僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

マッチングアプリで出会ったAmway勧誘者を通報した話10

この話は、過去記事マッチングアプリで出会ったAmway勧誘者を通報した話9の続きです。

過去記事はこちらからどうぞ。

 

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Aさん、Cさんのブラインド勧誘をAmway相談室、withに連絡し終わり、私は、無事にやるべきことを終えられてほっとしていました。あとはAさんへの気持ちが無くなるのを待つだけだと思いました。そうなるには、ある程度時間が必要であることは間違いありませんでした。

 

できるだけAさんのことを考えないようにしてきたのですが、私には一つだけ引っ掛かっていることがありました。

 

Amwayに勧誘された後、Aさんはシェアハウスから駅まで送ってくれました。駅までの帰り道、Aさんは、自分がAmwayの会員になったのはみんなでわいわいするのが好きだからで、今はAmwayが悪い団体か確かめている最中だと話していました。ただその話をしているあたりから、別れるときまでずっとAさんは泣きそうになっていたのです。そのときは私も感情的になっていたので気に留める余裕もありませんでしたが、Aさんが泣きそうになっていたの理由が気になって仕方がありませんでした。Aさんは、自分がみっともないと思って泣いていたのか、それとも私に最低だと言われて泣きそうになっていたのか分かりません。でも、Aさんにとって私は所詮Amway会員の候補で、言ってしまえば金づるでしかないはずです(Aさんの言う通り私がAmwayの会員になり、Amwayの商品を売ればAさん、そしてAさんを勧誘したであろうCさんにインセンティブが入る仕組みになっているようですから)。私が勧誘をする立場であれば、金づるにならないと判断した人に対して思うことなど何もありません。

また、Amwayに私が入らないことに対しても、「君の考えだから、それでいいんだ。謝ることは何もないよ。」と言っていました。帰り道でもなぜ私がAmwayに入らないのか問い詰めることだってできたでしょう。友達としての関係を続けながらゆくゆくはAmwayに勧誘しようとしている可能性も考えられましたが、Aさんからはそこまで私を強引に勧誘しようという意図は感じられず、今となっても本心で言っていたのだろうと思います。

 

もしかしたら、Aさんは私のことを友人としてなのか、女性としてなのかは分かりませんが、多少なりとも好きでいてくれたのかもしれないと思いました。そう考え始めたら、もうそれ以外考えられませんでした。Aさんは、私がCさんのAmwayの説明を遮って、Amwayに入ることも、Amwayの商品を買うこともできない、ごめんなさい、私は駄目な人間ですと謝り倒していたときも、首を傾げて本当にそうかな?みたいな雰囲気を醸し出したり、もう謝らなくていいんだとジェスチャーで伝えてきていました。Cさん側について、一緒にどうしてAmwayに入らないのか問い詰めることもできたはずです。なぜ私がピンチのときに、Cさん側につかず、私の肩を持ったのでしょうか。私を助けたって、Aさんには何の得にもならないはずです。

 

また、最後の別れ際に、Aさんから「じゃあ、もう終わり?」と聞かれたことも気になりました。そのときは「終わりに決まってるよね?」と感情的になって答えてしまったのですが、私たちの間で何が終わったのでしょう。友人としての関係でしょうか?友達以上恋人未満の関係でしょうか?それともAmway勧誘者と勧誘されるだけの関係でしょうか?そもそも私たちは、どういう関係だったのでしょう。そして、Aさんが今後どうしていきたいと思っているのか聞けていませんでした。Aさんはこの関係を終わらせたいのか、それとも続けたいのか、続けたいのはAmwayの勧誘をするためなのか、それとも友人としての関係を続けたいのか、もしくはもうどうでもいいのか。どうして私にもう終わりにしようと言われ、悲しそうにしていたのでしょう。

 

Aさん、どうしてですか。なんで知り合って間もない私の肩をもったり、関係を終わらせると言われて悲しそうにするのですか。Aさんにとって私は、金づるでしかないはずなのに。シェアハウスの食事会のときも、私がパク・ソジュンとチ・チャンウクがいかにイケメンなのか話していたとき、なんで口を尖らせてすねたように「俺もイケメンになりたい」と言っていたのですか。なんで自分のことを話さないよう言われているのに将来結婚したらお小遣い制にされるのは嫌なんだと教えてくれたのですか。なぜ金づるの私にそんなことを伝えるのですか。私と結婚なんかする気がないんだから、伝える必要はないじゃないですか。

 

ここまで考えて、Aさんに私の気持ちを伝えずに関係をもう終わりにしようと伝えたことと、AさんをAmway相談室に通報したことを後悔しました。上記の問いに答えられるのはAさんしかいませんし、私が今更気持ちを伝えたいと思っても、AさんはAmwayから私に絶対に連絡するなと言われていますし、Amway相談室にも今後Aさんと連絡を取るつもりはないと話してしまいました。Amwayのブラインド勧誘の抑止になり、withにもAmway相談室にも連絡ありがとうございましたと言われ、私は人のためになることをしたんだと思っていました。私は「2番目の女」に出てくる主人公のように社会のために戦い続けられるかっこいい女性に近づけたのだと思っていました。でも、その選択をすることで失われるものがどんなものかは深く考えていませんでした。AさんはAmwayに入らないという私の意志を尊重してくれたのにも関わらず、Amwayの勧誘者であり、それを明かさず遊びに誘ってきたという理由だけでAさん自身を否定してしまったような気がしました。どうして一時の気の迷いで、大好きなAさんを切り捨ててしまったのでしょう。それと同時に、上記の問いの答えを知りたいと思う自分、Aさんを好きでいる自分も切り捨ててしまったのです。私は、好きな人を傷つけ、自分自身が苦しむ道を選んでしまった。そのことに、通報した後やっと気づいたのです。