僕の傘を探しに

26歳OLの雑記

マッチングアプリ恋活に3つのルールを設けてみた

私は、今後の恋活を進めるにあたってルールを決めることにしました。

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何にでもルールは必要

1つめは、1つ目のオンラインデートでデートの日程をすぐに決めない。2つ目は、デートの回数に応じて見るポイントを変えてみる。3つ目は、恋愛以外の自分の時間を大事にする。

この3つを軸として、恋活を進めて行こうと思います。


前回の記事でも書きましたが、私は5月から恋活を始めて5人と会ってきました。でも未だに彼氏ができていません。デートまで進むことができても、相手を気に入らなかったり、相手に良く思われなかったりすれ違いが生じてしまっています。

私は、自分を消耗せず、質の高い出会いをしていきたいと思っています。

そのためには、一回一回の出会いから多くを学び、反省していかなければなりません。しかし、ここ最近の私はワクチン接種を理由に反省がおろそかになっていたようです。

そこで先手必勝でガンガン男性に攻めていくのではなく、敢えて絶対に陥りたくないケースを考えました。最悪なケースを想定し、そこに陥らないようにしていくことに決めたのです。

絶対にしたくない、なりたくないことは、「好きだと思えない相手に時間を割くこと」と、「相手と一緒になった先の未来をつまらないと思ってしまうこと」でした。

詳しくはこちらから。

momokoara0402.hatenablog.com


そのために今後恋活をしていく際のルールを3つ設けることにしたのです。

①1回目のオンラインデートでデートの日程を決めないようにする。
よっぽど気に入った相手でなければ、決めない。少しでも迷うのであれば、なんとか予定が分からないふりをしてデートの日程を決めずに終える。

一度一人になってから、改めて相手を「男性として」良いと思っているのか考えてみようと思いました。

これは8月、9月に会ったFさん、Mさんとの経験が元になっています。私はビデオ通話の時点で2人を男性として良いと思っていないのに初めてのビデオデート終了後、直接会う約束をしてしまったのです。

私にとって、第一印象は、何よりも大事なのです。人生で初めて自分から告白したIさんも、一目惚れでした。以前の私は、「なんとしても好きになってくれた人の中から選ばなければならない」と思っていました。ネットでそのような内容の記事を見つけ、参考にするつもりがいつの間にか「そうしなければならない」と自分に言い聞かせるようになってしまっていました。

コロナで新たに会う前に「オンラインデート」という段階が生まれたことも原因の1つでした。以前は通話をする人なんてほとんどいませんでした。少しでも良いと思ったら直接会いに行くしかなかったのです。でも、ここ2年の間で生活環境は著しく変化し、直接会わずに様々なことができるように生活の幅が広がりました。

男も、自粛も手に入れたい。つまり、感染リスクを減らすためにも、この「オンラインデート」を活用していく他ないのです。


私は、5月に入ってから4回程度オンラインデートを経験しています。しかし相手の直接会って食事した際と印象が大きく変わることは少なかったように感じました。敢えて挙げるとすれば、上半身しか見えない点、ネット環境やアプリの調子が悪いとビデオ通話が繋がりづらいことがあるという点くらいでしょうか。

なので、直接会って食事するのと大差ないのであればオンラインデートで足切りして良いと思いました。今までは直接会ったら印象が変わるかもしれないと思っていたので会っていました。でも大きく変わることがなかったのでこれ以上そうする必要はないと感じています。

②デートの回数によって確認するポイントを変えていく

確かに①で挙げたようにオンラインデートは便利です。でも、1回のデートで相手の内面が全てわかるはずがありません。withなどのマッチ後メッセージで1週間程度やりとりがスムーズに続いた相手であれば、1回目のオンラインデートで合わないことの方が稀です。withでもPairsでも簡単に好みカードが登録できるので、相手の趣味や、休日の過ごし方、今までのメッセージのやりとりの話をしていればあっという間に時間は過ぎます。

時間は過ぎますが、1回目のデートで分かるのは、せいぜい外見や、雰囲気くらいだと思います。

まだ1回目の段階だと「相手に良い部分を見せよう」とお互い張り切っている状態です。そんなときにどんな恋愛がしたいか、将来結婚願望があるのか確認したところで、本心が聞ける可能性は限りなく低いと思います。

なので恋愛観や、性格の面で「こんな人が良い」という希望があるのであれば、2回目以降に確認した方が効率が良い可能性が高いと感じました。

プロフィールにある理想の男性の性格は、「自分の意見があり、きちんと言葉にして伝えることができる人」「責任感のある人」「性格に裏表がない人」です。

この3点は、相手をある程度知っていないと分からないことなので、直接会ってから少しずつ確かめていくしかありません。

内面は目に見えるものではないので見極めが難しい部分です。しかも、ここの部分の見極めが甘いと後でトラブルになりやすいので、慎重に見ていく必要があります。

ただ、ダラダラと関係を続けて見ていくよりは期間を決めて見極めていった方が効率が良いと思いました。なので、出会ってから1か月以内に性格が自分に合うか見ていこうと思っています。

