僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

【大失恋】3年前マッチングアプリで出会った俺様男を未だに忘れられない話7(最終話:現在の心境)

この記事は、過去記事【大失恋】3年前マッチングアプリで出会った俺様男を未だに忘れられない話6の続きです。過去の記事はこちらからどうぞ。

 

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前回の記事に書くのを忘れてしまったのですが、Sさんのツイッターによると、一年前Sさんは同棲していた彼女の浮気が原因で、別れたようでした。その後、Sさんは自分が発達障害であることに気づき、その時から薬を飲みながら過ごしているとのことでした。

一年前、私はSさんが心配でした。別れて2年経つのに勝手にツイッターを見ているだけでも相当気持ち悪い元カノであるのは自覚しているのですが、彼女に浮気された、発達障害だと発覚した、薬の副作用で辛い、病院の先生に自分が納得できないことを言われた、と苦しみながらつぶやき続けるSさんを、無視できませんでした。付き合っていたとき辛いと感じていたSさんの、なんでもはっきり白黒つけないと気が済まないという性格は、よく考えてみたら発達障害だった、そしてそんな自分にSさんは苦しみ、悩んでいたという事実は、私にとって衝撃的でした。どうして、付き合っていたのに私は気づけなかったのだろうと、自分を責めたりもしていました。そして信じられないことに、私はSさんにLINEで連絡してしまったのです。Sさんに、大丈夫なのか確認すると、ツイッターでつぶやいていたときよりは落ち着いている様子で、同棲していた彼女がパパ活(パパは5人くらいいたそうです)をしていて、その中でも肉体関係を持っていた人もいたため、別れたことを教えてくれました。私はSさんの話を聞き、私はなぜか上から目線で、「今は辛いけど、自分を磨くしかないのかも。」というメッセージを送りました。今思うとどうしてそんなことを言おうと思ったのか理解できません。何も努力していない私が、言えた言葉ではないのに。そんなこと言ってないで、彼氏でもなんでも作りに行ってほしい(笑)。

 

久しぶりにSさんのツイッターを見てみると、Sさんは今彼女はおらず、某マッチングアプリで彼女探しをしているとのことでした。私は好奇心に打ち勝てず、Sさんのマッチングアプリのプロフィールを見に行ってしまいました。プロフィールには、3年経って少し大人びたSさんの写真と、昔より落ち着いた文章で書かれた自己紹介が載っていました。恋人に求める条件として、自分の夢を応援してくれる人と書かれており、どう考えても私との経験を元に書いたものだと思われます。私、超嫌われているじゃん…。と少し落ち込みました。さらに、求める条件の中に、「お互いを磨き続けられる関係になれる人」と書かれていました。私の超上から目線のメッセージに、なぜかインスパイアされたみたいでした…。そのメッセージを送ったことは私にとって黒歴史なんです。もう磨くって言葉は封印してほしい。別れたSさんの中に、自分がいるみたいでなんか嫌なんです。ツイッターでも度々自分を磨かなきゃとかつぶやいてるんですよね。生産性のない私の言うことを取り入れるなんて、Sさんの考えていることは本当に謎です。

そして、プロフィールにはSさんは、性自認が女性の部分があるということも書いてありました。ただそう書いてあっただけなので、詳しくはよく分かりません。でも付き合っているときは、全然分かりませんでした。可愛いものが好きなところも、当時は、自分の感覚に近く、親しみを覚えていたくらいです。ただその話を聞いた今思うと、性行為のときのSさんの悦び方は、女性のようでした。確かに、Sさんの中に、女性を想起させる何かがあったというのは否定できないかもしれません。とにかくいろいろ書きましたが、発達障害も、LGBTも、普段私が考えず、見過ごしているだけで、身近に存在するのだということに驚きました。

 

Sさんに振られ、苦しんでいた当時の私にとって、Sさんはきらきら輝く、憧れの存在でした。そんなSさんが彼女が見つからず、マッチングアプリをまた始めているのはショックでした。私を切り捨てる余裕があるのだから、いいパートナーと出会ってうまくやっていてほしかったと自分勝手ながら思ってしまいます。

Sさんはツイッターで、マッチングアプリでやり取りしている女性とZOOMで話せて、価値観が合いそうだとつぶやいていました。うまくいくといいね。

 

この記事を書くにあたり、Sさんと一緒に遊んだときの写真、Sさんのツイッターなどを見て、いろいろ振り返ったり、新たに調べたりしていました。Sさんに告白されたときの記憶を思い出し、当時Sさんが好きだった自分を思うと、本当に辛かったです。Sさんに振られたときのことを書くときは、きっと泣き叫びながらSさんについての恨み言をずらずらと書いてアップしてしまうのではないかと心配でしたが、その心配は無用でした。幸せだった頃を思い出すと、あの頃に戻りたいと思ってしまいますが、辛かった頃には戻りたくないと思ってしまうからでしょうか。別れ際のことを書くとき、「Sさんと別れてしまったのは仕方ない、価値観も合わないし」と冷静に別れを受け入れられている自分がいたのです。あのときから確実に時は流れ、わずかだけれど私は前に進んでいたのです。

 

でも、どんなに時間が経っても、前に進んでも、ツイッターで辛いとつぶやき続けるのは心配です。

 

同じ都内に住んでいるけれど、もう会うことはないSさん。一時良い関係だったけれど、一瞬で亀裂が入り、別れたSさん。お願いだから、もうツイッターで慰めてほしいという内容のつぶやきなんてしないでほしい。そんな辛いなら、はやく彼女でもなんでも作ってほしい。私はSさんみたいに頭が良くないし、Sさんの転職を否定してしまったけれど、人を慰めるのは得意なんです。やっと私が役に立てそうなのに。Sさんは、やっぱり私のことなんかなにも分かってないよ。将来を否定した元カノである私は、Sさんが苦しんでるときに、手を差し伸べることも許されないんですか。こんなに心配しているのに、それでも駄目なんですか。なんで辛いときに、私に話してくれないんですか。どうして辛いときに力になれるのが私じゃないんですか。こう思ってくれる人を簡単に切り捨てるから、Sさんは今も一人なんじゃないんですか。自殺を引き留めてくれた親友ありがとうみたいなこともつぶやいてたけど、自殺を考えるくらい辛いことがあったのですか。その人のことはわからないけれど、私だって、Sさんが自殺したら悲しいです。言ってくれていたら、何度だって引き留めてたよ。カウンセリングで、「自分の時間を大事にして下さい」と言われ、自分は毎日働き、充実した生活を送っているのに、なんかモヤモヤして辛いとかつぶやいていたけれど、そういうときは疲れてるんだよ。疲れて判断能力鈍ってるんだよ。ツイッター閉じて仕事も明日に回して、もう寝てよ。

 

もう彼氏とか元彼とかそういうの無しで、Sさんの役には立てないのでしょうか。

以前読んだ本にも、「理解のない愛情はなんの役にも立たない」と書いてあったのを考えると、連絡するべきではないのでしょうか。でも、この本に書いてあることなんて無視して、ツイッターのアカウントでSさんをフォローし、リプライでも送ってしまいたいのが本心です。

私ははたから見たら未練タラタラなんでしょう。Sさんを完全に忘れるには、もう少し時間がかかりそうです。