、そうはいきませんでした。

 

Yさんは、介抱してやったんだから一緒にホテルに行くのが当然だろう、と言ってきました。

 

今思えばYさんが無理に勧めてきたお酒のせいで吐いてしまったのに、介抱してやった、感謝しろと上から目線で言われた挙句、どうしてホテルまで行かなければいけないのか、意味がわかりません。なんて自分勝手な人なのでしょう。今同じ目に遭ったら確実にブチ切れるでしょう。

 

でも、当時の私は酔っていて全く頭が働いていなかったし、1に全く相手にされず、悶々としていた気持ちを晴らしたいと思ったため、Yさんに、「本当に介抱してくれてありがとね。ホテル、行こっか。」と言ってしまったのでした。

 

私達は横浜駅周辺のラブホテルに入りました。

かかったラブホ代は比較的高く、2人で1泊24,000円程度でした。Yさんは誘ってきた

くせに所持金をほぼ持っておらず、酔った私がカードで支払ったのでした。

 

高かっただけあって、ホテルの中は見たことがないくらい綺麗で、バスルームはいかにもラブホっぽい、レインボーに光るライトが組み込まれていました。

これは他の比較的安いラブホでもあるかもしれませんが、明かりも調整でき、当時私が行ったことのあるラブホの中で、一番豪華でした(元カレIさんとは、激安のラブホしか行ったことがなかったので)。

 

私達はシャワーを済ませ、行為を始めました。

Yさんは私の服を脱がせ、私の胸を愛撫し、乳首を吸ったり、キスマークを何度も付けようとしてきたのですが、吸う力が強すぎて度々痛い、やめて、と言っていました。

そして、Yさんは眼鏡をかけている女性が好きらしく、眼鏡をかけたまま行為をするよう言われたり、素股が好きなので太ももでYさんの性器を挟んで擦るよう言われ、一応言われた通りにしていましたが、Yさんのことが好きでないからでしょうか、Yさんが感じているのを見ても何も思うところがありませんでした。

 

もちろん私はそんなYさんに対して挿入までさせるはずもなく、結局Yさんの性器を舐めてYさんに絶頂を迎えてもらうことにしました。

Yさんは早漏だったので、手で触ったり、少し舐めるだけですぐに絶頂に達しました。イっても手で触るとすぐ勃起していたので、何度も何度も絶頂を迎えさせました。覚えているだけでも4回くらいイかせたと思います。Yさんは絶頂に達する度、白目を剝いていました。好きな相手だったら我慢できたのかもしれませんが、私は度重なる性癖の押し付け、挙句に絶頂を迎えたときの白目に完全に萎えていました。何度か萎えるから白目を剥かないで、と言いましたが、何度言っても直せないようでした。

行為が終わった後、Yさんは元カノに、何度も性行為をしてほしいと頼んだけれど、ずっと断られていたから、今日できて嬉しいと話し始めました。私はおそらくYさんがさせてもらえなかったのは、自分の要望を押し付けてばかりで、相手を気持ちよくさせようという気持ちがないからなのではないか、と思いました。まあ、他にも理由はあったかもしれませんが、私は何も言いませんでした。

 

というか、今思うと飲みすぎて吐いた女性とキスできるYさん、本当に凄いですよね。私だったら、入念にうがいしてもらってからでないと、絶対キスできないです。よっぽど性欲が溜まっていたのでしょう。

 

とにかく行為が全て終わり、私はもう会いたくなかったのですが、Yさんは次会ったときに必ずお金を返すから、といって無理矢理また会う約束をさせられて、解散したのでした。

 

YさんはLINEで、体の関係を続けてほしいと送ってきました。私はいろいろと考えましたが、Yさんのことが好きではなかったし、Yさんは私が気持ちいいかなんて気にもしていなかったので、体の関係になるなんて嫌でした。というかそもそも体の関係とかそういう以前に、友人としても関係を続けたいとは思いませんでした。

とにかく、Yさんはお金を返すからもう一回会おうとしつこくLINEを送ってくるので、仕方なくもう一回横浜で会う約束をしました。私は会ったときに、Yさんと体の関係を続ける気はないし、もう会うつもりもないことを伝えようと決めていました。

 

そして、Yさんとまた会う日が来ました。

横浜に集合し、確か適当にドトールに入りました。

そして、私はYさんと体の関係を続ける気はないこと、もう会わないでほしいと思っていることを話しました。Yさんは少し落ち込んでいる様子でした。

最後に、YさんはATMに行ってラブホ代を下ろすから、少し待ってほしいというので、仕方なく待っていました(できれば会う前に下ろしておいてほしかった)。Yさんは下ろしてきたお金を私に渡してくれました。

お金を渡した後、Yさんは、「この先会わないなら、この後一緒にホテルに行ってほしい。」と言ってきました。

私は、混乱していました。体の関係を続ける気がないと伝えたのに、どうしてこんなことを言ってくるのか全く理解ができませんでした。私は少し怒りながら、「本当にもう行く気がないって言ってるでしょ。」と返しました。Yさんは「あの日俺が介抱して本当に大変だったのに、君はなんて失礼な人なんだ。」とさらに言っていきましたが、「本当に、私が全て悪いってことでいいから、もう会わないでほしい。」とばっさり断りました。私は、「じゃあ、この辺で解散しようか。」と言うと、納得しきれない顔でYさんは「分かった」と言いました。

 

そして、私達は解散したのです。

その後私はTinderのYさんトークルームを削除し、LINEもブロックしたのでした。

あまりブロックはしたくないのですが、Yさんはかなりしつこい男性なので、今回ばかりはやむを得ないと思いました。

 

今思うと、セフレって、ただ性行為ができるってだけでは成り立たないものだよなあ、と思います。そもそも、性行為をしている相手の姿を見てみたい、と興味を惹かれるくらい、相手に好意を抱いてないと、実際しても楽しくないですよね。まあ、その好意は必ずしもお付き合いに発展させたいという気持ちである必要はなく、性行為してもいいと思えるくらい仲良しだけど、恋人のようにそこまで気負わず付き合える関係こそが、私の中でのセフレの定義です。

今回のYさんは、そもそも性行為をしたいと思えるくらい私が好きだと思えなかったので、お断りしたのでしょう。では、なぜそこまで好きになれなかったのでしょう。Yさんは、最初は体だけの関係でなくても良いと言っていたのに、HUBのときも、最後にホテルに行けと言われたときも、いつも私に体の関係になることを強要してきていました。つまり、最初のYさんの、体だけの関係でなくても良いというのは、完全に嘘だったということです。私は最初に嘘をつかれていたから、Yさんが好きになれなかったのでしょう。

嘘をつかない、というのは私が恋人に求める譲れない条件の一つなのかもしれません。

 

【おまけ】

私は、Yさんと最後に会った半年後、Pairsでまた会ってくれる男性を探していました。そして、いいね!を送って来てくれた男性を確認すると…

 

その中に、Yさんがいました。

 

写真がTinderのプロフィール写真と全く同じだったし、年齢も全く同じだったので、おそらく本人でしょう。忘れていいねを押しているのか、わざといいねをしてきているのか分かりませんでしたが、背筋がゾッとしたのでした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。