③自分の趣味の時間をもつ

ここが一番難しい部分かもしれません。アプリで出会いを探し始めてからブログを書いているのもあり自分の時間が取れないことが増えていました。

withのようなメッセージのやりとりが長期間必要なアプリだと手間がかかるのはやむを得ません。さらに検索機能を駆使して自分と合いそうな男性をリサーチする時間も必要になってきます。加えて悩んだ挙句出した「いいね!」に対して必ず「ありがとう!」やメッセージのやり取りが続くとは限りません。

まとめると、withでたくさんの男性と出会うには、たくさんの時間と労力がかかるのです。

でもwithだけで探さなければいけないというわけではない。

つまり、マッチングアプリに使える時間を全てwithに費やすのではなく、他のアプリも使ってみれば良いことに気が付きました。

少し調べてみると、最近は婚活コンシェルジュが自動的に男性を選んでくれるサービスがあるようでした。さらに、前から気になっていた男性を選んでくれ、さらに会う日程まで決めてくれるアプリもあるとのことでした。

これなら、withよりは少ない労力でマッチングできそうです。

早速、新しいアプリ、サービスを利用していくことに決めたのでした。

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【あなたは考えたことある?】恋活における「負け」を定義してみた

私は5月からマッチングアプリで男性と出会い続けていますが、未だに彼氏ができていない状態でした。

そこで、これまで続けてきたやり方を見直して反省し、戦略を練ることにしたのです。

その戦略とは、「負けない恋活」をすることでした。そのためにまず自分の恋活における「負け」を定義することにしました。

なぜそんなことを考えたかというと、韓流ドラマと、最近読んだ「徒然草」の影響を受けたからです。


最近Netflixオリジナルドラマ 「ヴィンツェンツォ」を見終わりました。その中で、心に残るセリフがありました。

「反省とは、変わろうと努力することだ。」


Netflix「ヴィンツェンツォ」ヴィンチェンツォ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
より引用

反省とは、良かったところ、悪かったところをただ考えれば良いというものではないのです。考え、行動に移し、「変わって」いかなければ、意味がないのです。

今までの活動を思い出しました。8月のFさんとの出会いです。Fさんとはオンライン通話の時点で恋人として見ることができるのか、疑問に感じていました。それにも関わらず、私はLINEを交換し、浅草にデートに行ってしまったのです。あれ以降、「男性として見れないと思っている自分」にすぐに気づくことができれば、相手に深い傷を負わせることなく婚活していくことができるのではないかと思っていました。

しかし、Fさんとの出会いで得た学びを活かせていなかったようです。

最近出会ったMさんも、Fさん同様オンラインデートの時点で男性として良いと思えませんでした。思っていないにも関わらず、今回は3回もデートした挙句に告白をお断りしてしまったのです。また相手、自分のお金と時間、気持ちを蔑ろにしてしまったのです。

どうしてこうなってしまうのか、改めて考えました。2人の共通点はオンラインデートの最後、「実際に会いませんか?日程いつにします?」と聞いてきていました。

2回とも私は会ってみたいと思っていませんでした。それにも関わらず、相手の勢いに押されてデートの日程を決めてしまっていたのです。

私に必要なのは、「自分の意思を尊重し、お断りする勇気」でした。

自分を消耗せず、相手の気持ちに失礼のないような「断り方」を考える必要があるようです。

さらに、最近読んだ「徒然草」に、面白いことが書いてありました。

双六の名人に、勝つためのことを尋ねると、「勝とうと思っては打ってはいけない。負けないようにと打つことだ。どの手でいったら、早く負けてしまうかを考えて、その手は避けて、たとえ一目でも遅く負けるような手を選ぶことがたいせつだ」と語った。 


「勝とう」とするのではなく、「負けないように」戦略を練る。先手必勝で成功を得るのが得策だと思っていた私とは違った考えでした。それで今まで失敗してきたのだから、一理あるのかもしれません。

さらに、解説にはこんなことが書かれていました。

攻撃は最大の防御なりとは、敵の平常心の攪乱をねらった戦法だ。この戦法は、平常心を維持している間は有効であるが、攻撃の間に自分の平常心がゆらいでは元も子もない。…すなわち、あらゆる成功は、厳正な自己管理(セルフコントロール)によってもたらされるということ。

 
上記2つ 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫) 勝つと思うな、負けぬと思えー双六の上手より引用


攻めの姿勢でいることは、平常心を維持している間は有効。でも、自分の平常心がゆらいでは意味がない。
つまり、私がTさんにやっていたようなガンガン自分をアピールする方法にも、問題があったのです。あのときは、悩み、苦しみ、完全に視野が狭くなってしまっていたのです。

さらに、あることに気が付きました。この戦法で意識されているのは「勝ち」ではなく「負け」の方です。つまり、最悪の状況を想定し、そうならないよう逆算して行動を起こしているのです。
普通の人が目を向けがちな「成功」ではなく、敢えて「失敗」に目を向ける。双六の名人は、普通の人と違った視点からみて考えているから、「勝てる」のかもしれません。

「負け」てはいけない。でも、婚活で「負ける」ってなんだろう。

婚活での失敗は、普通に考えれば誰とも付き合えないことなのかもしれません。

でも、本当に、そうだろうか。


自分が納得していないのに、世間的に家事ができる人と結婚した方が良いといわれているから、その人を選ぶ。世間的に自分の意思を尊重してくれる人と結婚したほうが良いと言われているから、草食系の男性を選ぶ。世間的にイケメンと付き合うと浮気されやすいと言われているから、敢えてイケメンでない人を選ぶ。子どもの育てやすさを考えたら安定した職業についている男性を選ぶべき。

こういった固定観念に縛られている方が、私にとっては問題であると思いました。

上記の男性と一緒になった先の未来に、ワクワクを感じないからです。


そう。私にとっての「負け」は相手と一緒になった先の未来にワクワクできなくなることだったのです。

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答えはいつだって自分の中にある

自分のワクワクと、意思を尊重して納得のいく恋活をする。

つまり、ワクワクしないことをし続け、相手の意思ばかり尊重する自分を「変える」必要があることに気がついたのでした。

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綺麗な夜景と、汚い私のこころ【幕引きまでのカウントダウン最終回】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと3回目のデートに来ました。森ビルで開催された「KAWS展」を見終わった後、私たちは森ビルの屋上へ向かいました。森ビルで開催されている展覧会を買うと、500円で屋上に入れるとのことでした。

スカイデッキという名前がついていたみたいです。リンク貼っておきます。

tcv.roppongihills.com



屋上へのチケットをMさんが買ってくれ、私たちは荷物をロッカーに預けました。

エレベーターで階を2つ上り、スカイデッキに到着しました。

見た瞬間、東京の夜景って、こんなに綺麗だったんだ。
こんな言葉が出てしまうくらい、目の前には美しい光景が広がっていました。

私たちは黙ってスマホを出し、カシャカシャと写真を撮りました。

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Mさんは、何も話しませんでした。沈黙をかき消すかのように、私は夢中で写真を取り続けました。昔Sさんが教えてくれた通りに、ピントを合わせ、明るさを調整しましたが、なかなかうまく撮れませんでした。苦戦している間、Mさんは写真を撮るのもやめ、なぜか夜景を眺めていました。

まさかだけど、ここで告白するつもりじゃないよね…?

この後、アクイーユで夕飯を食べることになっていますし、さすがにそのとき告白するよね?さすがに。

Mさんが「あっちも見てみようか。」と言い東京タワーの目の前から移動しました。今度はスカイツリーが小さく見えました。

移動してMさんは数枚写真を撮った後、また夜景を眺め始めました。

流石に様子がおかしいな。もしかしていい雰囲気になるの待ってる?

そんなMさんをガン無視して写真を撮り続けていると、「あのさ。最初のwithの秘密の質問、覚えてる?」と言われました。

覚えていませんでした。「質問?」と聞き返すと、「ロマンチックな雰囲気で告白されたいって言ってたよね。」と返ってきました。

そういえば、そうだったかも。「ああ。」と短く返事をしました。

「今、結構ロマンチックな雰囲気だと思うんだ。」そう言って、少しMさんは黙りました。

少しの沈黙の後「ももさん、俺と付き合ってください」と言われました。

 

ついに、来てしまった。


断らなきゃ。そう思った途端、突然頭痛がし始めました。

頭痛いし、断るの、今度にしようかな。一瞬、迷いました。
でもすぐに考え直しました。

今日は男性として見れないと伝えに来たのだから、逃げちゃだめだ。

私は「うーん」と言った後、もう一度黙りました。

そして勇気を振り絞り、「Mさんのこと、凄くいい人だと思うんだけど、男性としては見れていなくて…」と伝えました。

Mさんは、夜景を見たまま「そっか。大丈夫。そう言われるの慣れてるから。ごめんね。変な空気にしちゃって。」と謝りました。

「ううん。」Mさんは絶対に悪くない。それなのに、そう否定することしか、出来ませんでした。


Mさんは明るく「せっかくだから向こうからも夜景見ようか。せっかくだから。」と言って、私たちはさらに違う角度から夜景を見ました。

こういうとき、どうしたら良いのだろう。
この後、お店予約してしまっているし。

少し考えた末に、なるべく余計なことを言わず、必要最低限話すことに決めました。

そして夜景を見終わった後、私たちは森ビルを後にしたのでした。

森ビルを出てから、「せっかくだから、夕ご飯も食べて行こうか。」と言われました。

今思えば、「Mさんが私と一緒に居たくないなら、解散しよう」と言うべきでした。どちらでも良いなら、Mさんを気遣うべきです。でもそのときの私は冷静ではありませんでした。結局、「うん。」とだけ返しました。

気まずい雰囲気の中、気を遣ってMさんが話を振ってくれました。でも告白する前のようには楽しめませんでした。

Mさんが店まで案内してくれ、なんとかアクイーユにたどり着きました。

席に座った瞬間、義務感に駆られ始めました。

最後の機会だから、Mさんの話をきちんと聞かなければならない。不満でも、批判でも、なんでも良いのだから、聞かなければならない。Mさんが私に好意を寄せていると知っていて一ヶ月間遊びに付き合わせた代償を、償わなければならない。

気が重くなっていました。

それでもMさんと一緒にメニューを見ました。

Mさんは、以前だったらお箸をとってくれたりメニューを見せてくれたりしていました。でも今回はそうしてもらってはいけません。ここにいること自体、Mさんを弄んでいるのと同然なのですから。

なので私がおしぼりを取って向かいに座っているMさんが見やすいようメニューを広げました。

少し悩んだ後、私たちはオムライスを頼むことにしました。

Mさんはカレーのオムライス、私はトマトソースのオムライスを注文しました。

料理を待っている間、Mさんは「今日の写真送るね」と言い、ラインのトークルームに写真を3枚送ってくれました。

もう会わないから送らなくていいよ、とは言えませんでした。
黙って「ありがとう」と言いました。

アクイーユの店内は童話の世界のような雰囲気が漂っています。かわいらしい小物が飾られ、窓にはハロウィンシーズンだからなのかかぼちゃの絵が描かれています。さらに、ディズニーランドのイッツアスモールワールドのような曲が流れていました。
楽し気な雰囲気とは裏腹に、私たちは険悪なムードの中料理が来るのを待ちました。

待っている間、以前アクイーユに来たことを思い出しました。
前来たのは、3年前でした。ここは、3年前別れた元カレSさんと来た場所です。

店内を見渡しながら、懐かしいな。そう思っていました。

今回Mさんと座った席は入口に近い4人掛けのテーブル席でしたが、以前来た際はもう少し奥の方の席でした。

ここ、店内が少し広くて店員さんを呼びづらいんだよなあ。今も昔も、変わってない。Sさんも、「ここかわいいね」と言っていたのを思い出しました。前はオムライスなんてなくて、パスタかパンケーキしかありませんでした。やむを得ず私はクリームパスタと、パンケーキを注文しました。Sさんは、何を頼んでいたっけ。忘れてしまったけれど、2人ともお腹いっぱいで、パンケーキを残してしまいました。

3年前Sさんと一緒にアクイーユに行ったときの話はこちらからどうぞ。

momokoara0402.hatenablog.com

 

Mさんは、店員さんが運んでくるパンケーキを見て、「おいしそうだね」と言いました。食べきれなかった思い出があることは胸に秘め、「ああいうの、意外とお腹いっぱいになるんだよね」と返しました。


そうしていると先にたらこソースのオムライスが運ばれてきました。

どちらも頼んでいない料理でした。

店員さんが間違えてしまったのでしょう。私がなにか言おうとしたときでした。「いや、注文してないです」と怒ったような素振りでMさんが言いました。


完全に、八つ当たりです。本当は私に当たりたいのでしょうが、我慢していたのでしょう。

 

しばらくすると、先にMさんのオムライスが来ました。Mさんは「せっかくだから」と言って取り分けてくれました。今思えば、度々言っていた「せっかくだから」という言葉は、もう帰りたいと思ってしまう自分自身に言い聞かせていたのでしょう。

あまり取り分けてもらう気分ではない、とは言えませんでした。
また「ありがとう」とだけ言ってもらいました。

そして私の分のオムライスがようやく来ました。

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慌てて撮ったのでおしぼりが映り込んでいる

人の分を貰っておいて取り分けないのも変なので、Mさんの分を分けて渡しました。

本当は、たい焼きを食べてしまったのでお腹がいっぱいでした。

でも、気まずいので早く帰りたいという気持ちが勝ちました。

私はなんとかオムライスを平らげ、水を飲み干しました。


食べている間、「今回の反省を活かしていかなければいけないと思ってる。そのことを仕事にも活かします」と言われました。わざわざ直接言わなくてもいいのに、と思いました。今思えばMさんも冷静でなかったのかもしれません。

最後に、「なにか言いたいことがあれば、なんでも言ってください。」と言いました。

「なんか、(言い方が)強いんだよなあ。」と言った後、「ありがとうございました。」と言われました。顔が、怒っていました。それでも罵倒されずにすんでほっとした私は伝票を手にしたMさんに向かって手を差し出しました。


「何?ここはまかせろみたいな感じ」と言いながら、伝票を渡してくれました。

いくらでも払うから、もう帰らせてほしい。
お金で解決できるのであれば、そうしたい。

そう思って、最後は私が会計を済ませました。

そして、恵比寿駅に戻りました。

Mさんは日比谷線に乗るはずでした。
でも日比谷線の改札を通りすぎ、私が乗るJRの改札まで送ってくれました。

別れ際、「じゃあ、今日はありがとうね。」と言われました。

「こちらこそ、ありがとう。」そう言って私は改札を通り抜けたのでした。

駅を降りて、自宅に向かっている途中、告白されたときに見た夜景を思い出しました。

自分の気持ちにきちんと向き合わず、Mさんの好意に甘えてしまった私。私の心のように、汚いものがあるからこそ、あの夜景が美しいと感じることができるのだろう。

自分の気持ちを正当化しながら、新宿の夜空を見上げたのでした。


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①はこちらからから。

momokoara0402.hatenablog.com


Mさんの記事をタイトル下にある「Mさん編」という名前のカテゴリーにまとめました。クリックするとMさんとのマッチング~デート3回分の記事が全て見れます。

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マッチングアプリで出会った男性とバンクシー展・KAWS展に行ってきました【幕引きまでのカウントダウン②】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんに別れを告げてきました。
3回目のデートで、別れを告げるまでに行った場所をご紹介します。

3回目のデートでは、まず「バンクシーって誰?」展に行きました。

whoisbanksy.jp


Mさんは私の連絡の頻度が落ちたことを気にしているようでした。なので、最初はぎすぎすした空気の中、バンクシー展の入場を待ちました。

しかし、時間とともに段々雰囲気は元に戻り、バンクシー展の入場の時間になりました。

中には、バンクシーの作品を再現したセットがたくさん置いてありました。一部撮影できない作品がありますが、ほぼ写真撮影OKです。

とにかく、セットが凄いです。こんな感じで、壁の汚れた感じもリアルに再現されています。

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諜報機関があるイギリスを風刺した作品

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かの有名なネズミ。Mさんテンション上がってた

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かわいすぎる猫。そんな目で見ないでよ

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平和の象徴であるハトが、スナイパーで狙われている

寺田倉庫は、美術館というより、遊園地のアトラクションのような雰囲気です。


あまり詳しい説明はなく、どちらかというとバンクシーの作品が書かれた環境を忠実に再現することに注力した展覧会でした。

Mさんはあまり興味が無さそうでした。というか、書かれた意図が分からなかったみたいです。「この絵、なに?どういうこと?」とばかり言っていました。作品の写真だけスマホでカシャカシャ撮ると、何も言わずにスタスタと次に進んでしまいます。

負けじと私は作品の説明をじっくり読んでいました。
以前私は「バンクシー展 天才か反逆者か」という展覧会にも行っていました。一部バンクシーのインスタで見た新しい作品の展示がありましたが、基本的には以前の展覧会と同じ作品が並んでいたように思います。

Mさんは、動物好きだからなのか、ネズミばかりを見つけては私に報告ばかりしていました。あまり作品自体は気に入らなかったのかもしれません。

一部バンクシーのインスタと連携して楽しめるエリアがあったのですが、Mさんはインスタをやっていないようでさっさと先に進んでしまいました。

とにかく、最後に展示されていたこの風船の少女をなんとか写真に収め、バンクシー展を後にしました。

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私は、今日Mさんを手放すんだ。あの少女みたいに。

そして、次は昼食でした。恵比寿に移動し、「ライオンのいるサーカス」というレストランに行きました。

tabelog.com


食べてきたのがこちら。

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つけナポリタンというナポリタンのつけ麵バージョンの料理です。味は普通のナポリタンです。でもお店が結構レトロでいい雰囲気でした。

ナポリタンのトッピングは2つ選べます。

私はがっつりガーリックとブロッコリーを選びました。小さいデザートもついてきます。

食べながら、1時間半くらい話をしました。

私ばかり話していました。占いや仕事、部屋のレイアウトなど、聞いても面白くないようなことばかり話しました。

べらべら話しているのに、何を話したら良いのか分かりませんでした。本来であれば、Mさんのことを聞く時間であるはずです。でも、私は今日別れを告げなければいけません。もう、どうしたってこの時間を有益に過ごす方法は思いつきませんでした。

Mさんは全くいい雰囲気にもっていかない私を不思議そうな目で見ていました。それなのに占いとか、風水の話までし始めた私に少し戸惑いを隠せないでいるようでした。


そして時間は経ち、Mさんの行きたがっていた恵比寿のたい焼き屋さんに来ました。2人で1匹ずつたい焼きを買い、近くの公園のイスに座って食べました。

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ただのたい焼きの写真なのに、哀愁漂っている

公園内では、たくさんの子どもたちが遊んでいました。
Mさんが、「俺、一回保育士になろうかと思ったんだよね。ももさんは、子どもとか好き?」と聞きました。「うーん…。あんまり小さい子と関わる機会がなかったからなあ。精神年齢低いから、子どもと気が合うような気はするけれど」とだけ答えました。

子ども。この先、きっと母になるか、そうでない人生を送るのかを決めるときが来るのでしょう。それを決める未来が刻一刻と迫ってきているのに、全く自覚が持てないでいます。

子ども好きなMさんは、きっといいお父さんになるのでしょう。でも、そのとき隣にいるのは私ではないのでしょう。

無邪気に鬼ごっこをしている子どもを見ながら、そんなことを考えてしまう自分に、嫌気が差しました。

食べ終わり、今度は「KAWS展」に行くため、六本木に移動しました。


少し早めに着いたので、六本木ヒルズの中を散策することにしました。「服がないから、少し見たいな」と言って、「UNITED ARROWS」と「BEAMS」に入りました。服を手に取り、「これとかどう思う?」と意見を求めてみました。Mさんは控えめな感じで「これも良さそう」と教えてくれたりしました。でも、小さい声で「あんまり、俺も服に詳しくないから…」とも言いました。

これから詳しくなれる可能性だってあるじゃん。と心の中だけ呟き、それ以上はあまり聞いてもいけないかと思い、黙って服を見ました。

見ているとあっという間に時間が経ち、KAWS展の入場可能時間がやってきました。

そして、森ビルの「KAWS展」の入場待機列に並びました。
KAWS展のリンクも貼っておきますね。
https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/k

私が最初の銀座デートで「KAWS展」の図録を見て喜んでいたので、誘ってくれたみたいです。個人的には、バンクシー展よりKAWS展の方が見ごたえがあったかもしれません。

日曜日というのもあり、こちらもかなり混んでいました。少し待ってから中に入りました。もちろん作品の写真撮影はOKです。

中にはこんな感じの絵や、KAWSの置物がたくさん置いてありました。

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顔がこれだと、色気もへったくれもない

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結構でかい

どれも、つい笑ってしまうようなおかしくも、楽しい作品ばかりです。

中に、スマホアプリを利用して楽しむ作品もありました。

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本当は白い台の上に表れるはずが、バグって違う場所に現れた

さらに、KAWSの顔のフィルターがかかった写真を撮れるブースもありました。少し並ぶと撮影できます。追加料金も発生しません。

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右にMさん映ってしまっているので半分に切っています

最後に、落書きできるスペースもありました。会場に用意された機械に絵を描きこむと、画面の中に反映されます(Mさんの描いた絵が入ってしまっているので、写真は載せれませんが…)。



一通り見終わった後、Mさんから「森ビルの屋上、綺麗な夜景が見れるらしいから行こう」と言われました。「こういうイベントのチケットを買っていると500円で入場できるから」とのことでした。

そして、私たちは森ビルの屋上へ向かいました。

①はこちらからから。

momokoara0402.hatenablog.com


Mさんについてはこちらからどうぞ。

 

momokoara0402.hatenablog.com



幕引きまでのカウントダウン【マッチングアプリ:別れの匂わせ方】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと別れを告げてきました。

Mさんとは、3回目のデートの約束をしていました。
3回目のデートは、「バンクシーって誰?展」と、「KAWS展」に行った後、代官山のアクイーユで夕食を食べる約束をしていました。

当日は、天王洲アイル駅に12時集合でした。当日、起きたときからかなり気持ちが沈んでいました。今日、Mさんを男性として見れないと伝えなければいけないからです。

Mさんとのデートで、見た目に磨きをかけたいと思えたことはありませんでした。今日も、同じでした。大体で化粧を済ませ、重い体を引きずって家を出ました。

ああ、別れを告げるって、こんな気持ちになるんだ。気が重いな。行きたくないな。断った際、ひどい言葉を掛けられる可能性だってある。傷つけられて、立ち直れなくなるかもしれない。

いつも、男性を振るときに思い出すことがあります。

4年前。大学生の頃。Tinderで出会った体目的の男性、Yさんともう今後会うつもりがないことを伝えに行きました。Yさんとは一度体の関係を持っていました。でも、セフレになるつもりは全くありませんでした。Yさんにそのことを伝えると、「せめてもう一度ヤらせろ」と言われたのです。本当に、ヤれれば誰だっていいんだ。頭では、理解していたつもりだったのに。私には、体しか価値がないのだろうか。改めて言われると傷つきました。

私は男性に別れを告げるとき、いつもそのときの思い出がフラッシュバックします。

Yさんとの詳しい話はこちらから。

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そんなことを考えていたら、あっという間に天王洲アイル駅にたどり着きました。

Mさんとは、駅の改札前で待ち合わせしていました。改札付近には、少し早めに着きました。少し改札付近で時間を潰していると、「着いたら連絡してね」とMさんから連絡が来ました。もうMさんは到着しているようでした。

行きたくない。今日は夜までだし、Mさんを振らなければいけない。体力をつけておこう。
そう思った私は、魔法のドリンクオロナミンCを買い、飲んでから改札に向かいました。



改札を出ると、やはりMさんが先に待っていました。

そして早速、「バンクシーって誰?展」に向かいました。
展示会が行われている寺田倉庫は、入場待ちの人でごった返していました。
入場まで30分ほど待ち、ようやく入れました。

それまでMさんとの会話は全く弾みませんでした。

並び始めて「ねえ、今週、忙しかったの?」と聞かれました。少し、怒っているような声色でした。Mさんが怒っている理由は、すぐに分かりました。

私はMさんに別れを告げると決めてから、LINEの返信を遅らせていました。

悩んだ末の決断でした。突然何の前触れもなくMさんを振ったら、ショックが大きいかもしれない、と思ったのです。なので、終わりを匂わせるために返信を遅らせていました。
気持ちの面でもすぐに返したくない、と思っていました。Mさんは私のことばかり考えていました。でも、私はMさんを男性として好きになっていませんでした。完全に、温度差が生まれていました。Mさんから連絡が来る度に、Mさんを好きになれない自分を責めていました。

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こういうとき、どうするのが正解なのだろう

罪悪感から逃れたいと思うあまり、トークルームを開かなくなっていたのです。

少し黙ってから、「月初だったからそれなりにね。まあ、定時には帰れていたけれど…」という矛盾した返事をしました。

Mさんは「そっか。なんか、忙しそうだな?と思ってさ」と言いました。忙しそうだな?の部分に圧を感じました。どう考えても、棘があるような言い方でした。

すると、やはりMさんは自分の仕事の話をし始めました。

以前にも聞いていましたが、今月は少し忙しい月になので、残業をしているとのことでした。

口にはしませんでしたが、「俺は忙しくても返信しているのに、どうして君は連絡を寄こさないんだ」と言いたいのでしょう。

でも全て、私の勝手な判断が招いた結果でした。

全て、甘んじて受け入れよう。今日は、そのために来たのだから。

そう自分に言い聞かせ、ぎすぎすした空気の中入場を待ちました。

ぎすぎすしながらもなんだかんだでMさんが話を振ってくれ、ようやくマイルドな雰囲気になりました。

そして、私たちが入場する番がやってきました。

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26歳にんにく大好き女が、「すごい!!にんにくビーフ」食べてみた

この世には、2種類の食べ物がある。

それは、にんにくが入った食べ物と、にんにくの入っていない食べ物である。

にんにくの話をすると、「にんにくの匂いは臭いんじゃない。いい匂いだから。」と話していた高校時代の友人を思い出します。

そんなわけで、今回はにんにく好きによるにんにく好きのみなさまにオススメしたい、「すごい!!にんにくビーフ」をご紹介します。にんにく味のポテトチップスです。


ある日、夕飯を買いにセブンイレブンに行った際、黄色いパッケージのポテトチップスがあることに気がつきました。一度見たときは「なんか黄色すぎて怖いから買うのやめておこう」と思っただけでした。でも、それ以降セブンイレブンに行く度に目に入り、ずっと気にしていました。そして遂に買ってしまったのが始まりです。すっかりはまり、今回で3回目の購入になります。


実物はこんな感じです。

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明らかにやばそうな見た目をしている

ね、思ったより黄色いでしょ。

よく見ると2箇所に激臭注意の警告が書かれています。

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いや、2回も警告を書かないといけないって、どんだけ臭いの?どうやらただのポテトチップスではなさそうです。

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裏にちょっとした説明が書かれていました。「ケタ外れのにんにくの風味とビーフの旨み」「ピリ辛唐辛子」そしてまた「激臭」が凄いとのことです。

中を開けてみると、こんな感じです。見た目は普通ですが、激臭注意というだけあって20㎝くらい離れていてもにんにくの匂いがしてきます。
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見た感じは普通のポテトチップスです。

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そして一口ぱくりと食べると…

 

うまいうまい。食べ始めると、とにかく手が止まらない。

 

さあ、食べながら「すごい!にんにくビーフ」を食べるべき理由を説明していきます。

①にんにくの味がとんでもなく濃い
これまで食べてきたどんなにんにく味の食べ物よりもにんにくが凝縮されたような味がします。量はそんなに入っていませんが、1袋食べただけでにんにくを丸ごと4個くらい食べたような満足感が味わえます。


②後味が苦くない
本物のにんにくを丸ごと食べると、後味が苦いと感じる方も多いのではないでしょうか?私もそうです。また、同じセブンイレブンで販売されている「つまみにんにく」も好きでよく買っていました。

7premium.jp

この「つまみにんにく」も美味しいのですが結構後味が苦いです。おつまみなので本物のにんにくに近いのでしょう。お酒を飲む人からしたらそれが良いのかもしれません。でも子ども舌の私は、苦くないほうが好きなのです。つまみにんにくの苦くないバージョンがあったら良いな、といつも思っていました。
それに対し、この「すごい!!にんにくビーフ」はにんにくだけでなくビーフの味もします。さらに後味に唐辛子の味がするので苦味を強く感じません。私からしたら、にんにくの良い部分だけ集めて凝縮したようなポテトチップスなのです。

③シンプルに安い
こちら、128円で買えます。にんにく好きからしたら、安い!!( ゚Д゚)と言わざるを得ません。お菓子だから食べたいときにすぐに食べられますし。こんなににんにくを食べたような気になれるお菓子がたった128円だなんて、信じられないです。128円以上の満足感を味わえること、間違いなしです。

最後に、こちら、セブンイレブン限定商品になります。他のコンビニでは販売していませんので、その点だけご注意を。
地元のセブンイレブンでも置いているときと置いていないときがあるので、もしかしたら買いに行った際に置いていない可能性もあります。その場合は、めげずに探してみてください。

今日の仕事帰り、学校帰りに128円で「幸せ」を買いに行ってみませんか?
疲れた体、心に効きますよ。

さらに、にんにく好きの方も、満足できること間違いなしです。


今日もあっという間に完食してしまった。本当に美味しすぎる。

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変わってほしいと言った先には終わりが待っている【マッチングアプリ】

私はマッチングアプリで出会った28歳男性、Mさんと2回デートを済ませ、3回目のデートの約束をしました。表面上は、うまくいっているように見えました。

でも、私はMさんとこれからも関係を続けるか悩んでいました。
私はMさんを男性として良いと思えなかったからです。

Mさんは、きっと今まで私を好きになってくれた男性の中で、一番尽くしてくれている人なんじゃないか。この人なら大切にしてくれそう。そう思ってこれまでデートを続けてきました。

Mさんは、デート場所をきちんと事前に考えてくれる男性でした。それが出不精な私にはとてもありがたかったのです。それに、アプリでかつてないほど食事を奢ってくれました。計画を立ててお金まで出してくれる男性なんて、今まで会ったことがありませんでした。

Mさんは都内に住んでおり、転勤のない職業に就いていました。これからも東京に住み続けたいと思う私は、明るい未来を思い描くことができました。身長だって170cmあって、テニスをやっているため太る心配もないのです。

それなのに、私はMさんを男性として見られませんでした。

私は3年前元カレKさんに告白されたときも、友人にしか思えず、性行為を拒否してしまったのでした。
Mさんは、元カレKさんに少し似ています。Kさんのときのように一緒にいても何を話して良いか困ることがないし、楽しいのです。でも、男性として良いと感じることはありませんでした。

Mさんは私を知ろうとしてくれますが、私はMさんを知ろうとは思えませんでした。Mさんはバチェラーなどの私がおもしろいと思った番組や、キヨのゲーム実況を見てくれていました。それに対して私は「景虎」にパスタを食べに行ったり、YOASOBIの「あの夢をなぞって」を聞いただけでした。それ以上は、Mさんに合わせたいと思えなかったのです

さらに、私はMさんの外見を変えてほしいとばかり思っていました。ひげも髪型も変えてほしい。まだ会って2回目なのに、相手に変わることばかり求めていて大丈夫なのだろうか、と不安に思いました。

最初にデートに行った際、実はMさんはひげを生やしていました。「ねえ、そのひげは、絶対に生やさないといけない?」と聞くと、「いや休み中に自分なりに研究してこうなった」と言っていました。うーん。ないほうが良いよなあ。私は素直に、「ねえ、剃ってほしいな?」と頼んでみました。Mさんは「ももさんが嫌なら良いよ。」と言ってくれました。

次の新宿デートでカフェに行った際、Mさんは綺麗に剃られたひげを見せてくれました。「ももさんに褒められるかもって想像しちゃった」と言われたので、「ふうん。いいじゃん。」とだけ返しておきました。返事はそっけなく返しましたが、生えていたときより、いい感じだと思っていました。

その際、もう一度Mさんを男性として見られるか考えてみました。でも、ひげだけでは駄目でした。Mさんのプロフィール写真は、もう少し髪が長く、ひげは生えていない状態でした。プロフィール写真より痩せたのは良いのですが、実はプロフィール写真のMさんの方が好きでした。嫌な言い方をしてしまいますが、首から下は大丈夫なのです。問題は、首から上のように感じました。せっかくひげを剃ってくれたけど、髪型も変えてほしいな。後日それを伝えると、「髪に癖があるから無理」と言われてしまいました。

そこで、気づきました。多分、これ以上Mさんを変えるのには限界があるMさんは、私に合っていない

また、3年前付き合っていたSさんを思い出しました。Sさんは、いつも私に変わってほしいと言っていました。もっと、自分の意見を言ってくれと言っていました。付き合っている間、私はずっとSさんの望むように変わりたいと思っていました。でも、20年近く親の言いなりにしか生きてこなかった私が、すぐに変われるはずがありませんでした。

2ヶ月前、復縁したいと言ったときもそうでした。私がどう変わっているかをずっと気にしていました。でも、私はSさんが望むような女性には変われていなかったようです。最終的に復縁は叶いませんでした。

人が変わるのには、限界があるのです。人が変わるのには、時間がかかるのです。それを気長に待とうと思えるほど、私は成熟した人間ではないのです。

もう、終わっている。いや、最初から、終わっていたのかもしれない。

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現実になった「ドライフラワー

前回マッチングアプリで出会った男性Tさんに振られてから初めて、私は冷静な判断ができたようです。


でも、次のデートの約束はしてしまっています。その日行けると伝えてしまったのに今からキャンセルするのは失礼かもしれない。それなら、次のデートで直接伝えるしかない。

私は次のデートでMさんに別れを告げることに決めたのでした。

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